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 まだまだデフレ?  消費減少・節約
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/385.html
投稿者 tea 日時 2010 年 12 月 15 日 21:14:34: 1W1IXELjjF6i2
 

消費構造変動調査によると
裁量的支出(贅沢品消費など)の減少と、必須サービス(「医薬品・医療費」、「家庭用耐久財への支出」、「自宅での食費」、「光熱・水道費」、「子供の養・教育費」)への支出増大を予測する人々が多い
今後1年間の消費支出の見通しについて、 "増加・充実"と答えた人の割合は15.6%、他方、"減少・節約"と答えた人は44.3%で
まだまだ、デフレ傾向が続きそう


XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX 引用 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
 
 
www.research-soken.or.jp/reports/structure/ 2010年12月10日
*  過去1年間と比べた今後1年間の消費支出の見通しについて、 "増加・充実"と答えた人の割合は15.6%、他方、"減少・節約"と答えた人は44.3%となった。減少・節約から増加・積極方向へと消費支出の緩やかなシフトもうかがわれた前回(10年4月調査)からほぼ横ばいの水準となり、今後1年間の消費支出全体としては、模様眺めから現状水準を維持する姿勢が見込まれる【図表1】。

図表1 今後1年間の消費支出全体の見通し

図表1 今後1年間の消費支出全体の見通し

*  今後1年間に消費支出を"増加・充実"させたい人の理由として、「子供が成長したり家族が増える」が最も多く、次いで、「いろいろと出費の予定がある」、「耐久消費財に買い替え時期のものが多い」、「購入したいものややりたいことがある」と続く。また前回と比べて、「購入したいものややりたいことがある」が大きく減少となっている【図表2】。

図表2 今後1年間の支出が「増える又は充実させたい理由」(MA)

図表2 今後1年間の支出が「増える又は充実させたい理由」(MA)

*  これに対して、"減少・節約"したいと答えた人の理由をみると、「給与や事業収入が伸びない」を理由にあげる人がおよそ6割を占めて最も多く、他の理由を大きく上回っている。これに「将来に備えて貯蓄を増やす」が3割、「失業や仕事の継続に不安がある」が2割強と続く。消費支出の縮小・節約側では、前回に続き、所得・収入面の伸び悩み、将来不安、雇用の先行きに対する不安が上位の理由にあがり、消費回復に向けて大きなマイナス要素となっている【図表3】。

図表3 今後1年間の消費支出が「減る又は節約したい」理由(MA)

図表3 今後1年間の消費支出が「減る又は節約したい」理由(MA)

*  先行きの費目別支出をみると、【増える】費目としては、「医薬品・医療費」、「家庭用耐久財への支出」、「自宅での食費」、「光熱・水道費」、「子供の養・教育費」の順で、前回同様、必需・固定的な費目が上位に並んでいる【図表4】。
 反対に、【減る】費目としては、「外食費」をあげる人が最も多く、次いで、「預貯金」、「娯楽・スポーツ関連の支出」、「旅行関連の支出」、「被服・履物費」の順で、前回同様、裁量性の高い費目が上位となっている【図表5】。
 消費の先行きとしては、前回同様、支出が【増える】方向の中心は必需・固定的な費目であり、【減る】方向の中心は裁量性の高い費目という構成に変わりはないものの、裁量性の高い費目の増加意向もうかがわれる。

図表4 今後1年間に支出が【増える】費目(MA)
図表4 今後1年間に支出が【増える】費目(MA)

図表5 今後1年間に支出が【減る】費目(MA)
図表5 今後1年間に支出が【減る】費目(MA)

*  今後1年間の貯蓄・ローン返済等について、「増える又は増やしたい」と答えた人の割合は12.3%で、他方、「減る又は減らしたい」と答えた人の割合は21.0%であった。また、"増加"から"減少"を差し引いた値は、マイナス幅は前回よりも縮小しており、貯蓄・ローン返済については、前回と比べるとわずかに増加方向となっている【図表6】。

図表6 今後1年間の貯蓄・ローン返済等の見通し

図表6 今後1年間の貯蓄・ローン返済等の見通し

*  消費を後押ししてきたエコカーやエコポイントなどの購入補助政策の終了や規模縮小が段階的に予定されており、消費支出に積極的な見通しを持つことが難しくなっている。長引く円高による企業業績の影響も懸念され、景気の先行き不透明感が強まっており、今後1年間の消費支出は、全体としては模様眺めから現状水準を維持する姿勢が見込まれる。

【有効回収数等】
  有効回収票   調査期間
 2010年10月調査
(18歳〜79歳)  1,150 10月6日〜10月18日


社団法人 日本リサーチ総合研究所
企画事業部 
TEL 03-5216-7315/ FAX 03-5216-7316   

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コメント
 
01. 健奘 2010年12月15日 23:50:41: xbDm84QDmOFmc : rYd4I1Qido

似たような分析は、この何年か、たくさん見てきました。
今必要なことは、分析ではないんですね。

大きな枠を変えるような、しかも具体的に人々を変えていくような、ジワッとした動きでしょう。



02. 2010年12月16日 09:38:55: IOzibbQO0w
原油価格の高騰が、本格的に始まれば、今回の新興国景気上昇は終焉し
世界景気の後退が再び始まることになる。
先進国にとっては、スタグフレーションという最悪の状況になり
英国では既に、その気配が出ている。

一方、中国では引き締めが開始されており、そのバランスで、インフレの悪化がどうなるかが決まるが、
日米(特にバーナンキら米国ハト派)の量的緩和がさらに拡大するようなら、かって日銀が懸念していたように、前回のようなエネルギー食糧インフレと途上国での政治不安が世界を覆うことになる。


klugコモデティレポ
2010/12/16 (木) 08:59
 11月上旬の強気な足取りが軟化し、一時は80〜82ドル前後で推移していたNY原油は11月24日以降は急激に足取りを強め、12月7日には90.76ドルと2008年9月下旬以来、初めて90ドルを突破しました。

 そもそも、リーマンショック以降の原油市場は世界的な景気減退に伴う需要の減少に対する懸念が重石となっていました。特に、昨年2月から6月下旬にかけて40ドル台から70ドル台に価格が回復して以降は、金融危機に対応するための大規模な資金投下を受けた将来的な資産インフレ発生の可能性という強気材料と、回復の兆しが乏しい世界経済という弱材料を受けて、約70ドル〜87ドル前後というレンジ内での往来が続いていました。

 特にエネルギー市場全般に渡る需要減少に対する警戒感が価格の推移に現れたのが、ガソリンの需要が最も増加するドライブシーズンである夏場でした。米国では石油需要のうちの約半分がガソリンで占められています。

そのため、ガソリン需要の増加期待が高まり、4月下旬頃からエネルギー価格が上昇し、ドライブシーズンが終盤となる8月下旬にかけて価格が下落するというサイクルを描くのが一般的です。

 しかしながら、今年に関しては通常ならば価格が上昇する4月下旬から5月上旬にかけての時期に80ドル台半ばから60ドル台半ばへと一気に値を落とし、その後は10月に入るまで80ドルを上値抵抗にしての保ちあい場面を演じていました。

 このように頭重い動きを見せていた原油価格が一気に90ドルを目指す強い足取りを見せた第一の理由としては、80%台前半での低迷が続いていた製油所稼働率が85%を越える水準まで上昇している点が挙げられます(12月3日時点は87.5%)。

 米国では景気低迷に伴い消費不振に陥っていた影響で、昨年、今年と製油所稼働率が70%台〜80%台という米国としては低い水準まで引き下げて石油製品の生産量を削減することで需給のバランスを取り、エネルギー価格を維持していました。そのため、ようやく製油所稼働率が上昇してきたことで需要回復期待が一気に高まり、これが買い支援材料になったと考えられます。

 第二に、製油所稼働率が上昇したにもかかわらず、冬場に需要が増加する中間留分在庫が前年同時期を下回っていることで、需給ひっ迫に対する懸念が強まったことが挙げられるでしょう。

 米国エネルギー省の発表によると、10月下旬まで製油所稼働率の低迷にもかかわらず前年同時期と同程度の水準となっていた中間留分在庫量は11月以降に急激に減少し、12月3日時点では前年同時期を710万バレル下回る1億6020万バレルに縮小しています。

 前述のように製油所稼働率が上昇しているため生産量が増加していると考えられるにもかかわらず、在庫が減少しているのはそれだけ需要が膨らんでいると考えられます。さらに、米国の経済指標に強気な内容が見られたこと、量的緩和の長期化見通しを受けて資産インフレ観測が強まっていることも、90ドルに迫る水準まで原油価格を押し上げている背景になっていると考えられます。

 しかしながら、このような原油価格の騰勢が今後も継続するかどうか、という点に関しては疑問が残ります。というのも、ブッシュ減税の延長措置を受けた米国債の金利上昇とドル高の進行が原油市場にとって弱気材料となっているからです。

 金利の上昇は貨幣が流通する量の減少、設備投資などの企業活動、住宅などの固定資産などに関する個人消費などを抑制するリスクを高めます。そのため、ようやく明るい経済指標が見られるようになった米国経済にとって悪影響になるとの見方が強まり、米国の石油需要減退観測が高まる可能性があります。また、ドル高が進行すればドル建てで取引されている原油の国際価格の割高感が強まり、世界的な需要にマイナスの影響を与える恐れもあります。

 さらに、12月7日時点の大口投機家の買い越し数が過去最大の17万6,557枚に達していることも買われ過ぎに対する警戒感を強めています。

 2011年度には世界の石油需要が増加する見通しであることをOPEC、IEAの双方が示しています。また、欧州地域での厳しい寒波の長期化や米国の天候次第では価格が上振れる可能性も残っています。将来的には、量的緩和の長期化を受けた資産インフレ期待の高まりもあって原油価格は押し上げられることになりそうですが、現状を見る限りその足並みは緩やかで、目先は90ドルを抵抗にしての保ち合いが続く 


03. 2010年12月16日 17:41:07: FLqTKfM4UQ
過去のバブル経済の時代には軽自動車に乗ることは下賎で恥ずかしいことだと
多くの人が考えていた。
しかし今日ではこうした過去の感覚が消え、軽自動車はエコでかっこいい
という価値観も生まれ多くの軽自動車が走っている。
こうした価値観の変節は日本社会の多くの場で見受けられる。
かっては恥ずかしい行為が今ではおしゃれなものに変節している。
時代が変わると価値観まで変わるのだ。
ここから言えばアルバイト労働や失業が恒常化している若年層などに
「貧乏は素敵!」という感覚が生まれることもありえるのではないか?
アフリカのマサイ族、南米のインディオ、北極のエスキモー、ニューギニア
の全裸部族などは先進国から見れば極貧で原始的な生活でも、彼らの伝統的
価値観ではそれがおしゃれでかっこいいとされてきたわけだろう。
そういう風に価値観の転換が日本社会で起きて、アルバイトや失業者がおしゃれ
とされる社会になり、ホームレスがキムタクのように扱われる社会が到来する
こともありえるのではないか?

04. 2010年12月16日 17:52:30: FLqTKfM4UQ
インディアンも昔は無知と野蛮の象徴として西部劇で描かれたが、今日では
アメリカでも好意的に描かれることが多い。
日本の武士も左翼全盛の時代には封建時代の暗黒性の象徴のように描かれて
いたが、今日ではハリウッド映画のラストサムライなどで武士の潔さや武術
が好意的に描かれていたりする。
美的感覚や捉え方は時代によって大きく変わる。
ならば貧しい若者がおしゃれな存在で女にモテるという時代が到来する
こともありえるのではないか?
女から見た抱かれたい男は時代や地域によって大きく異なり、ニューギニア島
の裸族におけるイケ面はチリチリパーマの槍を持った猿のような男性である。

05. 2010年12月16日 18:03:07: FLqTKfM4UQ
もし日本の若年層が自らのアルバイト生活や失業境遇を不幸だと考えていたら
暴動、デモ、テロなどをやりまくったはずだ。
しかし格差が拡大して格差、格差と叫ばれても多くの若者はデモもテロも
やってはいない。
すると、もしかすると日本の若年層に「貧乏はおしゃれなのである」という
戦後ニッポンとは違う価値観が創生されている可能性もある。
つまり日本の若年層は古代中世の人々のような価値観に変わったという可能性だ。
いやそうじゃない、日本の若者は貧困を許せないと考えているというのであれば、
前述のように日本の若者は自分がバイトで働くマクドナルドの店などを焼き討ち
するはずである。
だがそんなことをする若者は稀だし、多くの若者は日本から海外に亡命している
わけでもない。
だったら彼らはコメと味噌汁さえ食えれば最高に幸せだと考えているのではないか?
そういう可能性も否定はできない。

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