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中国のギリシャ国債購入報道の真相
中国の温家宝首相は、ギリシャ首相との共同記者会見で、『今後ギリシャ国債が発行されれば中国としては購入する』と表明し、これが日本のマスコミでは『中国がギリシャ国債を購入』と報じられています。
中国の強かさがこの記者会見にあらわれています。
『中国は市場からギリシャ国債を買う』とはひとことも述べていません。
『新規に発行されれば購入する』と述べており、今利回りが10%前後に達しているギリシャ国債を買い増すとは一言も述べていないのです。
新規に発行されなければ買わないと述べているのです。
中国からすれば今回の表明で2つの効果を狙ったことは確かです。
1)中国がギリシャ国債を買うと表明したことでユーロの上昇を演出=中国は今まで購入したユーロで膨大な含み損を抱えており、これを少しでも減らしたい。
2)ギリシャ支援を表明したことでヨーロッパ中に中国の存在感を知らしめる
ベルギーでASEM首脳会議が開催される直前にユーロ・ヨーロッパ経済支援を述べたことで、中国はヨーロッパでの存在感を高めたことは確かであり、手ぶらで乗り込んでいった菅総理とは雲泥の差になっています。
ビデオを公開する、公開しないでもめている日本の総理が来て、一体何を説明しようというのか。
そんな事も決められない国の総理大臣と首脳会談する時間がもったいない、というのがヨーロッパ各国の本心なはずです。
ヨーロッパはその歴史上領土問題は切ってもきれない問題であり、この領土問題であいまいな態度をしてきている日本は
『消えてなくなる』と思われても仕方ありません。
『弱い者が侵略される』という事を身を以て体験しているのがヨーロッパ各国だからです。
一夜漬けの勉強でベルギーに乗り込んでいった菅総理は、表面上の儀礼的な会談をして満足して戻ってくるのでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
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