暴走行為を何度も繰り返していると、巧妙に逃げてそれを続けていても、必ずいつかはつかまる。今の日本では、関わり合いになるのを避けて、無謀運転、危険運転、空ぶかし、信号無視、割り込み、無理な追い越し、速度違反、駐車違反あらゆる違反を目撃しても、通報しない人が多い。むしろ通報する人はほとんどいない。こういうのを相手にするのは面倒であるし、危険であるし、後でどういう仕返しをされるかわからないし、警察も何もしないことを知っているからだ。ところが、警察の方では、誰も通報しないので、何問題はないとしている。だが通報しても、結局は何もしないので同じ事だが、通報がないとそれに理由がつけられてしまう。通報がないということは何も問題がなく、平穏であるとされる。暴走行為を何度も繰り返していると、結局はすべて発覚してしまうが、発覚すると、いきなり退学処分となることもある。空ぶかしや飲酒運転等の明らかに故意にやったことについてはかなり重い罰となる。もしも働いていれば解雇となる。ほとんどの場合には、こういう暴走行為をするのは、無職であり、通学もしていないことが多い。だが中には、平然と登校していたり、あるいはどこかの会社に所属していたりする。うまく表の顔と裏の顔を使い分けており、巧妙に生きている。だが、それをどこまで続けられるのか疑問だ。確かに周辺住民のほとんどは、通報しないのだが、どこの誰が暴走行為をしているのか知っている。それで警官に質問されれば、回答する。別にそのときに、そういう暴走族をかばう理由もないし、そんな義理もないし、家族や親戚や友人でもない限り、それを隠す必要もない。問題なのは、違反行為を認めるのが特定の組織に限定されているという事である。これは問題がある。その機関がまともに機能していれば問題がないが、実際には何もしないのでは意味がない。何もしないのに、そういうのに権限を与えるというのは、実質的に暴走行為を放置することになる。これは自動車関連企業とか、バイク関連産業による影響力があるのではないかと考える。こういう企業が、取締りをしないように圧力をかけているか、金で買収したり、天下りを受け入れているのかもしれない。なぜ暴走族を放置しているのかわからない。 　

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