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公的部門の給与増、国家財政の悪化招いた=ECB専務理事
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/325.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 28 日 08:17:34: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: 日本の財政は「転換点」通過、利払い増止まらず市場激変も−大和CM 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 28 日 08:16:15)

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100527-00000370-reu-bus_all

[ミラノ 27日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のビーニ・スマギ専務理事は、公的部門の給与が民間部門を上回るペースで増加したことが、ユーロ圏の国家財政の悪化を招く原因となった、との認識を示した。
 専務理事は27日付イタリア紙コリエレ・デラ・セラに寄稿し、ユーロ圏では過去10年間に、民間部門の給与が平均24%増加したのに対し、公的部門は同36%増加した、と指摘。
 公的部門の給与が著しく増加したことが国家財政悪化の主因だとして、「もし公的部門の給与が民間と同じペースで増加していたら、昨年のギリシャの財政赤字は、実際の水準よりも国内総生産(GDP)比で3%ポイント超低い水準にとどまっていただろう」との見方を示した。
 
 また過去10年における公的部門の給与の大幅増加は、国家財政だけでなく、欧州経済の成長の可能性も圧迫したと指摘。「公的部門の給与体系を迅速かつ抜本的に改革しなければ、国家財政を再び健全化し、成長を加速することはできない」と述べた。  

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