★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評11 > 263.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
公取委の著作物再販協議会が廃止、2006年に特殊指定を堅持したが、その後も新聞関係者に反省なし (新聞販売黒書)
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/263.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 01 日 18:45:41: gS5.4Dk4S0rxA
 

公取委の著作物再販協議会が廃止、2006年に特殊指定を堅持したが、その後も新聞関係者に反省なし
2010年11月30日 21:17


 日本新聞協会のホームページによると、2001年に公取委が設置した著作物再販協議会が廃止されたようだ。

 著作物再販協議会については10月25日、公正取引委員会から新聞協会に対し、協議会を廃止し、今後は毎年1回、新聞、書籍・雑誌、音楽用CDの3業種別にヒアリングを実施するとの申し出があった。

 同協議会は2001年、著作物再販制度が当面存置となったことを受け、制度の弾力的運用の取り組み状況について意見交換するために公取委が設置した。

 新聞社からの会員2人のほか、出版・音楽CD業界の代表者、大学教授ら有識者、消費者団体代表などで構成し、08年まで毎年1回開催していた。しかし、景品表示法の所管が公取委から消費者庁に移管されることが閣議決定したことを受け、09年以降は開催を休止していた。

 公取委は、今年度中に1回目のヒアリングを開きたいとしている。来月度の委員会までに、在京6紙と地方紙から各1人、計2人を出席者として決める。


再販問題(厳密には新聞特殊指定の問題)は、最近では2006年の上半期に撤廃案が浮上した。これを受けて新聞業界が特殊指定を守るための大キャンペーンを展開したことは記憶に新しい。

たとえば2006年4月19日には、プレスセンターで約250人の国会議員と新聞人が懇談会と盛大なパーティーを開いている。社民党の福島みずほ党首は、

「そうそうたる国会議員の勢揃いで本会議場が移動したような気がする」(『新聞通信』06年4月24日)

 と、発言した。深い思索もなく当たり前のように行ったことが、実は新聞史に大きな汚点を残したのである。解釈によっては、日本のジャーナリズムが信頼に値しないということを、新聞人みずからが宣言した日でもあった。

◇新聞関係者から政治献金
この時期と前後して、多額の政治献金が新聞業界から政界へ流れていたことも、明らかになっている。たとえば次に示すのは、山本一太議員が新聞関係者から受けた大口献金の例である。

551万円(2004年度)

560万円(2005年度)

561万円(2006年度)

554万円(2007年度)

再販制度を維持する運動の裏側で、新聞関係者たちは自民党の政治家へ政治献金を送っていたのである。

その見返りなのか、山本議員らは5月19日に独禁法の改正案を自民党の産業経済部会に提出した。その内容は、特殊指定を取り扱う権限を公取委から取り上げることなどだった。それにより公取委による特殊指定の撤廃を阻止しようとしたのである。

それから5年、再販制度は現在も健在だ。一方、景品を使った新聞拡販も昔のままだ。「押し紙」は激増しているというのが一般的な見方である。


http://www.kokusyo.jp/  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年12月04日 17:23:32: PIvCcYcOwA
「新聞と金}

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評11掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評11掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧