NHK報道によると、脱法ハーブの吸引乱用が激増しているという。これは摘発対象となっていないもので、麻薬としては扱われていない。しかし、麻薬成分、睡眠薬成分が含まれており、量にもよるが、結局、健康被害が出る。たとえ微量であろうとも、麻薬成分が含まれているなら、それを多量に常習すると、通常の麻薬と同じことになる。脱法ハーブは、取締りの対象とされていないので、対応は難しい。しかし、麻薬と同じように、幻覚作用があり、発狂し、死に至ることもある。自殺もしくは凶行に及ぶことがある。他人に危害を加えるのは、自分が殺されるという幻覚症状により、反撃するためにとる行動だ。気分にむらができ、高揚だけでなく意気消沈もあり、その落ち込み方は半端なものではない。通常の一般人の絶望感をはるかに超えたもので、拷問のようなものだ。脱法ハーブは、以前流行した脱法ドラックのようなものである。価格も安くて、手に入りやすい。麻薬ではないので、処罰の対象とはなっていない。しかし、結局のところ、麻薬と同じであり、非常に危険である。取締りの対象になっていなくても、人体に有害であり、健康を害し、必ず事件が起きる。タバコも有害だが、脱法ドラックや脱法ハーブは予測不能の想定外の後遺症が出ることがある。こういうものは、できるだけ早期に危険物として対応するべきである。また、未成年など、低年齢層からこういうものを常用していると、次から次へと過激な薬物に手を出す危険性がある。シンナーやトルエンなどの有機溶剤も薬物である。しかし、日本の労働局はいい加減であり、工場でのずさんな管理に対しても、きちんとした調査も何もしない。有機溶剤も人体に有害であり、麻薬と同じような症状を示す。とにかく日本はこういう面に関して、ものすごくいい加減であり、ずさんであり、どうにもこうにもいつも遅い。いつも対応が遅すぎる。これは明らかに官僚主義の弊害である。 　

コメント
01. 2012年1月22日 05:04:22 : FL3HBMFVVs 考えさせられました・・・ 取締りが強化され自然由来の麻薬類が手に入らなくなり、クロコダイルのような危険な合成麻薬が上陸するのではないかと心配ですね。 いっその事国を挙げて　依存性の極めて低い天然、自然由来の麻薬でも作って合法的に国営で開発、販売したらいいのに・・と考えます。 飲酒・喫煙・麻薬・なくす事は不可能なのだから　安全に使える方向で根本改善したほうが賢い気がする、すぐに酔いがさめる薬とか、中毒性のない煙草、麻薬等その気になれば出来そうに思う。更に暴力団を廃業させてその事業を任せれば暴力団根絶、税収も見込め開発が成功すれば世界のマーケットで外貨も稼げ増税に頼らなくても済む国になるのに・・・などと妄想が膨らみますね。

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