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新刊書を勝ったら「書籍スキャン」サービスで電子化してiPadで読もう。既存の本が出版社で電子化されて発売されるのは遠い
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/699.html
投稿者 TORA 日時 2010 年 6 月 19 日 14:40:13: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu218.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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新刊書を勝ったら「書籍スキャン」サービスで電子化してiPadで読もう。
既存の本が出版社で電子化されて発売されるのは遠い将来になる。

2010年6月19日 土曜日

◆電子書籍の行方は? 一冊90円の「書籍スキャン」サービス 6月11日 サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?d=0611&f=it_0611_014.shtml&y=2010

 iPadの発売により、ますます普及する電子書籍は、今後、どういった方向に発展していくのだろうか?印刷された本は重たいし、場所も取るので、収蔵価値のある珍しい本以外は電子化してしまいたいというのは多くの愛書家が考えることであろう。だがスキャナーを使った経験のある人は、そのアイデアは素晴らしいが、印刷物の電子書籍化は簡単な作業ではなく、そこに費やす労力を考えると割に合わないと思うに違いない。
 
  自分の労力や時間を使うことなく、わずかな費用で書籍の電子化が可能なのであれば、多くの人が試してみたいはずだ。ドライバレッジジャパン社が提供する「書籍スキャン」サービスでは、350ページ以内の本を電子データに変換するのに一冊あたり90円しかかからない。非常に安い価格に、多くの人が驚かれるであろう。

  「書籍スキャン」サービスの利用方法は簡単。まず電子化したい本が処理条件に合致していることを確認する。そして本の冊数を計算し、ドライバレッジジャパン社に申し込み、支払いを済ませてから本を梱包して郵送する。そして、専用のサイトからファイルをダウンロードするか、電子書籍を焼いたDVDを受け取る。スキャンサービスが安価である秘密は、最新式のスキャナーにある。一般のスキャナーは1度に1枚の書類しかスキャンできないが、ScanSnap(S1500)であれば、FAXのように連続50枚の書類をスキャンでき、しかも1分あたり20ページの処理速度である。自動画素設定方式によって、紙の大きさから最適な画素を選択することも可能だ。煩わしいスキャン作業が、簡単で迅速に行われる。

  「書籍スキャン」サービスは価格が安く、複雑な利用手続きも不要だが、全ての本についてこのサービスを利用することはできない。例えば、雑誌はページが静電気を発生させるので、スキャンに適していない。辞典、電話帳など、紙が薄いものも利用できない。専用スキャナーは、写真集や写真などの光沢のある紙も処理できない。機械の構造の問題のため、これらの印刷物のサービスコストを下げることはできないので、現在のところ低価格でこのサービスが利用可能な書籍は限られている。

  この他、注意しなければならないことは、装丁された本は裁断しなければスキャンできないということである。したがって、電子書籍と元の本の両方を手に入れることはできない。家の本棚に眠っている蔵書を全て、わずかな重量の電子書籍に変換した時、充実感、そして喪失感がいかほどのものになるかは自分で試してみなければ分からない。(情報提供:東京流行通訊)

◆書籍を「裁断→スキャン」して電子書籍端末で読むメリットとデメリット  6月1日 山口真弘
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1006/01/news031.html

Amazonの「Kindle」の国内発売、さらにAppleの「iPad」の登場もあって、2010年に入ってから電子書籍の話題がたけなわである。ニュースサイトはもちろん、個人サイトやブログでも、電子書籍の話題を見ない日は皆無と言っていい。すでに海外では多くのユーザーを取り込んで人気を博していることもあり、ここ日本においても、新しい読書体験への期待は否応なく高まりつつある。

しかし現在の日本国内の状況を見ていると、すべての書籍において紙とデジタルデータから個人が選択できるようになるのは、遠い未来のことになりそうだ。以前本誌でインタビューした漫画家のうめ氏のように直接Kindle DTPから自費出版を試みたり、ePub形式のファイルをオンラインで販売するクリエイターが今後増加することは間違いないだろうが、今書店に並ぶすべての本がすぐに電子書籍で読めるようになるかと言われると、おそらくノーだろう。またアダルト表現に対する規制が厳しい電子出版プラットフォームでは、現在市販の書籍であっても審査ではねられるケースも報じられている。

 こうした中、KindleやiPadで電子書籍を楽しむ現実的な解として今注目を集めているのが、既存の紙の書籍を裁断機でカットし、ドキュメントスキャナで電子化するという方法だ。ユーザーが自ら行うことから俗に「自炊」と呼ばれる。この方法なら、おおよそどんな書籍でも電子書籍化し、KindleやiPad、iPhoneといったデバイスで楽しむことができるというわけだ。

 この「自炊」、手間がそこそこかかるうえ、裁断機やスキャナを購入するための初期投資も必要になる。また、書籍をばっさりと裁断する行為そのものに抵抗がある人も少なくないだろう。とはいえ、KindleやiPadといったハードウェアが潤沢に入手できるようになる一方、コンテンツの供給が追いついてこないとなれば、こうした「自炊」に興味をもつ人は確実に増加するはずである。海外でiPadが発売されてから1カ月あまり、書籍スキャンに関連したネット上の話題の多さを見る限り、正確にはもう「自炊」のブームは始まっていると言えるかもしれない。

 そこでこの連載では、既存の書籍を「自炊」してKindleやiPad、iPhoneなどのデバイスで読むためのノウハウや細かいTipsについて、動画なども用いつつ詳しく紹介していきたい。筆者自身、これまで数百冊もの書籍を「自炊」してきており、我流ながらも一定の参考になるのではないかと思う。

 今回は具体的な裁断およびスキャン手順を紹介する前の「序章」として、既存書籍を「自炊」するメリットとデメリットを、なるべく多彩な視点からまとめてみたい。

電子書籍を「自炊」するメリットを考える
 自分の好みの本をデジタル化できることが「自炊」の最大のメリットだが、その結果として本の置き場所が不要になることは見逃せない。仮にPDFもしくはJPGでアーカイブした本1冊のファイルサイズが10Mバイトとして、1.6Gバイト程度の記憶領域をもつKindleであれば、単純計算で150〜200冊が保存できることになる(※1)。わずか1センチ程度の厚みのデバイスの中に、1つの本棚がまるまる収まってしまう計算だ。iPadでの電子出版が話題になっている京極夏彦氏の『百鬼夜行』シリーズをまるごと持ち運んでもまったく苦にならないし、冊数の多い少ないによってデバイスの重さが変わることもない。保存先がクラウドであれば、冊数は事実上無限大だ。

部屋が狭い人にとって購入した本の置き場所は非常に頭の痛い問題だが、「自炊」で空きスペースを生み出せるメリットは、これまで本の置き場に頭を悩ませていた人にとって、まさに革命的な解決策。言うまでもないが、手持ちの本が多ければ多いほどこれらの効果は高くなる。本が多すぎて目的の1冊を探せないといった悩みも解消される。

 本文の検索性の向上も1つのメリットだ。取り込んだ書籍にOCR処理をかけることにより、全文検索が可能になる。100パーセントの精度というわけではないが、リファレンス系の書籍のように、特定のワードに関連する記事を探したい場合は非常に重宝する。紙の索引では絶対に不可能な技だ。よく「電子書籍は付せんがつけられないから困る」という意見を見かけるが、検索機能を活用すれば代替できてしまうことも少なくない。

 もう1つ、既存書籍を「自炊」するメリットを上げておこう。それは、古い本をリフレッシュできることである。黄ばんだ本や古書店で購入してタバコの匂いが気になるような本であっても、スキャンしてしまえばページは真っ白。新品と区別がつかないレベルになる。古書店で本を探す際も、紙質にこだわらなくてもよくなるので、結果的に本探しの選択肢が拡がることになる。(後略)

(私のコメント)
日本の法律体系は原則禁止で出来上がっているので、新しい事をしようとすると書かれていないことは全部禁止なのだから違法行為になってしまう。著作権法にしても決められた「引用」しか認められないから、片っ端から違法行為にされて取締りの対象になってしまう。だから電子書籍についてもアマゾンやアップルやグーグルなどのような電子書籍化はかなり先の話になるだろう。

iPadを買ったはいいけれど読むべき本がほとんど発売されていない。既存の出版業者が電子化に慎重な為ですが、団体がぼちぼち出来始めた程度であり、どのようなフォーマットで電子化するのかも決まってはいない。このように日本では新しい産業が育ちにくいのは原則禁止の法体系の為であり、権利関係に縛られてどうする事もできない。

先日も中学生がマンガをユーチューブで公開したら著作権法で捕まったニュースがありましたが、それだけの需要がありながら電子化しない出版業界の遅れた体質が新規産業が出来ない原因になっている。日本人の新しいものに対する好奇心は旺盛なのですが、拒絶する古い体制も頑固に抵抗する。

法体系もなかなか時代に合わせることも出来ないでいるが、60年以上も前に出来た憲法の改正すら出来ないのだから、法律を時代に合わせることは無理なのかもしれない。法律の条文はきわめて曖昧に作られているので、司法や役人の判断一つで違法か違法でないか決められてしまう。どちらかというと拡大解釈で取締りが厳しくなる事の方が多い。

電子書籍化についても権利関係が不明確である為に既存の書籍が電子化されることはかなり先の話になるだろう。最悪の場合著作権者の死亡後の50年後になるだろう。グーグルなどは絶版になった書籍を電子化していますが、一定料金を支払えば全部纏めて電子化出来るようにしたらどうだろうか。

数年前にもソニーやパナソニックが電子書籍を発売しましたが、著作権などの制約で本が揃えられずに売れませんでした。技術的には可能な事でも電子化が進まないのは権利調整が難しいからだ。インターネットでもまだ普及段階であり無料で新聞記事が読めるのも普及促進のための無料サービスなのだ。

 Amazonの「Kindle」やAppleの「iPad」の発売は、パソコンに弱い人でも手軽にインターネットが楽しめて、本をダウンロードして読むことが出来るようになり、ようやくネットが有料化出来る兆しが見えてきた。今ではブログもほとんどが無料ですが、電子書籍で見るには有料化が進むだろう。

先日iPadの実物を手にして見ましたが、これならようやくネットも老人から子供まで見ることが出来るようになった。パソコンでは操作できる人が限られるし、携帯では本は見づらい。やはりiPadのようにスイッチ一つで見れてマニュアルを見なくても操作できないと普及は難しい。

しかし現状ではiPadを買ったとしても読むべき本はほとんど無いから宝の持ち腐れになってしまう。冒頭の記事にあるように既存の本でも電子化出来るサービスがあるそうです。1冊90円で出来るそうですが、個人で楽しむ分には電子化してiPadで自由に読むことが出来るようになるそうです。

最新のスキャナーでやれば数十ページが自動でスキャンできるから個人でも簡単にやろうと思えば出来るだろう。だから新刊本を買ってもまずは電子化してから読むという事も多くなるかもしれない。本の電子化のメリットはいろいろあるのですが、一番有効なのは電子検索する事が出来るようになることだ。

iPadには数万冊の本を収納する事ができるし、何時でも何処でも引っ張り出して読むことが出来る。家にも数千冊の本が倉庫に収納されていますが、何が何処にあるのか全く分からない。資料として重要な本は電子化して検索できるようになれば、強力な武器になるだろう。

しかしこのように既刊本も電子化が進めば、ファイル交換ソフトで簡単にネット上に流出する事があるだろう。音楽ソフトや映画などのソフトが不正流通するようなものですが、著作権法違反で取り締るのではなくて、音楽業界や映画業界がTunesのような形で小額課金で利用できるようにすべきなのだ。

一冊の本や映画が100円とか200円とかで発売されていれば海賊版が出回ることも少なくなるだろう。電子化とは流通コストが非常に安くなる事で廉価で大量販売が可能になる。しかし既存の流通業者が既得権を守る為に電子化を妨害するから電子書籍の普及はかなり先になるだろう。


 

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コメント
 
01. 2010年6月20日 07:32:08: QXVaulDOhs
日本で確実に商売になりそうなのは新聞だと思います?
大量に印刷、配達するコストがほとんどゼロで速報性の点からも、iPadやKindleで提供始めたら紙の新聞では太刀打ちできないでしょう。
書籍だとコピーされる心配から出版社が二の足を踏む状況もあるでしょうが、新聞だと遅れたニュースをわざわざコピーして読むニーズは少ないので余り問題にならない。縮刷版が売れなくなるくらいでしょうか。
ニュース配信するだけだと新聞社でなく通信社でも良いから朝日も読売も存在意味が失われるんじゃないでしょうか。共同や時事がやらなくてもAPやロイターが日本語版を始めるかもしれない。印刷に比べると設備投資がほとんど必要ないので草の根紙が広がるかも知れない。
日本ではiPadやKindleは新聞の世界に大変換を起こすのではないでしょうか。

02. 2010年6月20日 19:38:13: RX72piahrU
「AmazonからダウンロードしてiPadで読む」、この空虚な響き、何とかならんでしょうか。

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