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保護貿易のコストはいくら? 世界では格差縮小だが、国内では格差拡大
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/681.html
投稿者 tea 日時 2011 年 1 月 18 日 11:27:11: 1W1IXELjjF6i2
 

(回答先: TPPの罠を知っているか、青山亭雑記(空き缶カイコクも小泉カイカクと同じく、米国発の貿易詐欺のようです) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 1 月 18 日 08:44:06)

既に言い尽くされているように、自由貿易では
先進国の付加価値の低い単純労働市場は底辺競争になり、失業者が溢れる

つまり自由貿易では世界では格差縮小だが、国内では格差拡大になり
消費者の利益は薄く広いから、労働生産性の低い先進国では
途上国の経済発展などどうでもいいB層が多い場合
政治的に保守主義が勝つ
囚人のジレンマで皆が損をするパターンだ

本来、皆が利益を売るためには
資産・所得課税強化などで再分配政策が必要になる
つまり政治の役割が重要ということだが
不況期に成功する可能性は低く、
先進国は囚人のジレンマで貧困輸出競争に陥ると見るべきかw


http://blogs.yahoo.co.jp/eisaku35/60673107.html
保護貿易のコストはいくら?
* 2009/12/17(木) 午前 1:11
保護貿易の弊害については、保護貿易はなぜいけないのか(1)で説明しましたが、具体的に保護貿易がどれだけのコストを国民にもたらしているかという分析を行った論文はあまり多くありません。

今日は、その中からUFJ総合研究所の片岡氏と久野氏の論文(貿易保護のコスト試算を紹介します。

この論文は1999年の日本のデータを用いて、保護貿易を撤廃した時の経済効果を計算しています。これを逆から見ると、保護貿易による損失の推計となります。

結論から述べると、日本の保護貿易政策による消費者の損失は、6兆5746億円となる一方で、生産者の得る利益は4兆2519億円、政府の得る関税収入は1兆9823億円となるため、トータルで3404億円の社会的損失が発生していました。

そして、保護貿易によって維持された雇用は54万8600人となっていることから、消費者は雇用を1人維持するために1198万円(=6兆5746億 /54万8600)の負担をしていることになります。これなら、保護貿易をせずに自由貿易にしたうえで、それによって失業する労働者1人当たり500万円の保障を税金で賄う方がお得ですよね。  

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