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http://jp.wsj.com/Opinions/Columns/node_157363
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による新たな量的緩和の成果が待たれるなか、もうひとつの先進国、日本の金融緩和に目を向け、早期判定を下すことが可能だ。しかし、最近日本で起きていることは、景気回復の呼び水としての金融政策の役割について、さらに言えはその役割の欠如について、厳しい現実を突き付けている
日銀は今年、事実上のゼロ金利政策への復帰から幾つかの量的緩和措置に至るまで、一連の緩和措置を発表した。今のところ、期待通りの結果は得られていない。10月の消費者物価指数はプラス0.2％とわずかながら上昇したが、上昇要因のほぼ半分はたばこの値上げによるものだった。日本が完全にデフレから脱却したと見る向きはない。
経済成長も、7−9月期の国内総生産（ＧＤＰ）は年率で4.4％の伸びとなったが、数字が示すほどの勢いはない。「エコカー減税」の期限切れを前に消費者が車の買い替えを前倒ししたためと思われる。企業の設備投資も弱いままだ。
問題は、いつものことだが、日銀がどれだけ多くの紙幣を印刷しようと、経済に需要がない、ということだ。銀行は、企業家が投資について態度を決めかねていることを知っている。小規模な企業の景況感は最近若干上向いたものの、依然として弱い。また銀行も、利子をほとんどつけない膨大な預金を抱え、日銀の資金を必要としていない。
他のさらに野心的な日銀のプログラムも、効果的とは限らない。日銀は先週、10月に発表した5兆円の包括的な金融緩和政策に基づき、社債の買い入れオファーを行った。今回は、なんとかカネを経済に回すことができた。日銀の買い入れ期待を背景に、ここ数週間の利回りは低下基調をたどり、買い入れを前に社債発行に踏み切る企業も増えた。しかし、これではまだ「成功」とは呼べないだろう。企業の借り手の多くは、設備過剰に悩まされている重工業などの大企業だ。
長期融資と同様、中小企業の借り入れが増えている兆しはほとんどない。銀行が、日銀が誘発した社債価格の上昇をうまく利用して一部保有分を売却することで得たキャッシュをどうするのかも不透明だ。危険なのは、銀行が単に国債を買い続けた場合、デフレ退治どころか、デフレをさらに悪化させる可能性があることだ。
とはいうものの、日銀が成長の火付け役になり損ねていることは、さほど悪いことではないかもしれない。今後、日本政府内での経済論議で、日銀に「物価安定」と「成長」の2つの使命を与えることで恒常的な緩和措置を強いる一部の国会党派の要求に直面すれば、日銀の独立性に影響が及ぶ。とりわけ米国のように、このような試みがなされている国では、2つの使命を追う中銀はひとつも得らないということが結局のところ、明らかになっている。
むしろ、日銀のリフレ失敗は、成長を阻害する多くの日本の政策についての議論の糸口とするべきだ。ここ数週間、これに関して極めて多くの例が示された。日本の当局は、上場株式の配当や譲渡益への税率を20％と倍に引き上げる方向で検討している。これは、偶然にも、上場投資信託（ＥＴＦ）の買い入れを通じて資産価格を押し上げる日銀の政策と相反するものだ。
先週時点で、日本政府内では、40％と国際的に高水準の法人税実効税率について、5％の引き下げさえ「受け入れられない」との声が上がり、法人減税を目指す当初の姿勢から後退している。規制緩和の象徴ともいえる郵政改革も行き詰まっている。しかもそのうえ、一部の政治家は、地球温暖化対策として環境税 ―すでに世界で有数の二酸化炭素（ＣＯ２）排出の少ない経済への新たな負担― を検討しているようだ。
このような政策では、雇用と成長を押し上げる投資に多くの企業が躊躇し続けているのは驚くに値しない。日銀がヘリコプターから撒き続けるカネを企業幹部と企業家が使い始めるまで、日銀券は、あてもなく、木の葉のように地上に舞い落ちるだけだ。
日本がこの問題に取り組んでいる間に、ほかの国は ―とりわけ米政府は― いくつかの教訓を得られる。最も重要な教訓は、どんなに金融を緩和したとしても、真の成長を後押しできるのは、投資と企業家が報われる政策が取られた時のみ、ということだ。
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コメント
戦後レジーム元総理、民主党の尻切れトンボ大臣から電話が入っています。
もしもし、これはこれは、尻切れトンボ大臣。
私に直接電話とは、何事ですかな。
いや、ぶしつけにお電話しましてどうもすみません。ここ最近忙しくて、一緒に元総理と飲みにいけなくすみません。
尻切れトンボ大臣、お忙しいのにそんな無理しなくてもいいですよ。私はまだ胃の調子がよくないんですよ。病弱でね。
レジーム元総理、大変恐縮ですが本題に入ります。
レジーム元総理に、来月１月のブラジル大統領就任式に特使として派遣してもらいたいのですが、いかがでしょうか。
尻切れトンボ大臣、それはスッカラカン総理も官房長も了解しているんですか。
もちろん、事前に相談して伝えてあります。
本来なら、ポッポ元総理は、外交で活躍したいはずなんだが、そちらの党内事情も推測できるよ。
ただし、私はいけないよ。今の谷垣自民党総裁には反対したからね。劇場型元総理にしても民主党のためにいきたがらないから親戚のへの字口元総理に相談してみるよ。
大変恐縮ですが、よろしくお願いします。私も隠れ自民党派ですから。
場面が変わり
への字口元総理に電話をつないでくれ。
への字口元総理、戦後レジームです。ごぶさたしています。
よく電話してくれました、そろそろレジーム元総理と会話がしたかったころだよ。
早々ですが、民主党の尻切れトンボ大臣から来年１月のブラジル大統領就任式にへの字口大臣を特使として派遣させてもらえないかという依頼が私の所にありましてお電話したんですが、どうでしょうか。
エー、なんで民主党が自民党にお願いしてくるの。
それは、今の民主党の党内事情を推測してください。ただ、自民党と連立を組みたいという意志が政権内で強いようですから、今回は、彼らの力になってあげましょう。
俺はやだね。なんで民主党の力にならなければならないんだ。それも嫌いな世田谷がいる党だぞ。俺をはずかしめやがったやつらだぞ。
経済対策にしても俺がやったんじゃないか、スッカラカンなんか、自分がやったような顔しやがって。
への字元総理、そう興奮しないで、お願いしますよ。
尻切れトンボ大臣は、我々と通じていますから、いかにも自民党と連立ができるようなそぶりをしてあげましょう。どちらにしてもスッカラカンでは、連立など無理でしょう。
こちらが連立するふりをすれば、民主党は割れますよ。なにせ条件が世田谷はずしですから。
ｽｯｶﾗｶﾝにしても就任半年位で総理を降りたくないでしょう。
戦後レジーム元総理の頼みだからな。しかたがないが、その尻切れトンボは、自民党にとって信用できるのかな。
自民党の同志から、非難がおきないかね。
それは、私の方で総裁や仲間に話しておきますから。
しかし、何だな、尻切れトンボ大臣を異様にレジーム元総理は評価しているんだね。
そうじゃないですよ。
彼らは、アマちゃんですから。
そうだな、民主党の議員は、経歴だけは良さそうに見えるけれどもども溝ひろいをしようとする政治家はいないもな。
もし、自民党と連立をしても彼らはいいとこ取りをしそうだし、その分、自民党の議員は、訓練をすくなからずしているから政権運営能力からいえば、分があるわけだ。
そして、官僚にしてもほとんどが自民党政権の息のかかった幹部ばかりだしな。
への字口元総理、尻切れトンボ大臣にしても次の総理を目指しているようですよ。まったく青臭いよ。自民党と連立したら、今の民主党のリーダーは、根こそぎ埋没してしまいますよ。
レジーム元総理、それもそうだな。
まぁ、そんな状況をわからない政治家の集まりが民主党ですから、そんなことは気にせずに堪能して訪問してくださいよ。
レジーム元総理からの頼みならしかたがないな。okするよ。
どうもありがとうございます。
この件は、正式に自転車乗り総裁を入れてご報告に参りますからよろしくお願いします。
場面が変わり
総理、総理、総理、
何だよ、そう何回も総理と呼ばれなくてわかるよ、哲ちゃん。
世田谷が、倫理審査会の出席の拒否を表明しました。
そんなのわかっているよ。後は、仙ちゃんとフランケンシュタイン幹事長にまかせているよ。野党に甘い汁を投げかけてきたから、こちらが有利に運ぶよ。
いや、総理、だんだん策略家になってきましたね。
問題は、来年に茨城県議選までに解決できるかどうかですね。
仙ちゃんも生き残りの戦いだと話していたように、我々に自民党の重臣が味方しているかぎり世田谷を追い詰めることができるよ。
しかし、本当に自民党は連立を組む気があるんでしょうか。
そのために、公明党を泳がせているんだよ。こちらには、官房機密費があるんだ。実弾だよ。実弾。
官邸は、意外と職には質素だから、今日はみんなで六本木にでもいこうか。
そうこなくっちゃ、総理。やはり、総理は、気がきくな。支払いは、官房長官にまわしておきます。
拉致被害者との面談で嫌な思いをしたから六本木で気分転換したいよ。北朝鮮有事の時にどうやって拉致被害者を助けるかっといったてね、自衛隊派遣でこちらが責任とらされたらたまったもんではないよ。
我々の基本は、どうやって責任を押し付けるかなんだよ。押し付ける先がなければやる気もでないんだよ。
君たちも生き残るということは、そういうことなんだと肝に銘じたまえ。
というような場面があったのかもしれませんし、なかったのかもしれません。
民主党の議員から、大連立の話題がでていますが、大連立になったとしても自民党の議員にたぶんぼこぼこにされるでしょう。自民党と民主党と違う組織であれば、お互い競争というのがないのですが、連立になってしまうと競争心が同組織という立場でわき上がります。
そのためか、その訓練がなされていない民主党の議員は、蚊帳の外へ放り出されます。
これは、民間企業でも同じようなもので、知り合い同志だったものが、何らかの理由で同じ組織に入った場合、お互い組織が違うと仲むつまじかったりするのですが、同組織になると途端に態度が変わることということがよくあります。
また、仕事ができる奴であればあるほど、いかにも能力がないというような噂をながす輩もいます。まぁ、これが社会なのかもしれませんが、その社会を民主党の主力議員は知らないのが多いのかなとも感じますがどうでしょうか。
今の菅政権と連立を希望しているの組織は、すでに資金が足りなくなっているか、それとも連立して民主党を放り出そうとしているかのどちらかかなとも感じます。
そういう意味では、菅民主党にすり寄る政党というのは、実弾狙いかもしれません。
小泉元総理のように、連立に反対と言っている場合、このまま民主党にまかせておけば、何もしなくても自民党単独政権へと変わるとも言え、その間に、自民党の組織を立て直せとも言っているようにも見えます。
そういう意味では、自民党が、次の展望を国民にしめさなければなりません。
しかし、多くの国民は、今の民主党政権を見て政治家の言葉には、愕然としています。
そうならないためにもいかに民主党がダメかを示す動きをしなければなりません。
そういう意味で小沢さんを民主党から排除するという動きになるのかもしれません。
小沢さんがいて、自民党と連立ということになれば、民主党議員も連立で弾き飛ばされるという危険はないのですが、菅総理、仙石官房長では、力量からいっても民主党の議員を守れません。
今でさえ、民主党の議員のことなんかほとんど考えていないのではないでしょうか。
菅政権は、自民党への政権返還という使命を持った政権なのかもしれませんが、その分、民主党の議員、そして支持者をも見捨てる選択をした政権とも言えます。
その政権を支持した民主党の支持者というのは、基本は、自民党の支持者だったということかもしれません。自社連立の意味もわかりかけてきましたが、その時は一方に小沢新生党があったことから、小沢さんがいるかぎり自民党にしても眠るに眠れないというのが今の心境かもしれません。
日経平均は、今日は下落しましたが、堅調な動きをしそうです。ただし、来週からひょっとしたら手がける銘柄の変更に伴う資金流動が見られるのかもしれません。
株価が上がれば、まちがいなく景気にはプラスになります。米国民にしても株価が上昇したことにより、資産がリーマン危機よりも大幅に改善されたようです。
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