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AIJ大規模詐欺犯罪事件について述べる。これはかなり深刻であり、根が深いだけでなく、悪質であり、被害も相当なものである。オリンパス詐欺事件や、大王製紙詐欺事件と似たような面もある。違うのは、腐れ官僚の大量天下り組が関係しているということだ。例の旧社会保険庁のごろつきどもが、共謀して厚生年金を強奪し、着服しただけでなく、詐欺事件を継続していた。それもいつものように組織ぐるみであり、まさに豊田商事顔負けの本格的な詐欺役人である。悪賢く巧妙なことに、公務員の共済年金には一切手をつけておらず、公務員の年金には、全く影響がないように慎重に配慮している。ところが、公務員以外の労働者に対しては、全く配慮せず、いつものように後は野となれ山となれ方式で、やりたい放題の不正行為をしている。社会保険庁の無法者天下り組は一人や二人ではなく、恐ろしい数であり、これが組織的に詐欺犯罪行為を継続していた。しかもいかなる監査も検査もなく、まったくの放任状態であり、国や行政の監視の目はまったくなかった。マスコミ報道によると、大企業よりも、中小企業への影響が大きく、大規模な連鎖倒産の恐れもあるという。国が弁償してくれるわけでもなく、結局は泣き寝入りであり、厚生年金に加入していた大量の労働者は年金支給がない可能性が高い。これは老後の生活が成り立たないということであり、生活保護受給者は更に爆発的に激増するだろう。とにかくこういう社会保険庁の天下りのような連中は、どこへ行っても必ず悪いことをするのである。何も反省していないし、まったく罪の意識がない。まったく規制されておらず、やりたい放題の不正行為をしておいて、まったく何も処罰されずにいつも放置される。もちろん責任も一切取らない。恐ろしい連中だ。頭にくるのは、公務員の共済年金だけは死守するという差別的な対応である。自分達の利益のみは常に確保し、安全な場所にいながらにして、自由自在に不正行為をする。たとえ悪事が発覚しても、何も処罰は受けない。つまりいつも安全ということだ。それにしてもこれは本当に切実な問題であり、年金が受け取れないどころか、倒産により、失業状態に追い込まれるケースも出てくる。少なくとも、ものすごい大金を詐欺行為によって騙し取られたことになる。このように天下り犯罪の弊害は非常に大きい。
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