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【livedoor、滅びゆく知の巨人-立花隆はどこへ行くのか】(奇しくも読売や巨人軍がポハイクだとばれたのは皮肉です)
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak35/msg/774.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 3 月 02 日 15:48:58: 4sIKljvd9SgGs
 

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50492497.html
2006年05月13日 17:00 [Edit]
滅びゆく知の巨人-立花隆はどこへ行くのか
かつては尊敬の対象だったものが朽ちていくのを見るのは悲しい事だ。


電脳進化論
立花隆
[文庫版] 例えば「電脳進化論」と今の「メディア・ソシオポリティックス」を比較すると、彼の「知的足腰の衰え」は見るも無惨だ。

Passion For The Future: 滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか
地位も名声も築いたのだから書籍やテレビの権威の仕事で十分なはずだが、敢えてネットで論陣を張るのが、根っからの論客なのだなと尊敬してしまう。この本には、はずれた予想や、当初の誤認識も、意図的に直さず掲載したと自ら述べている。これもなんだかネット的である。


立花隆の真骨頂は、頭にあるんじゃない。足にあるんだ。

ネコビルまで建てて確保した蔵書も、あくまでも食事。それを第一線で活躍する者達への取材という筋トレで肉に変えていたのが立花隆だ。

その彼が取材するのをやめたとき、こうも衰えるのかと愕然としたのが、メディア・ソシオポリティックスだ。

もし彼が本当に「足腰」を大事にしていたら、絶対に「メディア・ソシオポリティクス」は単なるWeb記事ではなく、TBもcommentも受け付けるblogにしていたはずだ。はっきり行ってもう立花隆はネット的じゃない。

一方的に世迷い事を並べる、ただの老人だ。

そうはっきり彼に伝えた方がいい。

肉体的な足腰が衰えても、取材を続ける事は可能だ。TBやcommentやmailのやりとりだけでもかなりのことが取材できるし、彼ほどのbig nameだったら、取材対象を呼びつけることだって可能なはずだ。

彼がそれを知らないとは言わせない。事実インターネットに関する書物も複数著しているし、そこに書いてあることはほとんど外してない。

もう立花隆を甘やかすのはやめよう。彼のためにも、出版界のためにも、言論界のためにも。

もし立花隆が本当に知の巨人だったら、その言葉を真っ正面から受け止められるはずだ。

とりあえず、彼が自分を取り戻すまでは、彼の新刊は奨めない。

その間にも「立花隆が足りない」という人は、ぜひ「サイエンス・ナウ」から「脳とビッグバン」まで続く、科学朝日-サイアスの連載の単行本を奨める。特にWeb 2.0なGeekには↑の「電脳進化論」を奨める。自分の扱っている世界がいかに狭いかがよくわかるから。

彼は、確かに知の巨人だった。

それを過去形で言わなければならないのは悲しい事だが。

Dan the Ex-Fan Thereof

Posted by dankogai at 17:00│Comments(10)│TrackBack(5)
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Danさんがこんなことを書います.立花隆の真骨頂は、頭にあるんじゃない。足にあるんだ。ネコビルまで建てて確保した蔵書も、あくまでも食事。それを第一線で活躍する者達への取材という筋トレで肉に変えていたのが立花隆だ。その彼が取材するのをやめたとき、こうも...
立花隆はまだいるさ【先知者、必取於人、知敵之情者也】at 2006年05月13日 22:09
実は一つ前のentryで電脳進化論を取り上げたのには、理由がある。 →を取り上げたかったのだ。
君はconnection machineを覚えているか?【404 Blog Not Found】at 2006年05月14日 00:37
知の巨人・立花隆さん、日本初の経営コンサルタント・大前研一さん、そしてテレビジャ
滅びの美学??はなのいろはうつりにけりな【時事を考える】at 2006年05月14日 02:15
最近、なぜか立花隆さんの本を読んでいないなぁと思っていたのだが、danさんがこのモヤモヤしたものを明快にしてくれる文章を書いていた。 ネコビルまで建てて確保した蔵書も、あくまでも食事。それを第一線で活躍する者達への取材という筋トレで肉に変えていたのが立花隆だ
[本]立花隆【机の上が汚いSEが書く日記】at 2006年05月16日 00:35
メディア ソシオ-ポリティクスにおけるライブドア関連連載は10回続いた。記述される事実関係には新しいモノはなく、第7回までの連載は、どちらかというと各種報道の後追いに過ぎなかった。 立花が最初に暗示した独自の判断、推察が出てくるのは第8回からである。立花...
続々 立花隆というデータベースの司祭【ままならねーことこのうえねー】at 2007年03月30日 12:35
この記事へのコメント
電脳進化論ってこれ↓ですかね?

Amazon.co.jp:電脳進化論―ギガ・テラ・ペタ朝日文庫: 本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022612185/
Posted by 通りすがりですが at 2006年05月13日 17:32
ニッポン放送騒動の時、読んでたら、MSCBのこと調べもせずに書いていたので_| ̄|○。あれ以来、立花さんとはさようなら(^_^;)
Posted by 松山英語 at 2006年05月14日 11:59
コンピュータ化の威力―自動車産業
「勘」の秘密を解明する―高炉内シュミレーション
手術ロボットも可能か―医療の現場
シュミレーションが拓く技術―建築産業
計算機の発達と重なる歴史―原子力研究
20万円の手作りスパコン―宇宙科学

以上は単なる現場での応用ということで
勉強になるとしても、

素粒子創成の謎に挑む―並列コンピュータ
新方式で脳機能の謎を解く―コネクションマシン
人間を凌駕できるか―ニューロコンピュータ
「あいまいさ」が全てのカギ―ファジーコンピュータ
100万個のニューロンを1チップに―光コンピュータ
世界をリードする独創的研究―量子コンピュータ
人間の脳の活動領域に迫る―バイオコンピュータ

上記は web 2.0 の Geek にはお勧められない。
当事者の宣伝文句にのせられているだけ。
そのリアルな実態を知りたければ、関係国際会議
い出るべし。立花本とはかけ離れていることが分かる。
Posted by 通りすがり at 2006年05月14日 14:34
立花さんへの批判本も、いろいろでていて面白いですよ。
専門的すぎて、理解不能な批判本もでてます。
Posted by sima at 2006年05月16日 17:21
立花さん5月号文芸春秋よみました、お見舞い申し上げます、私も4年前、静岡ガンセンターで経膀胱鏡手術の後、膀胱の全摘出手術をして、悪運強く転移もなく生きています。立花さんのケースで、膀胱の全摘出手術につき、主治医の意見なにも述べられていない、もう全摘出はできないということでしたら、仕方がない!もし今からでも遅くない、手術をできるということなら、すべての仕事を放棄して、是非とも手術をして完治してください!立花さんには、このピンチをこくふくし、 わが国を救っていただきたいのです!人間、自分の病気は
判断を誤る危険性が非常に高いのです!!どうか、がんに負けないで生きてください!必要なら、私の個人の病歴をお知らせします!おだいじに!!
Posted by 今村 幹雄 at 2008年04月10日 13:25
僕は約15年前に「僕はこんな本を読んできた」で
衝撃を受けた32歳の男性です。

ここ3〜4年前の立花さんは「サイエンスライター」よりも
「インターネットウォッチャー」「政治評論家」の色合いが
強くて、正直読む気があまりしないでいました。

・・・Danさんも見抜いていたのですね。
Danさんの知見と重なる部分があるのはとても嬉しいけれど
立花さんの力が衰えているのはとても悲しいです。

立花さんが読まれた蔵書に自分が読んだ本が入っていたことが
わかった時の、あのドキドキ感。
もう味わえないかもしれませんね。

立花さんには、もう一度「サイエンスライター」としての
骨太な作品を書いてほしいです。
Posted by 福島 宏 at 2008年07月12日 00:03
(誤)はっきり行って
(正)はっきり言って
Posted by 11031 at 2008年07月13日 15:19
立花さんをコケおろして溜飲を下げておられる貴兄の態度はまるでかつてのアイドルが年老いていくのを見て蔑むのに似ていて大変下衆な態度だと思います。
Posted by 傲慢な貴兄へ at 2009年06月07日 02:32
えらそうにいいながらさらっと立花さんの本をアフリエイトする態度はいかがなものか。
Posted by 卑しい貴兄へ at 2009年06月07日 02:44
わたしはもともと小室直樹主義者。田中角栄政治万歳論者。パク・チョンヒ(朴正熙)大統領支持派。

立花隆氏が知の巨人だなんて思ったことはありません。彼の分子生物学の知識は、生物学科出身の私にとっては、剽窃の次元。

偉大なるかな満州国。偉大なるかな故ピーター・ドラッカー クレアモント大学大学院教授。

私にとっては、アカデミックな知識の水準では、立花隆氏は、西尾幹二先生に遠く及ばないと思っています。
Posted by enneagram at 2009年06月07日 15:14

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