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不審な点を感じる菅民主党再検討:民主党幹部がオフレコで漏らした「鳩山・小沢対決」の真実 菅・仙谷体制で衆参ダブル選挙も浮
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/520.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 6 月 08 日 11:14:43: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: なぜ円ドル相場は午後10時半に急変するのか 投稿者 gikou89 日時 2010 年 6 月 08 日 11:00:55)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100605-00000001-gendaibiz-pol

6月4日午前、国会内で開催された民主党の衆参両院議員総会で菅直人副総理・財務相が対立候補の樽床伸二衆院環境委員長を291票対129票の大差で破り新代表に選出された。さらに同日午後、衆参両院本会議の首班指名選挙で第94代内閣総理大臣に指名された。

 菅新首相は直ちに内閣の要となる官房長官に仙谷由人国家戦略担当相の起用だけを決めた。だが、焦点の小沢一郎幹事長の後任を含めた党の新執行部人事を週明けの7日、組閣は8日に行うことになった。

 それでも新官房長官に反小沢色の濃い仙谷氏を据えることを決定したことから、菅政権の陣立てと執行部が"小沢包囲網"色彩の強いものになるのは必至だ。

 これは、菅氏が3日の代表選出馬表明記者会見で「(小沢さんには)しばらく静にしていただいた方が本人にも、民主党にも、日本の政治にとってもいいのではないか」と発言したことからも十分予想されたことだ。

 そもそも「鳩山・小沢ダブル辞任劇」は、5月30日夜、首相公邸で行われた鳩山由紀夫首相と小沢幹事長(当時、以下同じ)の極秘会談から始まった。そこで小沢氏は鳩山氏に対し、民主党参院側、特に輿石東・幹事長職代行(参院議員会長)をはじめ改選組からの首相交代を求める声を抑えきれない、と事実上の首相退陣を求めたというのだ。

 一方の鳩山氏は、参院選を控えた現在の厳しい情勢を打開するには自分も退くが、小沢氏も幹事長職から引いて欲しいと持ちかけたとされる。 

 予想外の話に仰天した小沢氏は、引き続き協議することの一致を確認しただけで公邸を後にしたという。両者の攻防は、翌日31日午後の国会内の総理大臣室での「7分間会談」(輿石氏も同席)、6月1日夜の2回目の鳩山・小沢・輿石3者会談と続いた。

 ここで注目すべきは「7分間会談」である。仙谷氏の助言を容れた首相サイドが呼びかけて実現したものだが、ここで鳩山氏は小沢氏に引導を渡したのは事実である。

 読売新聞(3日付朝刊)は、小沢氏が1日夜に公邸に電話し、強く退陣を迫ったことが首相決断の引き金となったと報じたが、これは小沢氏側のリークである。しかし真相は、鳩山首相が2日夕のぶら下り取材で、31日に辞意を伝え、1日には小沢幹事長にも退いて頂きたいと申し入れたと、一連の顛末を明らかにした通りである。

 それは、同日夜、麹町の居酒屋で輿石氏と側近の高嶋良充筆頭副幹事長、平田健二参院国対委員長の3人が呑んだ後のオフレコ懇談で証明されたのだ。議員宿舎に戻った平田氏は番記者から首相会見の内容を聞かされ、

「バカだ。墓場まで持って行く話だろ。アホだ。こんな人は信用できないだろ。アメリカでもどこでも、(鳩山氏は)秘密の話であっても、べらべらしゃべっちゃうだろうな」

 と、酔いと怒りに任せて真実を明かしたのだ。

 結果論だが、鳩山氏は31日段階ですでに、自らを捨てて小沢氏との"抱き合い心中"を決めていたということである。では、なぜ「ダブル辞任」だったのか。

 朝日新聞世論調査(5月29~30日実施)の結果がその理由を示している。同調査の非公開結果によると、「鳩山内閣支持率17%」の内実は、全体の年代別が50代16%、60代14%、女の年代別は20代3%、50代13%、60代10%、政党別では無党派7%、というものだった。

 この驚愕する数値は、「小鳩体制」で参院選に臨めば改選議53が40台を割り込む大敗を喫することを予想するものだ。参院の過半数割れは、直ちに政権枠組み組み換えのための政党間協議の必要を意味する。

 ところが、小沢幹事長主導の協議にみんなの党(渡辺喜美代表)が応じることはないし、小沢氏が期待していた公明党(山口那津男代表)とのパーシャル連合も難しくなるのだ。87%の国民が今回の小沢辞任を評価(朝日調査)しているが、その傾向は特に女性の反応からくるものなのだ。

 従って、鳩山氏は小沢後継幹事長を実現するために小沢氏との"差し違え"を決断したのである。いずれにしても、通常国会の会期延長も確定的となったことから参院選は7月25日に先送りされることと、「菅・仙谷体制」発足によって「衆参ダブル選挙」論が急浮上することは間違いない。


(著者:歳川 隆雄)
 

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