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CMにこれほどイライラさせられているのは日本人だけ?、歌田明弘(マスゴミは、過ぎたるは倒産するが如し、を味わう筈です)
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/345.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 12 月 17 日 22:00:26: 4sIKljvd9SgGs
 

http://blog.a-utada.com/chikyu/2007/09/post_8129.html
2007.09.14
CMにこれほどイライラさせられているのは日本人だけ?
テレビCMにイライラさせられているのは
どこの国でも同じと思いがちだが、
そんなことはない、
という興味深い研究レポートが出ている。

●日本のテレビの非常識
 テレビCMにイライラさせられるのはなぜかって? テレビCMっていうのはそういうものなんだよ。タダで見るんだから、多少イライラさせられたって仕方がないだろ‥‥。そんな「良識派」のあなたは、今回の原稿をぜひ読んでほしい。テレビCMを見なきゃならないのはほかの国でも同じだが、海外の人びとは、日本の視聴者ほどにはCMでイライラさせられてはいないようなのだ。
 このところ広告について、あれこれ資料を読んでいる。そうして読んだ一冊に興味深い研究レポートがあった。われわれの「テレビCMの常識」を覆すもので、研究書のなかだけにとどめておくのはもったいない。今回はそれを紹介しよう。

「番組内CM提示のタイミングが視聴者の態度に及ぼす影響」という堅いタイトルの論考がそれで、番組のなかのCM、とくに「ここぞ」という山場にさしかかると提示されるCMを「山場CM」と名づけて、こうしたCMがもたらす影響を考察している。
 この論考でも指摘されていることだが、CMの出し方は、このところ格段にあざとくなってきた。さあいよいよ真犯人がわかるというところでCMなどというのは当たり前。盛り上がって、さてクイズの答えというときにもCM。CMあけにはCMまえのシーンがまた繰り返され、答えを言うのかと思えば、そのまままたずるずると映像が続き、再度CMに突入、などということも珍しくない。
 われわれはこのようなCMにすっかりならされてしまっている。しかし、このレポートを読んで驚いたことには、こういうCMの出し方は、どこの国でもやっているわけではないようだ。欧米では山場CMは日本よりはるかに少なく、話が一段落して入れるCM(このレポートでは「一段落CM」と名づけている)が圧倒的に多い。

 日本、アメリカ、イギリス、フランスそれぞれの国で比較的よく見られているニュース、ドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、スポーツ、クイズなどのCMについて調査したところ、総合して日本では40パーセント近くが山場CMであったのにたいし、アメリカは14パーセント、イギリスは6・4パーセント、フランスはゼロだったという。
 ニュースは、キャスターが「続いてのニュースは‥‥です」と言ってハイライト的なVTRを流してからCMに入るものも山場CMと見なしたとのことで、日本では、ニュースも山場CMが多い。バラエティ、クイズ、ドキュメンタリーでは山場CMがほとんど。山場CMが見あたらなかったジャンルは、映画とスポーツだけだった。
 アメリカでも、ニュースやドキュメンタリー、ドラマ、バラエティ、クイズで山場CMが見られたものの、日本のテレビほどの頻度ではない。イギリスでは、映画やクイズにわずかに見られる程度だ。

 また、日本のテレビでは、CMあけに場面転換しているのが64パーセントなのに対し、ほかの国では9割以上。言うまでもないが、いいところでCMが入ってイライラさせられたうえに、CMあけにまた同じシーンを見せられれば、二重にイライラさせられることになる。
 こうした違いが生じる理由は、この論考でもいくつか指摘されている。
 まずあがっているのはCMに対する規制の違いだ。
 日本は、テレビ局の自由裁量にゆだねられているのに対し、ほかの3国では、CMを流す時間量や回数、さらには「過度に騒がしくなく耳障りでないこと、番組の自然な切れ目に限る」などと規制されているという。
 日本でも放送法の縛りや番組編集基準などはあるが、実態を見るかぎり、ほかの国よりはるかに甘いわけだ。

 このレポートがもうひとつ指摘しているのは国民性の違いだ。
 「不快感を持っていても黙って物言わぬおとなしい日本人と、怒りをあらわにして抗議する欧米人の違いが、CM提示タイミングに対する規制の違いをもたらしたと考えられる」と言っている。
 イギリスで30人を対象に聞き取り調査したところ、全員が「日本のようなCMの出し方などとんでもない」と答え、21人が「商品の購入意欲もなくなる」と答えたという。
 日本にいるフランス人のコミュニケーション学者も、「番組途中でCMが出て番組を中断させたら皆怒り出すだろう」と言っていたとのことだ。
 山場CMの多用になれていない国の人びとが反発を感じるのは当然だ。彼らにしてみれば、そうした番組を平気で見ている日本人はほんとうに不思議ということになるのだろう。

●視聴者の反乱――山場CMの商品は買いたくない

 もっとも、日本人がほんとうに平気で見ているのかというとじつはそうではないというのが、この研究レポートの興味深いもうひとつの指摘である。こういうテレビCMの出し方は広告効果の面でも、またテレビというメディアそのものにもダメージをもたらしているというのだ。
 山場CMで不快感を感じるか、またそれはどんな感情なのかを調査している。
 不快感をそれほど感じていない人もいることはいるが、ストレスを感じるとか、イライラするとか、息抜きにならないと感じる人の割合はやはり多く、とくに「不愉快」と答えている人が多い。
 山場CMを出す番組には好感が持てず、スポンサー企業に対しても、やはりいい印象は持てなくなる。そうしたスポンサー企業の商品は「買いたくない」と答えた人も34パーセントいる。

 山場CMの商品は記憶もしてもらいにくいようだ。
 一段落CMの商品は「覚えている」と答えた人のほうが多いのに、山場CMになると、覚えていない人が多数派だ。
 イライラした状態なので記憶していないのではないかとか、クイズなどでは答えを考えているのでCMが意識されないのではないかなどと推測している。言われてみれば当然考えられることで、制作サイドがそう思わないのが不思議なぐらいである。

 CMのあいだなどにチャンネルを変えるザッピングも、山場CMを出されたことによる不快感情を意識的・無意識的に解消しようとしてやっているのではないかと指摘している。
 「山場CMとシーンの繰り返しを多用している番組は、内容に対する自信のなさを告白しているも同然」で、また山場CMあけの番組展開は期待はずれのことが圧倒的に多く、視聴者はこうしたことを繰り返し経験すると、もとのチャンネルに戻ってこなくなるとも言っている。

 山場CMによって、さしあたりの視聴率低下は避けられるのかもしれない。しかし、視聴者に嫌われるCMを出し続ければ、番組もスポンサー企業の商品も、さらにはテレビそのものも嫌われる。
 CMがうるさいというと、すぐに「規制を」ということになりがちだが、こうしたレポートが広く知られることによって、テレビ局やスポンサーが、視聴者に嫌われるようなことをやってもメリットがないことを認識し、山場CMが自然に減っていくのがもっとも望ましい成り行きだろう。

afterword
 好きなタレントが出ているCMの商品は好印象を持つという心理の裏返しで、不愉快な思いをさせられたCMの商品は買いたくなくなるとも指摘している。
 これについても、なぜそうしたことが気づかれないのか不思議である。

関連サイト
山場CMと精神的不快感の関係。榊博文、今井美樹、岡田美咲、出羽かおり「番組内CM提示のタイミングが視聴者の態度に及ぼす影響」より(真鍋一史編著『広告の文化論』日経広告研究所、所収)

(週刊アスキー「仮想報道」Vol.499)


投稿者 歌田明弘の「地球村の事件簿」 時刻 12:30 デジタルとテレビ | 固定リンク
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コメント
 
01. 2010年12月18日 17:15:42: MP1Wg2pYgI
こういう一見くだらないと認識される恐れのある研究こそ、真に必要とされる研究であると思う。
老荘思想の無用の用を思い起こさせる。
このような研究を真剣に議論して放送業も自己改革していかないと、突然の民意の本流に飲み込まれてしまうだろう。
明治維新時の幕府の自己改革が間に合わず、維新政府にひっくり返されたように。

02. 2010年12月18日 18:17:19: pckqLXY8mk
山場CMの時は、早く次がみたいのと 次の展開がどうなるのかを家族で話し合っているので 内容はろくに覚えていないですね。

それにスーパーへ行っても CMが流れ出した商品はあまり売れていない。
その商品が売れるのは、特売や広告の品になってからです。


03. 2010年12月18日 23:32:35: 3QZaPOJeM2
CMに関して、現在のテレビ放送を見ていると精神錯乱を助長する構成になっているので良くないと感じている。余りテレビは見ていないので何ともいえないが、子どもの時にアレを見せられていたら、情緒不安になるのは請け合いだったとおもう。
日々のことが積もり積もると、大変な影響が出てしまうが、一度この件は徹底的に調査するべきである。余談になるが、本編の番組よりCMの方が面白かったりする場合があるが、アレも出し方を工夫すると価値が出てくるとおもう・・よ。

04. 2010年12月19日 02:04:28: 8yRm3mOklM
あっ、「山場CM」を不愉快に思っていたのは私だけではなかったんだ・・・。
そのときはチャネルを変えるか、TVをOFFってその番組が終わるまではもどりませんが。

それから最近多いと思うのが、「絶叫型・繰り返し型のCM」。
視聴者はどこかの似非宗教の洗脳手法で扱われている、と感じてしまいます。

>03さんの意見に同意・・・・。
付加えさせて頂いて、徹底的に調査・研究してほしいのが、TVゲームの人間に対する(特に青少年に対する)精神的・心理学的影響です。


05. 2010年12月19日 02:13:24: 9siq1Kotjg
記事は私の気持ちそのものです。
例えば"魔女たちの22時"など、番組自体がものすごくノロノロしているし、山場CMばかりです。
番組内容は実質15分程度ですし、突拍子もない所でCMに移ってばかりなので観なくなりました。
また、CMで買う商品を決めることなどありません。CMは売り手に都合のいいことしか言いませんからね。

03様のご意見はハッとさせられるものがあります。
訳あって、ヨーロッパと北米の子どもたちと接する機会がしばしばあるのですが、日本の子どもだけが、落ち着きがなく、歩いている時もキョロキョロすることが多いのです。(←当然よく転ぶ)
かと思えば、移動しなければならない時にワケもなく突然立ち止まり、見知らぬ人を身動きもせずジッと見つめていたりします。
何なのか本人たちに何度か理由を訊いてみましたが、黙るだけで理由の有無すら不明です。
他国の子にそのような奇行は一切見られませんでした。
TVが原因とは言えませんが、情緒不安定なのは確かでしょう。


06. 2010年12月19日 15:35:06: Wpa39bsErw
番組と言う本体があって、それにCMが付随しているのではない。
CMが本体で、それに肥大したオマケとしての番組がくっ付いているのです。
キャラメルがほんの少しで、大きなオモチャのオマケがあるお菓子の様に。

07. 2010年12月19日 17:30:26: PrTb63lbcM
CMもそうだが
番組も酷い。
イライラさせられているで思い出したが
テレビ朝日とフジの平日の毎朝の天気予報
ボーカル入りの曲使うんじゃない
アナウンスが聞きづらいだろが。

08. 2010年12月19日 18:07:10: hxmDT0OPng
全て電通が仕組んでいること

15秒CMがやたら多いのも日本の特徴。欧米では30秒以上が多い。少ない時間にできるだけ多くの本数を流したいという「経済性・収益性」ゆえに、国内で蔓延している。国内のCMがやたら騒々しくせわしないのも、これが原因の一端だ。短い秒数にできるだけ多くの情報を詰め込もうとするからだ。

こうした傾向は、すべて電通がこれまで作ってきたこと。
国内の3分の1以上のCMの企画を電通がおこなっているのが実態だ。

電通はCMを通じても、人々(国民)の潜在意識に日々多大な影響をもたらしている。


09. 2010年12月20日 18:34:46: sG3STloHOQ
HDDレコーダーで貯め録りして、CMスキップ再生させます。
もしくはわざと同時録画させて追っかけ再生でCMを飛ばして見ます。
理由はCMの配置だけではなく、その質の低下が酷いからです。

恐らく大企業からのCMが取れなくなっての事でしょうが、
アリコの保険で大和田信也や地井武夫なんてだいっ嫌いな男優になったし、
健康食品や美顔商品の繰り返すだけでインパクトのないつまらない宣伝内容、
在日企業のハゲ再生やアルソック体操だあ?

大企業のCMはそれなりに工夫があって良いのだけど、あまりにくだらないのが
増加しすぎだ。


10. 2010年12月21日 08:49:51: 333SVtLOqs
えらいふるい記事だね。
わざわざふるい記事持ち出してきて投稿した投稿者の
思惑は頭の鈍い私でもなんとなく分かるよ。
ゲス野郎。

11. 2010年12月21日 09:49:07: FHVyh15Kso
「続きはCMの後で」ってパターンは昔からだよね。
CMの内容というよりも、TV番組そのものが、新番組や映画、曲などのの宣伝を流す「器」になっている方が問題じゃないかな。
ゲストを迎えてのトーク番組や情報番組、バラエティの全てが、もはや事実上のタイアップか宣伝なんだよな。
最近はNHKが堂々と、この「宣伝商法」を行っている事は、民放と違ってかなり悪質。所詮民放は宣伝媒体だから仕方ないけど。
「本日は、朝の連続テレビ小説『てっぱん』の○○役でご出演されている、○○さんにお越し頂きました」
みんな見てしまうけど、この仕組みはNHKの宣伝をカネを払って見ている、というおかしな構図なんだけどね。

12. 2号 2010年12月21日 23:58:19: hR2pyCE2UUCV. : 01kQxFGFhU
>11
当にその通り

13. 2010年12月22日 16:26:09: B5offegeiY
阿修羅さんへ
ウチのアナログテレビの一台をぶち壊してしまいました。
結構丈夫で三回ぐらい落とさなければ壊れませんでした。
(内部はまだ動くかもしれませんが、漏電の危険があるので廃棄するしかないでしょうね。)
でもデジタルに買い換える(買い換えさせる)気は全くございません。
(親が買ってきたら即座にひざ蹴りを食らわせます。ブラウン管テレビは丈夫ですが、液晶なら一撃で死亡するでしょう。)

きっかけは、特別公務員なんたら罪の堀田が犬HKで偉そうにほざいていたこと。
ロッキード事件が無実であるのは確実ですから、彼が犯罪者であるのは間違いの無いことです。(本人にはその自覚があるはずですよ。)
(無実であることが理解できない人は、自分でいろいろ調べてみなさい。平野貞夫さんの著書ならよくわかるでしょう。)

テレビ放送の全てに言えることですが、「欲を煽る」ことしかありません。
ですから、欲が悪いことであるとわかっている人は、見れば見るほどイライラさせられるのです。
この世は、必要なものは与えてくれますが、そうでないものは与えないようになっています。
もちろん、他の生き物にも必要なもの(あなたにとって不要なもの)は与えてあげてくださいね。
言葉遊びで「欲が無いのは良くない」とか言う大馬鹿者がいますが、事実だけ言うなら「欲があるのは良くない(ただし必要最低限は除く)」のです。
基本的に「欲は悪い」のです。


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