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効果あった過去の日銀介入、今回も介入のタイミング到来
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/649.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 9 月 09 日 09:48:57: xbuVR8gI6Txyk
 

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK876429320100826

-- 筆者はIFRマーケッツ・フォレックスウォッチのアジア部門責任者です。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています--
 

 By John Noonan 

 [シドニー 25日 ロイター] 日本が円高抑制のため2003―04年に実施した総額35兆円(4200億ドル)に上る大規模な市場介入は失敗だったというのが一般的な見方だ。だが、それは成功したという見方もできる。

 当時、日銀は2004年初めから介入姿勢を一段と強化し、1日だけで200億ドルをつぎ込んだこともあった。

 2003年8月に120円近い水準だったドルの対円相場は下げトレンドが続き、財務省は心理的に重要な壁となっていた105円を割りかねないと懸念していた。日銀や財務省は、ドルが105円を割り込めば日本の投資家や輸出業者がパニックに陥りかねないとして、巨額の介入に乗り出した。

 

 日銀は財務省の要請を受け、105―110円の水準で大量のドル買い介入を実施。孤軍奮闘する日銀の対応は、当時のグリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長に「恐ろしい」と言わしめるほどだった。

 しかし、日銀が介入の手を休めた直後の4月初めにドルは103.40まで下落。それを見て、多くの市場関係者は「介入は成功だった」と受け止めた。なぜなら、財務省は日本の年度末である3月末までは105円の水準を死守したいと考えており、介入によって一時的にドルが上昇した場面で投資家や輸出業者に有利なレートでドルを売るチャンスを提供できたからだ。

 それからほどなくして、ドルは対円で急回復。5月半ばには114.85円まで上昇し、その後6カ月に渡って106.00―112.00円で値固め局面が続いた。ドルが回復した一因は、日銀の介入で投機的なドルのショートポジションが積み上がり、それが巻き戻されたことだった。

 2004年初めの介入は、ドルの対円相場を100円を上回る水準で安定させ、2003年に一時7603円まで下落した日経平均.N225を1万円台に押し戻すことに寄与した。


 日本は現在、当時と同じ問題に直面している。輸出企業はヘッジが間に合っておらず、85.00を下回る水準が持続すれば苦境に追い込まれかねない。

 個人投資家も大量のドル/円および円のクロスポジションを取っており、現在の水準からさらに円高が進めば大きな損失を被る恐れがある。

 円高に歯止めがかからなければ日経平均をさらに圧迫し、リスク回避姿勢に拍車をかけて円高が一段と進むという悪循環に陥りかねない。

 日銀や財務省にとって、市場介入に対する批判をはねのけ、介入に踏み切るタイミングが到来したのかもしれない。
  

 (INVESTMENTVIEWS) 

  

 (翻訳:長谷部正敬)


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コメント

現在の為替市場の規模の状況と他国の自国貨幣価値低下歓迎の状況から、どれだけの規模の介入をすれば効果があらわれるかどうかわかりませんが、介入があれば一時的には円安に傾きかけるのかもしれませんが、やはり当局の姿勢次第ということになるのかもしれません。

介入にしてもどのような時期、そして介入方法にも大きな影響を与えるとも感じますが、日銀の姿勢が現れるのが、介入後、介入のために用意した資金をどうするかによるのかもしれません。

その後回収にするのか、市場にそのままばらまくのかでも大きく変わってきます。

大手マスコミ報道から菅総理有利との報道がされているようですが、私の周りの雰囲気をみてもそのようには感じられなく、インターネットをあまり見ない人からも大手マスコミによる世論調査などは、ねつ造なのではないかという意見すら聞こえてきます。

何らかの方法で菅政権続投となったとしても、菅政権を支持した民主党議員は、次の選挙で大変厳しい状況に追い込まれるのではないかとも感じますが。

ともあれ来週にはどちらが総理になるのか明確になり、その後どのような政権になるのか近々わかるのですが、介入をするにしても財務相の判断待ち、かつ、次の総理総裁の判断待ちということが市場でいわれており、経済状況の勘、金融為替市場という投機勘が、非常に重要な判断となるのかもしれません。

今の菅政権に的確な市場介入判断を助言する市場関係者が、果たして存在するのかどうかとも不明ですし、ある方向に誘導するために経済音痴である菅政権を利用する勢力もでてくるのかもしれません。

それだけ今の菅政権というのは、政権運営能力がもはやないということを証明されているにもかかわらず、単なる総理をころころ変わるのはよくないと考える議員によって継続されるのでしょうか。

といって小沢総理になれば今の日本の状況が良くなるという保障もなく、ただ、小沢議員支持者がいうように一度小沢氏に総理として日本の舵をとってもらいたいという願望が、今の日本の閉塞感をなくしてくれるのかもしれません。

小沢総理になろうとも菅総理になろうとも、今後は、市場が、各国の政治を追い詰めていくのは間違いないとも感じます。すでにそれだけの資金が、市場にたまっており、その資金も益々増え続けるとも考えられます。

ただ、小沢候補が、大変重要なことを記者会見などに話しています。資源問題です。

日本には、資源というものが少なく、中東で危機があれば、日本の国内産業そのものが大きな被害をうけ、かつ、輸入に頼っている食糧、そして鉱山資源などが、日本に入ってこないということになれば、加工貿易に頼っている国内産業は、立ちいかなくなります。

中国からみれば、中国には、資源確保の手段があるから、中国本土で加工生産すればよいとうことになり、日本国内の空洞化がさらにすすむかもしれません。

菅総理、およびその政権幹部は、そのことにまったく触れていません。

ということになると日本の大手企業としては、さらなるアウトソーシング化を進めるしか手段がなくなるということかもしれません。

国内では、偽装請負、派遣などでアウトソーシングをすすめてきたのですが、もはや海外でアウトソーシング化を促進するしか手段がないということかもしれません。

従来の自民党政権や今の菅政権のように経団連などの大手企業中心に経済を考えても民主党が考えていることとは、全く違う方向に向かうというのが現実となるのかもしれません。

菅総理が重要にしている雇用というのは、これから社会にでる若者の雇用、失われた世代の雇用、大手組織から外されている非正社員などの雇用を第一に重視しているわけではなく、菅総理世代の雇用、既得権益で守られている中年正社員の雇用を重視するという閉塞的雇用を死守するというのが本音なのかもしれません。

日銀、財務省による為替の介入のタイミングの時期だそうですが、果たして今の菅政権の能力でどれだけのことができるか、それとも介入効果が、以前のように効果ありと市場が期待する程のことができるかどうか各国の市場関係者は注目しているのかもしれません。

財政健全化という自民党前政権と同じような事を掲げている今の菅政権にそれができるのかどうか。

菅政権継続という場合、ねじれ国会の流れから、今の野党である自民党案をそのまま受け入れるという姿勢、発言がすでに現れており、野党自民党のいうように衆議院で掲げた民主党のマニュフェストは、完全に捨て去るということになるのかもしれません。

つまりは、菅政権続投を願う議員、新人議員というのは、民主党のマニュフェストをすて去るという決断をすることとなり、もはや反自民という姿勢すらないとみていいでしょう。

特に民主党の新人議員が選択する道は、本来は、反自民的対応であり、すなわち反菅政権というのが民主党議員の進む道ではないかとも感じますが。そのうえで、財政再建の道を議論するべきかなと感じますが。

 

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コメント
 
01. 2010年9月09日 16:32:39: CRKFqocwKA
非常に参考になりました。
それにしても83円とは..........


タイガードラゴン


02. 2010年9月09日 19:16:33: cqRnZH2CUM
このテイラー・溝口介入は伝説的な例だが、これは米国との密約があったためドル円を戻すことができた。
また35兆円という莫大な介入額によってその後のバブルなど多くの禍根を残し、政府に巨額の為替差損を与えたことも忘れてはならない。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51294325.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E4%BB%8B%E5%85%A5
テイラー・溝口介入
例としては、2004年はじめ行われた大規模な市場介入がある。前年の8月頃から、イラク情勢などの影響により投機筋は大幅な円高になると見込んでいた。このため投資ファンドは世界中から巨額の資金を集めて円買いを進め、1ドル117円前後で安定していた円相場は105円台に迫るまで跳ね上がっており、すぐに100円を切るとの観測もされていた。これに対抗するため、日銀は1日1兆円規模の円売り介入を継続的に実施し、結果投資ファンドは利益を上げることができず、目的を果たさないまま手仕舞いされ事態は収束した。

この点で日本の市場介入の特異さがある。まず、日本の市場介入の場合、為替の基礎的な価値の調整、つまり自国の都合で為替操作を行うといった不合理な措置は行われない。

* 自国通貨安を追求する場合究極的には、通貨である円を刷れば国内物価のインフレを覚悟すればいくらでも可能である(そして当時も日本はデフレ状況であった)。
* 実際は為替平衡債を発行して得た円をドルに交換する訳だが、それで得たドルを現状ドル債権を購入した場合低金利の円と金利の高いドルとで利鞘が発生し続ける。
* 投資マネーにより人為的に安価になったレート(円高)でドルを手に入れるので、元に戻れば為替差益が発生する。

この巨額な(当時のドル債権保有高は100兆円、介入は30兆円以上)介入は世上で「日銀砲」と俗称され日銀の為替介入とされているが、実際には日本政府、つまり財務省管轄下の外国為替資金特別会計がその介入を指示している。日本政府は国債の一種である政府短期証券(FB)を債券市場にて発行する事により民間や日銀(政府短期証券は国債ではあるが、短期国債は財政法で日銀による直接引き受けが許されている)などから介入資金を借り入れて介入資金を調達している。そのため日本国民の持つ莫大な金融資産を背景に資金を調達する日本政府の為替介入は、投機資金を寄せ付けなかった。

なお、この時の介入においては、通常行なわれる不胎化政策が事実上行なわれなかった。これは量的緩和政策を実施中であり誘導目標短期金利が事実上0%に張り付いていたためである(不胎化介入をおこなえば金利に上昇圧がかかり政策上矛盾が生じる)。

当時の溝口善兵衛財務官とジョン・ブライアン・テイラー財務次官の間では介入について様々なやりとりがあったといわれており、このことからテイラー・溝口介入と呼ばれている。


03. 2010年9月09日 21:01:10: sUpHQ8Q75g
> ドルが回復した一因は、日銀の介入で投機的なドルのショートポジションが積み上がり、それが巻き戻されたことだった。

これは訳が間違っている。正しくは「投機筋のドルショートが積み上がっているところに日銀介入が入り、ドル買戻し(=利益確定または損切り)が大量に発生した」である。

大量介入により、いわゆるポジションのスクイーズが起きたもので、マーケットのポジションの偏りが大きければ大きいほど介入のスクイーズ効果は大きい。

しかし、この時の円高→介入は実は日米両国のヤラセである。米系金融に円高を演出させる→日経などを使って円高悪玉論を喧伝する→経済界の要請で仕方なく日銀砲を発射したことにする→米国債大量購入→米政府イラク戦費楽々調達、という構図だ。記憶が正しければ2003年春に米議会は750億ドルのイラク戦用軍事補正予算を承認した後、その額に相当する介入が実施されると、まるで潮が引くように円高圧力は消滅した。還元すれば補正予算を日本1国で賄ったと言える。さすが子鼠売国奴政権、迷わず直球勝負である。

今回も、投機筋のドルショート(円ロング)増大で円高圧力が増している。日本は貿易黒字国なので、実需だけではただでさえ円高に振れ易い。米国経済の見通しが明るい時はアメリカ市場への投資(貿易黒字分を投資に向けることから対米再投資と呼ばれる)でバランスがとれるが、米国経済の停滞局面では対米再投資が抑制されるためバランスが崩れる(この図式は対欧州でも同じ)。その上に投機筋の円ロングが乗ってくると円高が加速する。河川の上流で豪雨が降っているのと同じ理屈である。

現在投機筋のポジションはかなりドルショート(円ロング)に偏っているといわれる。為替市場では利率の低い通貨(この場合は円)をロングしたのでは利息を払わなければならないので長期間持つことは不利になる(為替レートが全く変動しなかった場合、利子の差分だけ損する)。このことから、これ以上の円高レベルが実現しない程度に対米投資を行えば(誰がどこにするかはこの際無視して)投機筋は撤退し、円高圧力が下がる可能性はある。

介入してポジションをスクイーズするのも面白いのだが(88円程度には簡単に戻るだろう)投機筋が米当局の意向で円買いに傾いている場合は、単に連中に傷を負わせただけでは問題は解決しない。日本政府の新たな対米支払い(グァム基地移転問題など)の円建て予算を小さく見せるつもりか、過去に決めた案件でより多くのドルを手にしようとしているのか(円建てで当初予算と同額)、他の何かがあるのか。


04. 2010年9月10日 01:56:20: byFS4SOfxM
>米国債大量購入→米政府イラク戦費楽々調達、という構図だ。記憶が正しければ2003年春に米議会は750億ドルのイラク戦用軍事補正予算を承認した後、その額に相当する介入が実施されると、まるで潮が引くように円高圧力

いざとなればFRBが買い切るので、別に日本が買わなくても大丈夫でしたが
ドルをサポートする効果はあったと言えるでしょう。

それも結局、日本自身の利益のためであり、結局は外需(特に米需)依存の脆弱な経済構造(規制で保護され生産性が低い内需産業)が、常に問題だということです

今回もオバマが7兆程度の財政出動を行うので、為替介入は結果としてさらに日本が米国債を買い支えることになります。
しかし、それは日本に限らず、米国債を買う国全てに言えることです

しかも今回は米国も低金利のデフレ気味で別に為替介入を望んでいないので成功する確率は低く、前回を大幅に上回る支出と損失を蒙り、長期的には日本経済にとって大きなマイナスになるでしょう。

日銀はそれを知っているので、あまり意味は無いと考えているのですが、財務当局が指示すれば、それに従わざるえなくなるので、結局は、政府次第だと言えるでしょう。



05. 2010年9月10日 09:31:12: XUgV3yEWDI
>>3
今回の介入額はオバマの補正予算ですかね
29兆円規模らしいですが

06. 2010年9月11日 00:44:30: sUpHQ8Q75g
>>04
>いざとなればFRBが買い切るので、別に日本が買わなくても大丈夫でしたが
>ドルをサポートする効果はあったと言えるでしょう。

言いたいことがうまく伝わらなかったようで...
記事のタイトルに「効果あった過去の日銀介入」とあったので
日米当局主催の円高の宴だったんだから
当初のシナリオ通りに事が運んだだけで
「効果があった」というのは言い過ぎ
ということ

ところで「FRBが買い切るので、別に日本が買わなくても大丈夫」と仰るが
FRBが買うのと日本が買うのとでは意味が全く異なる
特に日本政府が買った米国債は米政府の許可がなければ売却できない点は決定的
FRBが買うケースは昨今のような金融緩和の一手として
緊急避難的にタコが自らの足を喰う時の話
日本政府に買わせて償還せずに済ませる平和裏の強奪は戦後ずっと続いている

>>05
>今回の介入額はオバマの補正予算ですかね>>29兆円規模らしいですが

確か介入予算枠は30兆円のまま据え置かれているはずなので
29兆円規模という数字さえ裏があるように思えてくるw
以前の「防衛ライン」と言われていた105円、節目の100円、
さらに90円や85円割れでも通貨当局が静観していたことから
無駄弾を打たないように抑制しているのかも知れない
しかし財務省や外務省系列の外郭団体(特殊法人)が
プール資金を突っ込んでいるような気がする
連中相当な資金を蓄えていそうだし威嚇射撃程度の効果はあるかもw
もし80〜75円防衛と思しきレベルで30兆円近く突っ込み
それで円高圧力が急激に和らいだとしたらその推測は的を得ていたと言える
敵の実弾が尽き掛けていることが判っていて
前線から撤退する阿呆な指揮官はいないだろう


07. 2010年9月11日 09:32:55: XHPTdWWAKU
昨日(2010年09月10日)の小沢一郎、菅直人の共同記者会見で菅総理は円高について、「断固たる措置を取ったら、市場がどういう反応をするか慎重に検討しているところです。」などと言っていました。

この人は本当に馬鹿なのだと思いましたね。

こんなことを言った時点で完全に舐められてしまいます。介入するときは黙って大規模に介入する。効果が出るまで徹底して介入し、日本は本気なんだということを見せつける。
「これ以上円を持っていたら大損をする、早く売らないと」と金融バクチ屋共が狼狽えるほどの本気度を見せつけないと効果がありません。
「市場がどういう反応をするか慎重に検討している」などと、総理大臣が言っているようでは話になりません。

どこぞの「マンゴー売り知事」と同程度のレベルです。

こんな人が総理大臣をしている間は円高は止まらないだろうし、こんな人に日本の舵取りを任せたら今よりもっと悲惨になるでしょう。


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