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サラリーマンの所得を引き上げる「法人税減税」が財務省に潰される 菅政権の目玉政策がまた消えた! /長谷川 幸洋
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/178.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 11 月 12 日 07:51:22: xbuVR8gI6Txyk
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101112-00000001-gendaibiz-pol

菅直人政権が経済対策の目玉に掲げていた法人税5%引き下げが風前の灯になりつつある。

 財務省が法人関連税制の枠内で「税収中立」を唱えて、法人税の単独引き下げを頑として認めず、恩恵を受けるはずの経済界さえもが「課税ベースの拡大を言うなら、引き下げなくても結構」(米倉弘昌日本経団連会長)と言い出したからだ。

 当コラムも先に指摘したが(10月22日公開「仙谷官房長官の「軽口連発」に霞が関が嗤っている」)、こういう展開になるのは、ほとんど夏の段階で見えていた。

 菅直人内閣は「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」を9月10日に閣議決定している。その中で法人税引き下げについて、次のように記していた。

「法人実効税率の引き下げについては、日本に立地する企業の競争力強化と外資系企業の立地促進のため、課税ベースの拡大等による財源確保と併せ、23年度予算編成・税制改正作業の中で検討して結論を得る」

 典型的な官僚の文章だが、この段階ですでに「『課税ベースの拡大等』が法人税引き下げの財源ですよ」と釘を刺されていたのだ。繰り返すが、これは閣議決定の文書だ。したがって当然、法人税引き下げの旗振り役になっている経済産業省も了解している。

 課税ベースとは、簡単にいえば「課税の対象になるもの」だ。課税ベース×税率=税額である。

 法人税について言えば、狭い意味では、企業の減価償却や貸倒引当金、繰越欠損金など課税対象から控除できるものを廃止したり縮減することで課税ベースが拡大する。これは企業レベルの課税ベースと言ってもいい。

 より広い意味では、研究開発や設備投資減税のような租税特別措置の見直し・縮減によっても課税対象が広がるので、租特見直しも課税ベースの拡大である。こちらは産業レベルの課税ベースになる。

 閣議決定が注意深く「課税ベースの拡大等」とわざわざ「等」の一文字を加えた背景には、減価償却の見直しといった企業レベルの議論だけでなく「必要とあらば、産業レベルの租特見直しにも踏み込みますよ」と念を押す意味合いがある。

 こういう文章になったのは、もちろん財務省の意向である。

 経産省はいまになって、財務省の税収中立論に対抗するために「減価償却の見直し」や「繰越欠損金の使用制限」にはしぶしぶ同意する一方、租特見直しに抵抗しているが、閣議決定の文章に同意した段階ですでに負けていたのだ。

 その一方、法人税引き下げが難しくなった場合に備えて、閣議決定には経産省らしい「セーフティネット」も用意していた。先の文章のすぐ後に続けて「政策税制措置」という文言を滑りこませて、こう記している。

「雇用の増加に応じ、企業の税負担を軽減する措置を講ずるなど、有効な税制措置の具体化を図る。また、企業の環境関連の設備投資・技術開発等を推進するための税制上の措置を講ずる」

 つまり雇用促進税制と環境関連の設備投資、研究開発税制の拡充である。これは民主党が公約していた租税特別措置の簡素化とは正反対で租特の拡充にほかならない。

 この閣議決定を裏から読めば、ようするに菅政権は「法人税引き下げ」や「租特簡素化」を経済政策のうたい文句にしながら、官僚たちはしっかり裏で手を握って「法人税引き下げがだめなら、租特拡大は頼みますよ」という談合を成立させていたのである。

 財務省は経産省ととっくに握っているものの、経済界がうるさいので「そんなに言うならナフサ免税をやめて、一部課税しますよ」と脅している。数ある租特の中でも、ナフサ免税は減収額が3兆7000億円ともっとも大きい。

 経済界はとたんにびっくりして「それなら法人税引き下げはいらない」とすっかり及び腰になってしまった。こうなると、せいぜい設備投資と研究開発、多少の雇用促進減税が実現すれば、手打ちという運びになる公算が大きい。

 もともと経産省ですら「5%はのりしろ分を含めた数字。たとえ2%程度でも引き下げが実現すれば御の字」と踏んでいた。大風呂敷を広げた数字なのだ。1%も実現できないとしても、経産省からみれば、いわば「織り込み済みの敗北」である。


*** 賃金上昇の可能性もあった ***
 経産省が本当に引き下げを実現しようとするなら「(法人関連税制の)課税ベースの拡大等」を財源として容認せずに、納税と社会保障の共通番号制導入など、もっと幅広く税収全体の課税ベースを拡大する方策をめざすべきだったのだ。

 サラリーマンからみれば、ニコヨンとかクロヨンと呼ばれる、業種によって異なる所得捕捉率の不公平を是正し、それを財源にしてくれるなら、まだましだった。

 共通番号制の導入はそうした不公正是正につながるだけでなく、低所得者に手厚い給付付き税額控除制度を創設する基盤になる。

 サラリーマンからみると、法人税引き下げの話は縁遠いようでいて、実は賃金上昇につながる可能性があるので本来、歓迎すべきである。

 法人税といっても、最終的に税を負担するのは株主や従業員、取引先さらに消費者という「顔のある個人」である。法人とは、単なる枠組み=ハコにすぎない。

 したがって法人税が引き下げられれば、配当や賃金、製品価格の引き下げなどによって結果的にサラリーマンにも恩恵がある。めぐりめぐって中長期的には設備投資の拡大を促して経済活性化につながる、というのが普通の経済学のロジックである。

 とかく「企業を減税して個人の所得税を増税するのは不公平」という議論が起きやすいが、ここは「会社の税引き後利益が増えれば給料も上がる」と冷静に考えるべきだ。

 それにつけても、経産省の戦略のなさがなんとも歯がゆい。産業界ばかりに目を向けて、国全体を見渡した政策を考えてこなかったつけが回っている。

 (文中敬称略)

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コメント
 
01. 2010年11月12日 09:24:02: USBYItulc6
>したがって法人税が引き下げられれば、配当や賃金、製品価格の引き下げなどによ>って結果的にサラリーマンにも恩恵がある。

賃金の引き下げによって給与があがる
サラリーマンの給与ってのは賃金のことじゃないんですかねえ
アホな記事を書くんですなあ

むしろ法人税引き上げのほうが税収増加によって税収バランスとして社会保険料の引き上げを招かず
サラリーマンの収入はあがるんですが?


02. 2010年11月12日 10:05:43: lqOPOFnyLE
01に同感。全く本文は不可解。

03. 2010年11月12日 16:32:28: cqRnZH2CUM
競争が厳しいが夢はある超格差社会と
努力が報われず夢もなく貧しいが平等な社会
日本人の多くは後者を選ぶということだな

 Facebookで財を成した若き億万長者 〜マーク・ザッカーバーグ氏

 2010年秋、日本のビジネスマンの間で急速に普及が進んでいるのが、ご存じ「Facebook」だ。世界で最も利用者数の多い SNSで、そのユーザ数は5億人を超えるとも言われている。日本でのユーザ数は約100万人程度とされているが、このところmixiやTwitterを経て、ちょっとオトナのFacebookへ鞍替えするユーザが増加しているようだ。

 そのFacebookの提供を開始したのが、マーク・ザッカーバーグ氏である。Facebookで成功を収めた彼は、2010年の雑誌「フォーブス」が発表した「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位となった。その推定総資産額は約40億ドルというからスゴい。今回はそんなマーク・ザッカーバーグ氏(以下敬称略)をキーマンとして紹介しよう。

 ザッカーバーグは1984年、アメリカ・ニューヨーク州で誕生した。そう、40億ドルもの資産を持つ彼は、わずか26歳なのだ。

マーク・ザッカーバーグ氏

1984年
米・ニューヨーク州にて誕生。中学時代からプログラミングを始める。
2002年
ハーバード大学へ入学。Facebookの前身ともいえるプログラムを作成するも学校から注意を受ける。
2004年
ハーバード大学の学生向けにサービスを提供開始。Facebook社を創業し、大学を中退する。
2006年
Facebookを一般にも公開。
2007年
Microsoftから出資を受け、創業者として巨額の資産を手にする。
2010年
「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に選出される。


 彼は中学生の頃から父の手ほどきを受けてプログラミングを始めた。またその頃から近所の大学の特別講義に参加してプログラムを学んでいたという。高校卒業後の2002年、ザッカーバーグはハーバード大学へ入学。そこでいくつかの実用的なソフトを作成し、それがFacebookへつながっている。ハーバードの学生達が、同じ授業を履修している他の学生のデータを参照できるサービスや、お互いがアップロードした画像を評価しあうサービスを開発した。

 しかし彼のその行為は学則に沿うものではなかったため、彼は大学から罰せられてしまった。個人のデータにアクセスしたという罪で、大学側からはクラッカーと同等、と判断された。彼自身は、公開されていたデータを単に紐づけてデータベース化しただけなのに何を罰するの?、という感じだったのではないか。そんな一方的な大学側の姿勢に反発したのか、彼は更に熱心にFacebookの開発に取り組んだ。そして、起業してサービスの提供を開始すると大学を休学、加えて1年後には中退することになってしまった。

 2004年、最初はハーバード大学の学生専用サービスとして提供開始されたが、それを聞きつけた他の大学からも利用の要望が殺到し、アイビー・リーグ連盟に参加する大学にもサービスが解放された。そして2006年にいよいよすべてのユーザへ解放されたのだ。その後の爆発的な人気はもはや言うまでもない。

 しかしトラブルも少なからずある。代表的なのは、ハーバード時代の学友達による訴訟だ。彼らが過去にFacebook同様の SNSサービスを構築しようとした際、ザッカーバーグの助力を得たのだが、その時に彼がアイディアやソースコードを盗用して、Facebookを作り上げたというのだ。その訴訟は2007年にマサチューセッツ州で棄却されたものの、更に連邦地方裁判所に提訴されて裁判が再開され、現在も継続中だ。

 そんな中でも、Microsoftが買収を視野に入れつつ2億400万ドルもの莫大な投資を行うなどしているうちに、ザッカーバーグもまたCEOとして大きな資産を得ることとなった。冒頭にも挙げたが、その資産総額は約40億ドル。これは既にスティーブ・ジョブズの資産を抜いている。

 そんな莫大な資産を持った彼だが、それを彼は社会貢献に使うのだという。アメリカ・ニュージャージー州ニューアークにある公立学校に向け、1億ドルもの寄付を行うのだという。ニューアークの公立高校は、進学率が低く、そもそも卒業者が入学者の半分しかいない(要は半分は退学してしまう)という。莫大な寄付をすることでまずはニューアークの地域で教育改革を実現し、ひいてはアメリカ全体の教育向上を目指すのだという。自身は大学から不当な扱いを受けて中退していながら、アメリカの教育を思慮するとは、なかなかの人物ではないだろうか。

 Facebookの快進撃はまだ始まったばかり。そしてザッカーバーグがIT業界に残した足跡もまだわずかだ。今後はどのように名を馳せるのか、楽しみな存在だ。


04. 2010年11月12日 16:35:46: cqRnZH2CUM
>サラリーマンからみると、法人税引き下げの話は縁遠いようでいて、実は賃金上昇につながる可能性があるので本来、歓迎すべきである。

正しくは、
「高い法人税逃れで海外に移転されないですめば
解雇もされず賃金カットもそんなにされないで済む確率が高まる
少数の有能な社員は賃金上昇もありうる
だから歓迎すべきでは?」
であろうw


05. 2010年11月12日 17:38:16: AQqyLULhMc
ゴーンの巨額報酬を引き上げる「法人税減税」
株主配当を引き上げる「法人税減税」
減税されない人の負担を引き上げる「法人税減税」

06. HIMAZIN 2010年11月13日 15:59:50: OVGN3lMPHO62U : KT6lbcp21k
そうやって法人税減税した分が消費税増税にまわされたのがいままでであり
これからもそうするつもりということでしょうが

何でサラリーマンの所得が増えると言うのかさっぱりわからん
庶民にとって百百害あって一利なしだ


07. 2010年11月14日 02:08:26: sUpHQ8Q75g
租税特別措置の恩恵で大企業の多くはほとんど法人税を払わずに済んでおり
それを良いことに内部留保を積み増し
今やその総額は100〜200兆円にも達しているそうな

法人税負担が大きくないことにより
従業員の賃金上昇や雇用拡大へのインセンティブが働かない
守銭奴と化した企業に自発的な雇用拡大を期待しても無駄

政財官の手垢にまみれた租税特別措置は一度全廃し
改めて法人税率の引き下げを議論すればよい


08. 2010年11月29日 03:34:30: rX3t46gVgY
企業が法人税が減税になったからといって
従業員の給与を上げてくれると思っているんでしょうか
もちろん星の数ほどある企業のなかでほんの一部はあると思いますが

どれだけ頭がお花畑なのでしょう?


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