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マスコミ批判に関する一考(45) 誤報に対する対処と隠蔽体質(KOKKAI PRESS宇田川的ニュースのC級解説)
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/828.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 5 月 30 日 10:00:55: igsppGRN/E9PQ
 

マスコミ批判に関する一考(45) 誤報に対する対処と隠蔽体質
http://udaxyz.cocolog-nifty.com/udaxyz/2011/05/post-7550.html
2011年5月30日 (月) KOKKAI PRESS宇田川的ニュースのC級解説

 この連載を読んでいる人ならば、すでにお気づきと思うが、マスコミは完ぺきではない。マスコミも当然に間違いを起こすし、マスコミも誤報は流すものである。もちろん、マスコミ各社は誤報を流さないようにするために、何重ものチェック体制で記事をチェックしている。前線で取材している記者に対しては、その記者がしっかりと取材し、その取材をもとに、編集者が記事を書くということになる。しかしその間に「記事を書きながら疑問に思ったことに対して裏を取らせる」ということは普通に行われることである。マスコミの人々と夕食を一緒にしていたり、あるいは会議をしていると、それ以前に書いた記事や提出した記事企画に対する問い合わせや、その内容に対する裏とりの指令などが様々来ること場合が少なくない。記者は、たいていの場合その場で内容を説明するのであるが、必要な場合は、改めて問い合わせの電話をする場合もある。場合によっては、私が手を貸すようなケースもあるのだ。それらをしたうえで、足りない場合は食事会などを切り上げる場合もある。切り上げなければならないのは、担当のデスクあたりが疑問に思った場合ではない。編集委員などもう少し上の方が疑問に思った場合である。要するに、何度も記事についての問い合わせをしたうえで、デスク、部長(編集長)、編集委員、役員といった感じで、何重ものチェックが行われるのである。
 それでも誤報はでてしまう。誤報も程度がある。多少間違えたぐらい、あるいは理解を得られる場合の間違いは、簡単に謝罪をしてしまう。しかし、重大な事項を間違えたり、あるいはm悪意を指摘された場合などはなかなか困ってしまう場合がある。今回、朝日新聞において、そのような状況が発生した。その記事が下記のものだ。


朝日新聞に文春の「黒塗り」広告 東電社長人事「誤報」指摘に反発?

読売新聞が東京電力次期社長の名前を誤報した問題が、週刊誌の広告に飛び火した。週刊文春が誤報の背景を解説する記事で、朝日新聞も同様に誤報をしたと指摘。これが朝日の反発を招いたのか、朝日新聞に掲載された文春の広告では、朝日の名前が「黒塗り」にされたのだ。
朝日新聞は、広告の原稿を黒塗りされた状態で受け取ったと説明しているが、読売新聞に掲載された広告は、どういう訳か黒塗りされていない。
「『西沢俊夫新社長』読売 ●●はなぜ間違えた」
毎週木曜日の新聞各紙の紙面には、木曜日発売の週刊文春、週刊新潮などの広告がいっせいに掲載される。通常、両誌は朝日新聞と読売新聞には同じサイズで広告を出稿するので、同じ内容の広告が両紙に載るはずだ。ところが、2011年5月26日朝刊は違った。読売新聞に掲載された週刊文春6月2日号の広告の中には
「『西沢俊夫新社長』読売 朝日はなぜ間違えた」
という見出しがあるが、これが朝日新聞では
「『西沢俊夫新社長』読売 ●●はなぜ間違えた」
と、いわゆる「黒塗り」の処理がされていた。
文春の記事は、読売新聞が5月20日朝刊の1面トップで「東電社長に築舘氏」と題して掲載した記事が「想定外の大誤報」(文春)になった背景を報じたもの。読売新聞の記事では、
「原発事故の責任を取って清水正孝社長(66)が辞任し、後任に築舘勝利常任監査役(69)を宛てる人事も固めた」
と報じたものの、同日午後の決算会見では、西沢俊夫常務(60)が6月末の株主総会で昇格する人事が発表された。読売新聞は、5月21日朝刊1面に、
「20日朝刊で『東電社長に築舘氏』との記事を掲載しましたが、誤りでした。おわびします」
との「おわび」を掲載し、誤報を明確に認めている。
だが、文春の記事では、朝日新聞も同様の誤報をしていたと指摘。記事では、「読売関係者」と名乗る人物が、読売の誤報の背景を
「現場の記者は反発したものの、ある編集委員がネタを掴(つか)んで押し込んだようです。記事では東電の最終赤字が1.5兆円と書かれていますが、実際は1.2兆円」
と解説する中で、朝日新聞についても、
「実は、朝日も同日の夕刊で社長人事と赤字額を同じように間違えていました」
と言及している。
次期社長人事「誤報」と言えるかは微妙
誤報を指摘された5月20日の夕刊(東京本社4版)を見ると、1面に掲載された「東電、赤字1.5兆円」という見出しの記事で、清水社長の退任の意向についても触れている。その中で、次期社長について、
「後任には元副社長の築舘勝利常任監査役(69)、武井優副社長(61)らがあがっている」
と、断定的な表現を避けてはいるものの、西沢氏ではない名前を挙げている。赤字の額は実際とはズレがあるものの、人事についての表現が「誤報」と言えるどうかは微妙だ。
ある朝日新聞OBは、「誤報」とまで言われるのは心外だといった反発が、今回の「黒塗り」の背景にあるのでは、と推測する。
もっとも、朝日新聞広報部では、「黒塗り」の経緯について、
「お尋ねの広告は、広告主が作成したものです。内容については広告主にお尋ねください」
と説明する。元々「黒塗り」された状態で広告が出稿されたとの主張だ。広告主といえば普通は文春を指すと思われる。文春は読売と朝日と別々に広告を作って出稿するという不思議なやり口をしたことになる。

2011年5月26日(木)18時53分配信 J-CASTニュース 
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-96655/1.htm

 朝日のグループは、今から10年ほど前(詳しい年代は忘れた)、沖縄のサンゴ礁に撮影者のイニシャルを彫りつけて話題になった。その時は、まだ「報道ステーション」の前番組である「ニュースステーション」であったが、その中でこの事件を報道しないということがあった。基本的には、朝日グループのカメラマンが軽い出来心でやったということであるが、その後、多くの新聞が一面に近い扱いで、落書きをした写真を掲載し、話題になった。テレビカメラも海の中に入り、朝日不ループの非道な「落書き」を非難したので。しかし、朝日グループだけは完全に無視。ニュースステーションはもちろんのこと、他のニュースでも扱わず、新聞や週刊誌でもまったく何も報道しなかった。完全な隠ぺい体質。マスコミそのものの「ご都合主義」「隠蔽体質」は「朝日だけなのか」「マスコミ全体なのか」ということがかなり話題いなったものだ。しかし、結局それ以上のことはなかった。
 さて、今回東京電力の社長人事に関する誤報。この誤報そのものは、取材中の問題であろう。問題は、誤報を流した後とそれを追及する週刊文春の記事に対して黒塗りで隠ぺいするという暴挙を行ったのである。この記事を見てまず思ったのが、上記のサンゴ落書き事件である。マスコミは、当然に、自分に対しても追求しなければならない。もちろん、間違いを認めることは非常につらい場合もあるが、それでも、その痛み分からずに、人に追及するなどというのは許されるものではない。とくに誤報の責任は、そのような批判を受けて、それに対して襟を正すことではないのか。朝日新聞は、保守系から最も攻撃されている新聞である。その朝日新聞らしい、実に責任感のない広告掲載ではないのか。
 左翼の人々の特徴として、権利を主張しながら義務や責任を全く意識しないということになっている。まさに今回の朝日新聞はそのような行動になっているのではないか。「広告主が」というコメントも、菅直人バリの責任転嫁。朝日と民主党がこの一件からでも似たような感じであることが分かるのかもしれない。
 

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