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バーナンキFRB議長は何を考えているのか バーノン・スミス
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/286.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 12 月 02 日 01:06:03: xbuVR8gI6Txyk
 

http://jp.wsj.com/US/node_155214

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長による新たな金融緩和イニシアティブは批判の嵐を巻き起こした。さらに導入の理由について、多くの憶測を呼んだ。

恐慌が去ったとのうわさが誇張され過ぎていることを、バーナンキ議長は懸念しているのだろう。

 大恐慌と第2次世界大戦の後はいずれも、住宅投資の増加がリセッションからの脱却を告げた。しかし、2009年第2四半期に金融危機の終えんが宣言された後も、新規住宅投資支出は増えていない。

 住宅需要と総需要は回復していない。ほぼ1500万の住宅保有者が、住宅価値を約7710億ドル上回る負債を抱えていると推定されているからだ。この信用収縮のもう一方の端にいるのが過大評価された住宅ローン資産を持つ銀行で、こうしたことが大手行のバランスシートの健全性に対する疑念を強めている。

 過去の大恐慌の際に起きたことを思い起こすがいい。住宅投資は1926−33年の間、着実に減少した。新規住宅投資の回復が始まったのは34年で、議会が創設した住宅所有者資金貸付会社(HOLC)に支えられた可能性が高い。HOLCは市場価額が帳簿価格を下回る住宅ローンを買い取り、時価でローン証書を再発行した。

 この経験は忘れられてはいなかった。08年9月、クリントン上院議員(当時)がHOLCの復活を提案し、マケイン上院議員が同年10月の第2回大統領候補討論会で同様の提案をした。この超党派の動きは、けん引力を得ることはなかった。

 しかし、いずれの提案も重要な原則 ─ 住宅価値がローン残高を下回るネガティブ・エクイティ問題の解決は、銀行のバランスシートを改善し、新規融資の再開を促す ─ を認識するものだった。住宅価格を長く失われた均衡に戻すものであり、一石三鳥というわけだ。

 しかし、HOLCの復活はならず、1兆ドル相当の景気刺激策、および住宅価格を押し上げるための新規住宅購入者への補助金が導入された。

 これは今のところ、上手く機能していない。ただ、量的緩和第2弾(QE2)を、住宅市場と銀行のネガティブ・エクイティ問題の局部攻撃に用いれば、もっと上手くいく可能性がある。

 08−09年の議長によるQE1は、銀行バランスシートから約1兆2000億ドルの不良資産を外し、1兆ドルの超過準備預金に置き換えた。QE2により、超過準備預金はさらに増える見通しだ。

 議長の銀行への伝言は、ローン資産の価値を現在の住宅価格にリセットするため、超過準備預金を用いよ、ということか。より少ない元本で新規に住宅ローン証券を発行すれば、それが可能になる。

 銀行は短期的に損失を計上する可能性があるが、この措置は銀行バランスシート上の資産価値に関する疑念を晴らすとともに、住宅保有者のバランスシート改善にも寄与する可能性がある。

 議長はこうしたことを考えているのか。QE2の導入とともに、FRBは11月17日、大手行に、資本、および損失吸収能力の再度の見直しの実施を求める声明を発表した。

 議長が懸念するにはそれなりの理由がある。

(スミス氏はチャップマン大学の経済学教授で、2002年にノーベル経済学賞を受賞した)

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コメント

仙ちゃん、新人議員の峯君から、幹事長に横滑りしたらどうかと案がでたが、どうする。

菅ちゃんに任せるよ。しかし、解散だけはするなよ。選挙をすれば、我々でさえ今回落選する可能性がおおありだから。

その間に甘い汁を吸おうよ。

どちらにしよ、後は自民党次第なのだから。

自民党にしても米国からの支持がないかぎり政権に返り咲くだけのパワーはないし、我々は米国の支持をちゃんと聞き、実行しようとするからそう簡単には、解散に追い込めないよ。

しかし、一ちゃんの資金力はすごいね。我々もそれなりに政治資金を集め、自分のために使ってため込んでいるのだが、一ちゃんの場合は違うね。ちゃんと政治活動のために使っている。

我々とは、政治家になる動機がちがうからな。後藤田という強力な議員がいる地盤で苦戦しながら戦ってきたり、嫁さんの力を借りて近所の奥さん連中に頭を下げて選挙を今まで戦ってきたんだ。

本当は、自民党の議員として選挙したかったというのが本音だね。

我々だけでなく前チャンも野田ちゃんも玄葉ちゃんも本当は自民党からでたかったんだものね。

小沢や岡田とは、違うということを理解してもらいたいものだ。

しかし、連合の会長は、つぐづく嫌な奴だよ。えらそうに文句をいいやがって。

早く連合などの意見を聞くのも嫌になったよ。ケチケチするしな。弱者労働者などの話など聞いたくないよ。本音は。

経団連などと話しをすれば、豪勢な食事はできるし、連合の幹部のように威張らないし、政治資金にしても気前がいいし。

やはり、自民党前政権の体質を引き継かなければ、官僚も言うことを聞かないし、政治資金も多く集まらない。

政治資金も政治のために使うのではなく、自民党の大物議員のような大邸宅に住みたいし、二世、三世と政治家家系の世襲家系みたいにしたいよ。

菅さんも仙さんもそんなことまで考えているのと、尻切れトンボ大臣が登場。

僕が総理総裁になるまで、政権維持してくださいよ。

無責任なこというなよ。

無責任は我々の特許じゃなかった。

てな会話がでてきそうな雰囲気です。

沖縄県知事選挙の結果がでましたが、あまり報道がされなかったのですが、菅政権、民主党にとって恐ろしいような結果がでた知事選が和歌山県知事選で現れました。

前回の衆議院選挙では、民主党に入れた有権者は、31万2000票、今回民主党の支持候補にいれた投票者は、7万6000票。

当然、自民党が支持した候補者が、知事に当選したのですが、前回民主党に入れた有権者の多くが、菅民主党政権を見放したという現実が現れました。

小沢幹事長が、民主党のコアの支持者が放れると語っていましたが、もはや郵政族にしても裏切られ、武器三原則をも無視しはじめましたので、左派支持層も裏切られ、今後菅、仙石、前原政権を支持する団体は、ひょっとしたら大変厳しいパッシングを受けるかもしれません。

前原大臣は、そのことを理解してか、中曽根外交三原則を死守すると語っていましたが、果たして今後日本だけでなく、世界が彼をどう見ようとするか。

小沢幹事長が、最後のご奉公として二大政党政治堅持を掲げ、民主党を守ろうとしていますが、事実、民主党政権を実現させたのが小沢元党首であり、また、今の民主党では政権担当能力がないとも真実を話したにもかかわらず、小沢元幹事長を見捨てたことで有権者に今の民主党は、本当に政権担当能力がないということが多くの有権者が理解したのではないでしょうか。

中国は、今後領土拡大、権益拡大に動きますし、その中に間違いなく日本は、のみ込まれるかもしれません。飲み込まれるにしてもいい形で飲み込まれうか、悪い形で飲み込まれるかは政権政党の能力次第となるのかなとも感じます。

また、そうならないように多くの国民は、真剣に今の菅政権の現実を検討すべきかもしれません。

今の民主党政権は、小沢元幹事長が復帰しても大変厳しい状況となってしまったようです。

菅政権が続くならば、このような嘘つき無責任政権を存続させることは、本当に日本の政治の質そのものが嘘、無責任という体質がしみ込んでしまうのかもしれません。

来年は、ひょっとしたら、政治だけでなく市民生活、治安もとんでもない状況においこまれるかもしれません。

自民党にしてもみんなの党にしても、今回の補正予算を難なく通過させましたが、予算などは、選挙で勝てばどうにでもなるのであり、予算を犠牲にしても倒閣に向けて走り出すべきかとも感じますが。


 

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コメント
 
01. 2010年12月02日 23:02:06: Pj82T22SRI
世界の中銀としてFRBが機能していたことがわかったが
既に世界のGDPの3割程度しかない現在のFRBにとって
かなりの負担であることは間違いない
今後の米長期金利上昇と為替動向には注意が必要だろう


UBSやバークレイズに巨額融資、FRBは世界の「最後の貸し手」

12月2日(ブルームバーグ):金融危機に際して米連邦準備制度理事会(FRB)が導入した3兆3000億ドル(約280兆円)規模の緊急プログラムの利用が極めて多かった金融機関に、英銀バークレイズやスイスの銀行UBSが入っていたことで、FRBに世界の銀行を救済する責任があるのかとの議論が高まりそうだ。

  1日に公表されたデータによると、コマーシャルペーパー(CP)をFRBが購入する「CPファンディング・ファシリティー(CPFF)」から最も多額の資金を受けたのはUBSで745億ドル。これは米銀の中で最大だったシティグループの2倍以上だ。プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)向け連銀窓口貸し出し(PDCF)ではバークレイズが2008年9月18日に借り入れた479億ドルが1回の利用額としてトップだった。

  バーニー・サンダース上院議員(バーモント州、無所属)は「大手外国銀行を救済するために巨額の金を使ったようだ」として、「FRBは世界の中央銀行になったのだろうか。この問題はよく考える必要があるだろう」と述べた。

  このデータを公表したFRBは声明で、11の緊急プログラムは市場の安定化と景気回復に寄与したと論じたが、欧州の銀行をFRBが救済していたことは議論を呼びそうだ。

  一方、ボストン大学の銀行・金融法の研究者で「The New LombardStreet: How the Fed became the Dealer of Last Resort(仮訳:ニュー・ロンバードストリート:FRBがいかに最後のディーラーになったか」の著者、ペリー・メアリング氏は、FRBが「外国銀行に貸さなかったら事態はもっと悪くなっていただろう」として、「われわれはやっと、世界の中でのFRBの役割を理解し始めている」と述べた。(ロンバードストリートは、ロンドンの金融街シティーに位置するイングランド銀行=英中銀=から東に走る通り)

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara記事についての記者への問い合わせ先:Bradley Keoun in New York at bkeoun@bloomberg.net;Hugh Son in New York at hson1@bloomberg.net
更新日時: 2010/12/02 17:08 JST


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