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亀井大臣が「経済を上昇気流に乗せるには国債発行しかない」と大胆発言!
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/269.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 25 日 09:14:14: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: 新貸出制度 日銀の仕事ではない 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 25 日 09:12:47)

http://www.zaikei.co.jp/article/biznews/100523/47933.html

【「霞ヶ関発・兜町着」直行便】

  先日、自民党の参院選挙公約を紹介した折、「成長戦略が乏しい」と指摘したが、同党は同じ日に「成長戦略のための24の個別政策プラン・日本フェニックス戦略」なるものを発表していた。A4判50頁にも及ぶ大部で、今年の初めから経済界、研究者、官僚、文化人等との討論を経てまとめたものだという。内容については逐次、この欄で論評していきたいが、まずは「成長戦略が乏しい」との前言は訂正しておきたい。

  さて、永田町・霞ヶ関は普天間基地移設、口蹄疫の被害拡大等の対応に追われ、重要法案、重要政策の審議や検討が後手後手に回っている。6月に詳しいプランを策定することになっていた財政再建、経済成長、税制改革も一向に進んでいない。例年ならば、政府与党は「骨太の方針」を立て、次年度の予算の骨格づくりに入るところだが、参院選を控え選挙公約(マニフェスト)の策定を優先させている。つまり、民主党は選挙に勝つための政策づくりを先行し、国家運営、行財政運営を預かる政府与党の責任を「疎(おろそ)か」にしているといわざるを得ない。

  こういう状況にあって、ポイントを衝いた発言をするのは、やはり亀井金融担当大臣。18日のフリー記者を対象にした定例会見では、「成長戦略」についてこう持論を展開した。

  例えは悪いかもしれないが、井戸の水がなくなってきているときに、汲み上げる釣瓶を増やしたりしたところで、たくさん汲み上げられる保証は全然ない。消費税率を10%上げてみたところで、20何兆の税収アップかと言うと、そんなことはない。経済が冷え込んでいけば、みんなの所得がどんどん下がって、税率を幾ら上げたって駄目。増税措置をとることによって逆に経済が冷え、ますます税収は落ち込んでいく。

  大事なことは、やはり井戸水を増やすこと。それなのに、政府税調を含めて、税調議論というのは、経済がちゃんとしているということの前提に立って、税の公平性だとか、純技術的な狭い議論が横行してしまう。問題は、「中期財政見積もりだ」、「見通しだ」とか言ってみたところで、現実、来年の予算をどうするのかということ。来年度予算編成で経済が良い状況になれば良いが、たまたま中国の景気が良いから、輸出が良いから、みたいなことだけ乗っかっている状況ではなくて、日本経済が本当に上昇気流に乗ってくるというような状況にあるのかと言ったら、まだない。そういう状況下において、どういう予算を組んで上昇気流に乗せるのか。今年度も税収は強目に見積もったって38兆円ぐらい。埋蔵金だとか特別会計をいくらいじったところで、そんなに出てくるはずがない。あとは増税するか借りるしかない。借りるといったら国債。それをピシッと切ってしまっては緊縮財政になってしまう。今年並みの予算で経済が活性化していく見通しがあるのか、ないのかという判断を抜きにして、23年度も22年度並みにすれば良いのだという着眼点を決めるのは間違っている、と言っているのです。最初から財源ありきみたいなことで帳尻合わせをやって、この10何年間、財務省に全部乗せられ経済がこうなってきてしまった。

  すぐギリシャのことを持ち出して、国債を押さえることばかり言うが、日本はまだ国債をどんどん国内で消化できる、それだけの体力はある。アメリカの分まで消化してしまっているのだから。そういう体力がまだあるときに、国力を強くすることをやっていかないと駄目だ。それを、「ギリシャが大変だから国債発行を押さえましょう」みたいなことで国力を更に弱めることをやったら、それこそギリシャの二の舞になってしまう。議論が逆立ちしている。特に事務当局の考えというのは常に逆立ちしている。それに政府が流されていったら大変なことになる。菅(財務大臣)は優秀だから、そんなことはないと思うけれども、しかし菅も私の賞賛に堪えるような仕事をしなければ駄目だ。

  遂にとばっちりが菅副総理兼財務大臣に及んだが、問題は亀井大臣の提唱する積極経済政策の中味だ。国民新党の経済政策を見ても総花的で他党と特に際立ったものはない。敢えて言えば「地方」に手厚くというくらいで、亀井さんが「カネをもっと使え」と大声で叫ぶほどには、経済成長に貢献する政策を用意しているとは思えないのだが。(情報提供:日本インタビュ新聞社 Media−IR)
 

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コメント
 
01. 2010年5月25日 10:19:38: eJpJR4SFmM
大胆発言!
ではない、
当たり前の発言だ。

正論だ。

>>問題は亀井大臣の提唱する積極経済政策の中味だ。国民新党の経済政策を見ても総花的で他党と特に際立ったものはない。敢えて言えば「地方」に手厚くというくらいで、亀井さんが「カネをもっと使え」と大声で叫ぶほどには、経済成長に貢献する政策を用意しているとは思えないのだが。

どの分野が経済成長するのかは、国民が決める。
国民の購買力が決める。

そのために国民に購買力を与える政策であればよい。

「カネをもっと使え」で充分である。


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