http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/708.html
Tweet |
覇権交代が近いようです。
そろそろアメリカベッタリの政官財も考え直した方がいいんじゃないカナ。
▼胡・中国主席:ドル基軸「過去の遺物」発言 あす首脳会談 中国、米に揺さぶり(毎日)
http://mainichi.jp/select/world/news/20110118ddm008030068000c.html
【北京・浦松丈二、ワシントン斉藤信宏】中国の胡錦濤国家主席が16日付の米紙の書面インタビューで、米ドルを国際基軸通貨とする体制を「過去の遺物」と見直しを訴えた。08年の米国発金融危機でドルの地位が揺らぎつつあるが、市場では「ドル基軸体制そのものはしばらく変わらない」との見方が大勢で、中国は、19日にワシントンで開く米中首脳会談を前に米国に揺さぶりをかけ、米側の人民元切り上げ要求をかわす狙いとみられる。
米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)によると、胡主席は、08年のリーマン・ショックを引き金とした世界的な金融危機がドル基軸の国際通貨体制の「欠陥に根ざし」ていると指摘。さらに「米金融政策は世界の流動性に大きな影響を与える。ドルの流動性は合理的で安定した水準に保たれるべきだ」と注文を付けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策として大規模な米国債買い取りを進めているが、市場にあふれかえったドルが高成長の中国など新興国に大量に流入。資産バブルやインフレを過熱させる懸念が強まっており、こうした状況が胡主席の発言の背景にある。
中国は08年の金融危機後、新たな国際通貨体制の必要性を主張。昨年4月には、中国にインド、ブラジル、ロシアを加えた新興4カ国でドル基軸体制の見直しを議論するなど、新興国の経済力拡大に合わせて国際的な発言力を高めようという狙いもあった。
ただ、胡主席も「(人民元が)国際通貨になるには相当な時間がかかる」と認める通り、ドルに代わる基軸通貨は見当たらず、人民元も国際通貨としては足元にも及ばない。市場では「中国が本気でドルを基軸通貨として『過去の遺物』と考えているとは思えない。米側の人民元大幅切り上げ要求をけん制する意味合いが濃い」(第一生命経済研究所の西浜徹副主任エコノミスト)との見方が大勢だ。
▼ドル、基軸通貨の地位失わず=中国に人民元上昇加速望む−米財務長官(時事)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。