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中国バブル終焉、北朝鮮崩壊、そして日本売り
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/557.html
投稿者 tea 日時 2011 年 1 月 06 日 20:14:17: 1W1IXELjjF6i2
 

2011年の世界経済:これを買って生き残れ?
まあ眉に唾というところだ

http://moneyzine.jp/article/detail/190692

 アイルランド国債の格下げ、中国の金融引き締め政策への転換、米国の財政赤字拡大など、この1ヶ月で世界経済の先行きはさらに不透明になってきました。

 前回の記事で説明しましたが、いま世界中で政治リスクが増大しており、イベントがどこで勃発するか予想が困難になってきています。そんな状況の中、2011年は何を買えば生き残ることができるか、下記5つのリスクシナリオ別に考えました。

・ユーロ圏の崩壊
・中国バブルの崩壊
・米国インフレリスクの拡大
・北朝鮮の崩壊
・日本売り

 それぞれ見ていきましょう。
リスクシナリオその1「ユーロ圏の崩壊」

 ユーロ圏では、相変わらず机の下での条件闘争が行われる一方、新たな動きが出てきています。他国の負債の肩代わりを避けたいドイツ、何とか丸く収めたいECB(欧州中央銀行)、なるようにしかならないアイルランドとギリシャ、ポルトガル、スペインなど南欧諸国との間で熾烈な駆け引きが繰り広げられています。

 そんな中、格付け会社の格下げを受けたアイルランドに対し、英国BOE(英中央銀行)がECBとの協定を通じて資金を融通するとの発表がありました。ドイツが動かない中、アイルランドは英国の助けを受け、ポルトガルは中国やブラジル、スペインも南米諸国と資金調達について会談を行ったと報道されています。

 ユーロが最終的にどうなるかは誰にも分かりませんが。万が一分裂が起きたとき、どのようなグループに分かれていくかについては少しずつ見えてきたように思います。

 ユーロ崩壊というイベントが発生した時、市場はどう反応するでしょうか?世界中の資金はまずドルと円、そして金(ゴールド)に流れると思います。ボラティリティが上がることからエマージング通貨と株は売られ、国債が買われます。

 次に現在インフレ進行中の「中国バブルの崩壊」に備えた投資を考えてみましょう。(次ページへ続く)

リスクシナリオその2「中国バブルの崩壊」
狭いスプレッド2年連続

 中国ではインフレが進行しています。消費者物価の上昇率が目標の上限である3%を大きくこえているため、中国政府は12月、拡張気味であった金融政策を公式に引き締めに転換しました。

 12月に入り、中国の短期金利は大きく上昇、住宅開発の原資に使われていた証券化商品もどきの金融商品の発行も大きく減少しているそうです。個人的に中国は経済が急停止するような政策はとらないと考えていますが、万が一失速した時の衝撃が大きいため注意が必要です。

 中国経済の減速は世界経済の減速に直結するため、影響は広範囲に及びます。まずは中国で需要の高い銅や鉄鉱石などの価格が下落し、経済が密接な関係を持つオーストラリア、日本などアジア地域の経済が減速、アジア圏の通貨は売られます。

 世界中で企業の業績悪化のため株は下落し、景気減速に見舞われる国、特に日本や米国では中央銀行が更なる量的緩和に迫られます。上昇するのは、相対的に影響の小さいアジア以外の通貨、量的緩和の追い風を受ける資産の保全の効果の高い金や不動産などの実物資産、そして商品の中でも需要が景気の影響を受けにくい農作物でしょうか。
リスクシナリオその3「米国インフレリスクの拡大」

 米国では、雇用の回復の遅れからデフレリスクが警戒されています。米国経済が急速に回復しインフレが意識されるという可能性は低いと考えられていますが、万が一米国経済が急速に回復し逆にインフレリスクに晒され、FRBが利上げに迫られるような環境になってしまった場合、現在誰も予想していないがため混乱は大きくなります。

 米国で利上げが行われると米ドルが上昇します。それと反対にドルへの資金回帰から新興国通貨など新興国関連の資産が下落します。米国での景気回復が本格化しているとすれば、原油価格やコモディティの価格が上昇します。米国ドルが上昇するため金価格は調整を余儀なくされます。コモディティ価格の上昇、新興国投資の停滞で新興国は難しい経済運営を迫られます。
リスクシナリオ4「北朝鮮の崩壊」

 11月以降、朝鮮半島情勢の緊迫度が日に日に高まっています。北朝鮮指導部が自ら体制の崩壊を選択するということは考えにくいので、北朝鮮が崩壊するとすれば、それは韓国との間に戦闘が起き、敗戦の混乱の中から生じる可能性が高いと考えます。

 このシナリオは不確定要素が非常に大きく、崩壊した北朝鮮を中国が占領というシナリオや、戦闘中に東京に核ミサイルが落ちるシナリオなど、極東アジア地域に壊滅的な影響が出る可能性を孕んでいます。

 どうなるかまったく分からないアジア関連の資産は売られ、米ドル、スイスフラン、金などのリスク回避的な資産が買われます。

 それでは最後に「日本売り」というリスクについて考えてみます。

リスクシナリオ5「日本売り」
無料簡単選べばエコトレ

 ここ最近の日本の混乱には悪い意味で目を見張るものがあります。政権を倒すことだけを目的となってしまいネガティブ報道を繰り返すマスコミ、それに踊らされる平和ボケした国民、失政と足の引っ張り合いの政府と、国の機能がマヒしてしまっています。来年度の予算が成立するのか、この国の展望はあるのかなど、近い未来のことも遠い未来のことも分かりません。

 国がこのように不安定な状況なので、日本国債はユーロ諸国と同様、「市場からの圧力」に晒される可能性が非常に高くなっています。国内金融機関という強力な買い手がいる日本国債を売り崩すのは容易ではありませんが、予算編成、国債の増発などに市場は神経を尖らせており、何らかのショックで金利が急騰してしまうリスクは格段に高まっています。

 日本国債が売られ、政府が予算を組めなくなり、国債引き受けという形で日銀がマネタイゼーションに追い込まれた時、危ないのは銀行預金であり、資産を円の現金で抱えている会社の株式となります。円が下落し実物資産の円建てでの値段が上昇するため、円以外の外貨、または金や不動産といった保全効果の高い資産への配分が有効となります。
まとめ:2011年のポートフォリオ

 今回挙げた5つのシナリオを見返してみると、3つがアジア関連、ユーロと米国が1つずつとなっています。すべて2008年の金融危機の余波と考えると、世界経済はまだまだ正常な状態からは程遠いのが理解できると思います。

2011年は何を持てばリスクを少なく過ごせるのでしょう?5つのうち4つのシナリオで有効な資産が実は2つあります。それは、「金」と「米ドル」です。アジアやユーロに何かあれば、「金」と「米ドル」は上昇します。アジアに何かあって「金」と「米ドル」は上昇します。リスクシナリオ3の時のみ金は下落しますが、ドルは上昇しますので組みあわせて持つことでヘッジが可能です。金と米ドルが同時に下落するというシナリオを描くことはなかなか難しい状況なので、その両方を持つことで資産価値を安定させることが可能になります。もちろんリスクを取ってリターンを狙いに行くことは可能ですが、その場合どれかのシナリオのどちらかのポジションにベットする必要が生じます。まずは投資の原点として、「損をしないポートフォリオ」を考えるのが大切なことだと考えています。

2010 年が過ぎていこうとしていますが、皆様の投資成績はいかがだったでしょうか?2011年は「政治リスク」に焦点が当たるため、投資家にとって2010年より困難な年になると予想しています。来年の今頃、何事もなく1年を振り返り、同じようにリスクシナリオを検討できることを希望しています。

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コメント
 
01. 2011年1月07日 22:58:59: J4TqYltTzo
僕は、金も買えないし、ドルも買えない。

だから、提案のポートフォリオを参考にできない。

でも、なるほどという分析ですね。

こういうのを「良い仕事」と言うんだと思います。

国家を預かる者は、当然これ以上の分析と予測をしているものと期待するのが自然でしょうに。

そんなことは有り得ないとしか思えない現状は一体何なんでしょう。


02. 2011年1月08日 17:54:13: cuDv0oNP5w
2011年残念ながら大きな事は起きないと思います。
小さい情報に振り回されると大局がみえません。

03. 2011年1月09日 01:24:06: IYLmAGsOqE
金は大量のタングステンが混ざっているのが発見され、偽物がたくさん出回っている。また、金を鋳造する技術もすでにある。暴落は予想されている。
アメリカドルはすでにカナダ、オージー、キューウィなどに抜かれ、何とか下げ止まりだが、刷りにすったドル紙幣はすでに紙くず同然。とりあえず機軸通貨ということで価値の暴落を抑えているが、中露はすでに両国間での米ドル紙幣使用を停止。他の国が後に続くと暴落必至。金もドルも価値なし。この解説は本当にいい仕事という評するのは、故意ですかね。

04. すー 2011年1月09日 04:09:18: Fbgc6jUP6cObw : WyPKQkYOFY
金を鋳造する技術はあるそうですが今の金を掘るよりも莫大なお金がかかるそうです。それのその技術の要する施設などにも莫大な資金がかかり金は作り出せるといってもそう簡単ではないとある学者が言っていたので、やはり最終的な通貨制度は何千年の価値が保たれて使われてきた金と銀にもどるのではないのでしょうか?

05. 2011年1月09日 18:50:17: rIG9a32bR6
日本国債購入者の95%は国内金融機関であり、5%が外資系です。
国債が暴落したら、国内金融機関は他に適切且つ安全な投資先がありませんので、日本国債を売る訳は無いと思います。
一方、5%を所有している外資は、換金の必要に迫られて日本国債を投売りする可能性があるかもしれませんが、その程度であれば、日本国内金融機関や、場合によっては、日銀が買っちゃうでしょう。日本国の国家破綻があるとすれば、韓国、仏国、英国、米国、中国、ロシアの国家破綻があった後であるでしょう。世界一の債権保有国である日本国の破綻はまだ大分先の話ではないでしょうか。ただ、日本が保有している債権の大半は米国の債権ですから、ドルが暴落したら、日本の債権も半減してしまいます。しかし、もともと、塩漬けにされていて、換金できない、米国に人質に取られている債権ですから...その時は、故中川財務大臣の時に、日本政府がIMFに米国債を担保にして、IMFの融資枠を約1兆円拡大した時のように、塩漬けにされている米国債を再びIMFに差し出して、IMFの融資枠を拡大して、世界中の国家のデフォルトを救ってあげましょう。ロシアに融資をする時は北方4島の領土を担保に取りましょう。どうせロシアはデフォルトするしかありませんから、その時には、担保とした北方4島を堂々と、取り上げれば良いでしょう。同様に、米国に占領された、グアムなんかを、担保にとって、米国債がデフォルトしたら、取り上げましょう。日本の領土が拡大すること請け合いです。

06. 細石 2011年1月09日 21:52:18: 0XaPBV.qMQIFI : VZdinzw66k
IMFにあげたのは、10兆円です。その時140兆円のIMFのサブプライム債の負債分の一部として、サブプライム債の債権へ米国債の数字を付け替えただけなので、世界の国を救う?ことはできません。言っているだけです。

07. 2011年1月09日 22:03:06: mHY843J0vA
>世界一の債権保有国である日本国の破綻はまだ大分先

政府日銀のスタンスから予想すれば、国債のデフォルト自体は生じないでしょうが、GDP比純債務の急増が続くようであれば、為替安とインフレによる実質的な破綻が起こる可能性は高いでしょう。

そのときの投資先としてドルや金が、リスクヘッジ先として有効であることは確かでしょうが、今後、さらに上昇するかどうかは難しいところですね。

投稿内容は、幾つかの典型的なリスクシナリオに対する答えですが、日本売りで円安になるような状況では新興国景気も強いはずなので、そちらへの投資の方が有望そうです。


08. 2011年1月09日 22:40:07: 7ISjS0XIxA
この投稿者は、工作員だね

1の意見を言う奴は、いつもの通り、これも工作員
阿吽の呼吸だね

ところどころにもっともらしい事を書いて分かりずらくしているね

ドルを際限なく擦り散らしているのにドルを買えとはバカか!
金がいいとセットで提案しているからもっともらしく聞こえるが
個別に考えると、つじつまが合わないよ

中国がいいわけではないが、実態のある成長をしている数少ない国だ

今年はじまっての、米国や日本や韓国や英国の株高は、あきらかに
内容をともなっていない株高。擦り散らかしたドルが行き場を失って
しょうがなく株が上がっただけ。業績なんかおかまいなし。

夏まで擦り散らかしたドルで、株を上げて、秋以降にヘッジファンドが
一気に叩き売って、大暴落の危険がどんどん高くなる

債権も大暴落する

「2011年の世界経済:これを買って生き残れ?」
って前提からしてアホだな

2011〜2012年は、大暴落があるから、米国の売り時をじっと待って
下がり始めたら米国を叩き売れ!
が、正解だよ
アホ米国の大暴落で利益を上げられたら、一層ハッピーだね

何が何でも何か買いたいなら、ゴールドか元建ての資産が比較的ましだね


09. 細石 2011年1月09日 22:41:05: 0XaPBV.qMQIFI : VZdinzw66k
一番に考えないとならない、米国経済が急速に減速し米国売りされるリスクを入れていない所を見ると、正月明けの米国いいぞキャンペーンの一環だろう。
だいたい大金使ったキャンペーンの逆のことを見るのが儲けるコツ

10. 2011年1月09日 23:54:46: Au7zEIdICU
分析を試みた点は評価できるし批判も多いけど・・
世界で起きる事はたいてい予測不能な事が多いワケで
日本国の破綻はまだ大分先・・とあるけれど例えばフタを開けたギリシャみたいに
数字がデタラメでした!なんてのが日本に突然発覚した・・なんて同様に有り得ないアクシデントも何が出るやら
国際規制業務銀行の取り決めでどんなとばっちり事件が起きるやら銀行倒産出るのでは?
09>みたいにキャンペーンの逆のことを見るのが儲けるコツ
なのかもね・・儲け話は金持ちが作ってるようで原油価格の高騰もゴールドマンSが決めてる・・とか有名だし
イラク ディナール買わせる詐欺もどき電話勧誘商売とか気をつけたいものですね

11. 2011年1月10日 12:57:56: Oh7y1Zx5pQ
1.ユーロ圏の崩壊
 トルコや旧東ヨーロッパ圏の復活で横ばい
2.米国のインフレリスク拡大
 国家自体が、もうデフォルト、ドルは紙切れ
3.北朝鮮の崩壊
 もともと、米国の工作国家
4.日本売り
 米国の外資戦略、もうあってはならない。
5.中国バブルの崩壊
 10年は成長する。あり得ない。

12. 2011年1月11日 18:40:32: mdWlxrKzvw
ま、中国バブルが崩れるとしたら国が強引に減速する時じゃないかな・・・・?!
「加熱し過ぎじゃけえ(加熱し過ぎだから)、ちょお(少し)冷やさにゃあいけん(冷やさなければならない)!!」と言いつつ・・・・?!

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