僕は、このタイミングで介入やったのがいいか悪いかは別としても、
あまりにも急激な円高に対しては、介入せざるを得ないと思います。

独立国日本の「急激な円高はダメです、困ります。」
という意思を正々堂々かつ鮮明に示すための手段として介入は最適だと
思います。

ＦＸ愛好者にとって、日本政府の為替介入は大儲けのチャンスとなりそうだ。現在ドル円は９５円後半でもみ合っているが、恐らく市場は更なる為替介入の有無について注視しているのだろう。

今回の為替介入の動機の一つとして、日本の輸出企業の９月末決済にあわせて円安誘導し８５円後半を維持することで企業の為替差損を減らすことが挙げられている。しかし８６円以上に誘導すれば欧米諸国の批判がでてくるので、これ以上の円安誘導（例えば９０円近く）は考えにくい。

日本政府が全体でどれくらいの介入規模を想定しているかにもよるが、輸出企業のドル売りが一巡する９月末、米連銀が１１月に予定している金融緩和、さらに日米国債の金利差動向を勘案すると１０月から１１月にかけ８６円が上値に近くなる可能性は高い。

この時期になるとヘッジファンドなどが日本政府の足元を見透かしてドルを売り浴びせてくるだろう。恐らく仙谷官房長官が漏らした８２円後半まで売り込まれるのは間違いない。そこで９月末までに８６円近辺で売って、その後８２円で買い戻す戦略が有効かもしれない。

　海外投資などの良いチャンスでもある。まぁ〜〜〜急激な円高で苦しくなる大手輸出産業から圧力があったのだろうけど。

　あまり介入してほしくないですね。為替の変動は元々”リスク”に入っているはずです。

　そっちよりも国内産業のてこ入れ政策をしてもらいたいですね。結局、消費税以前にあった物品税（贅沢税）や、関税などでの調整は避けられないと思います。

　それこそ経団連はやりたくないので圧力がかかると思いますが。

民間はバブルでビビってそういう投資しなくなったから、国がやるしかない。

為替介入する金があるなら国内で公共工事しようぜ。
台風被害の復旧、まだ終わってないじゃん。

どうせ今週中に93円台だろ？
金曜夜（日本では土曜の午前）に一時94円つけてたぞ。

いつまでもうまくはいかんよ

世界的に店舗を展開しているマクドナルドが、日本で２００円ハンバーガーの販売を始めている。専門家の話では２００円ハンバーガーの購買力平価はドル円で５５円くらいで、マクドナルドの世界戦略では「ドル円は５０円台が妥当な水準」と見ているのではないかと言っていた。

ところで最近「円高で外債投資」と騒いでいた投資家が、為替リスクのない国内債権投資へシフトしつつあるようだ。確かに海外投資する場合、現在の８０円前後の水準が円高なのか円安なのかを正しく認識する必要があり、８０円台がまだ円安と見るならば外債投資は危ないだろう。とにかく米国の景気が回復し、日米の長期金利差が拡大する（来年の中ごろ）まで「円買い」の流れは続くだろう。

先週の金曜日（９月１７日）からドル円は８５円５０銭から８６円のレンジ相場となっている。どうやら為替ディーラーは政府が８６円を超える更なる介入を行うのかどうかじっと様子を窺っているようだ。

しかし週明け後、為替専門家の話を総合すると、政府の次の介入目標は「現レベル（８６円）から７０円台の後半まで円高が進んだら介入する」という為替維持手法を採るのではないかという意見が多くなってきている。

その理由として、米議会が問題にしている人民元為替操作問題や１１月に日本で開かれるＡＰＥＣなどを考慮し、菅政権としては円の為替操作で米政府の行動に水を差すことは出来ないだろうと言う観測である。

為替専門家の間では、政府の為替介入以外での円安要因として、ここ数ヶ月の投機筋による高水準の円持ち高に注目しているようだ。投機筋は７０円台まで円を買い続ける方針で動いてきたようだが、為替介入による円安で現在かなりの損を抱えている。

もし彼らが損切すれば短期的に円安は更に進むと言う見方だ。特にここ１週間、悪化していた米国の経済指標が若干の改善傾向を見せており（一時的かもしれないが）判断が難しい局面に入っているようだ。

しかし２００７年７月以来、ドル円は長期円高傾向にあり、まだ半年は円高（６０円〜７０円台）が続くという見方が常識的かもしれない。

現在、市場関係者は（９月２１日）今夜発表される米国の８月住宅着工件数と米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の発言に神経を尖らせている。もし米国の景気回復は遠いというシグナルがでると一気に円高に進む可能性もある。ＦＸ愛好者にとって心臓ドキドキ、今夜は眠れない。