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インフレ策=デフレ策。 新・信用通貨制度構築までは やはり金(ゴールド)が優位?
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/309.html
投稿者 月読 日時 2010 年 12 月 04 日 23:13:26: ydTjEPNqYTX5.
 

小生が思うに、ソロスやポールソンらのような資本家は ある種、
マルキスト達よりも価値の本質や資本主義経済を理解してる。
(ドル基軸経済が揺らぎはじめた現代資本主義の転換点で、
信用貨幣や信用証文から金(ゴールド)という現物資産へ
先駆けてポジションチェンジし、買い煽る様をみると、
難しい本を読むより価値・価格の諸関係が分り易い。)

一般商品には価値保存能力が乏しく、同様に、紙幣にも減価が付き物だけど、
ゴールド(=唯一の商品貨幣)の価値保存能力は、一般商品や信用貨幣(紙幣)とは別格。
インフレ策による資産バブルが崩壊すれば、一時急速にゴールドも売り込まれるだろうが、
バブル崩壊でデフレが深化し信用危機になれば、再び買われだす。

ここで、現代資本主義経済に目を向けると、
経済危機になった場合の資本主義的な最新治療法は、とにかく通貨を大量供給して、
流動性を増せばよいというものでしかなく、これでは素人目に見ても
デフレ・インフレの中間点である安定状態を保つのがどんどん難しくなってるような気がする。
つまるところ、インフレ策=デフレ策(デフレ策=インフレ策)であって、
現経済段階におけるゴールドバブルの崩壊は
さらなるゴールドバブルを産むということになるんじゃないだろうか?

ソロスやポールソンファンドがゴールドのポジションを一向に解消しないあたり、なんとも怪しい。  

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コメント
 
01. 2010年12月05日 00:26:25: ibwFfuuFfU
何らかの技術革新で金より利用価値のある物質が発見・発明でもされたら金は一夜にして一山100円になるかもしれんがな

02. 月読 2010年12月05日 00:54:29: ydTjEPNqYTX5. : 0sbFpx3vck
はい。
一重に、商品と貨幣という異なる2つの特性を持ち合わせるに足りえるかにかかってます。

03. 2010年12月05日 01:18:50: mHY843J0vA
>インフレ策=デフレ策(デフレ策=インフレ策)であって、
現経済段階におけるゴールドバブルの崩壊は
さらなるゴールドバブルを産むということになるんじゃないだろうか?

貨幣数量説が第0近似で成立するなら、マネーの総量の増加率に対して
ゴールドなどの商品の生産効率が高ければ、相対価格は低下していくはずです。

また、バブル崩壊後の、銀行の負債の処理を国や中央銀行が行うか、
それとも失業や連鎖倒産を恐れずに破綻処理するかでも
世界のリスクマネーの量が大きく違ってくるので、
バブルの生成に効いてくるでしょうね。



04. 月読 2010年12月05日 02:41:03: ydTjEPNqYTX5. : 0sbFpx3vck
貨幣数量説を前提としても、その理論骨格、つまり、
・物価は商品と紙幣とのバランス(交換比率)で決まる」という、
「商品数量=紙幣数量」の範疇に、個人や中銀が価値保存手段として保有
する金(ゴールド)がどのように相関するのかが、よく分らないです。

「商品数量=紙幣数量」の等式に従いインフレ・デフレはコントロールできる!と
いった金廃貨論が主流の今でも、各国中銀自体は逆に金(ゴールド)の
保有を増やし続けているので、非常に興味深いです。


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