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【毎日、文書、大量に欠落、公開度「海外より劣る」】(宦官は、シュレッダーすれば誤魔化せる時代は終わった事に気付くべきです
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak36/msg/266.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 3 月 10 日 11:40:43: 4sIKljvd9SgGs
 

2010/03/10(水) 11:22:22 ID:GtdXvsIf
◇文書、大量に欠落 公開度「海外より劣る」−−有識者委
「文書管理、外交記録公開問題で一層の改善が必要だ」

岡田克也外相は9日、有識者委員会の報告書提出を受け、文書管理や外交文書公開基準の見直しに
着手することを表明した。重要文書公開の是非の審査はこれまで、省内の事務レベルの判断だったが、
有識者委は「政務レベルの関与」を求めた。公文書の保存や評価選別に専門家のサポートを求めること
を定めた公文書管理法の制定とあいまって、これまで非公開だった文書が今後、大量に開示されること
が期待できる。一方で、北方領土交渉など継続中の外交案件に影響するとの指摘もある。

今回の検証に先立ち、外務省の内部調査チームは日米安保・沖縄返還関係の文書ファイル4423冊を
調査し、昨年11月に報告書をまとめた。これを受けて有識者委は同省が厳選した計331点の文書を精
査した。

「いくら捜しても、存在するはずの文書が見当たらない」

検証作業で有識者は、こう口をそろえた。今回、「前例のない規模で非公開文書を公開」(岡田外相)した
ことには一定の意義が認められるが、文書には部分的な欠落や不自然な欠落が目立ったため、有識者
委で独自に訪米するなどして補った。

有識者委は99年公布の情報公開法に絡んで「いずれの行政官庁も歴史的に重要な文書の不用意な
廃棄などが行われていた」と指摘。今回の検証でも「交渉経緯の解明に問題を残した」として同省に調査
を求めた。

日本と海外の外交文書の公開度は「量と質の両面で差がある」とも批判。「相手国の記録でしか日本の
主張や立場が明らかにされない」現状は、外交史研究などに多大な影響を及ぼすと指摘した。

外務省内部には、公開へのアレルギーは依然、強く残る。だが外交は国民の信頼があってこそ成り立つ。
外務省幹部は「情報公開の要請はますます強まっている。公開を進めなければ政府への批判が強まる
だろう」と語る。【中澤雄大】

636 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2010/03/10(水) 11:24:01 ID:GtdXvsIf
◆核持ち込み
◇引き継ぎ、海部内閣まで
1960年の日米安全保障条約改定時に核兵器搭載艦船の寄港などを日本側が認めた密約について、
89年の海部俊樹内閣まで歴代首相、外相らに外務省幹部から引き継ぎの説明があったことが、9日
公開された外交文書で判明した。政府は密約の存在を否定していたが、昨年6月に村田良平元外務
事務次官が「歴代次官が文書で引き継ぎ外相に説明した」と証言。それを裏付ける記録だが、その後
の内閣に引き継がれた記録はなかった。【野口武則】

引き継ぎ文書は、68年1月27日に東郷文彦アメリカ局長(肩書は当時)が作成。ライシャワー駐日米
大使から63年に大平正芳外相、64年に佐藤栄作首相が核搭載艦船の寄港を認める米側の解釈に
ついて説明を受けた経緯を記し、「現在の立場を続ける他なし」と見解を示した。

この文書の欄外に、歴代の首相、外相の名前と日時の下に「御閲読済」「口頭にて説明済」などと記され
ている。文書には89年8月24日付の栗山尚一次官のメモが付属され、海部首相、中山太郎外相に説明
したのが最後となっている。

次の宮沢喜一首相は外相時代に説明を受けており、93年の非自民政権誕生以降、引き継がれた記録
は発見されなかった。冷戦終結後の91年、ブッシュ米政権が艦船への核兵器配備を廃止し、日本への
持ち込みがなくなった影響もあるとみられる。


639 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2010/03/10(水) 11:25:18 ID:GtdXvsIf
◇佐藤元首相「三原則は誤り」
「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則を提唱した佐藤栄作元首相が、69年の沖縄
返還交渉の際に「『持ち込ませず』は誤りであったと反省している」と、外務省幹部との会議で発言してい
たことが、9日公開の外交文書で分かった。沖縄の「核抜き・本土並み」返還を目指した交渉は、核抑止
力を維持する観点から米側が難色を示して難航。佐藤氏が非核三原則を維持すべきかどうか揺らいで
いたことがうかがわれる。

文書は東郷文彦アメリカ局長が作成した69年10月7日の会議録。沖縄から核を撤去した後も米側が
非常事態には核の持ち込みを申し出るとの見通しを説明した東郷氏に対し、佐藤氏は「非常事態で必要
と云(い)うことならイエスと答える」と述べ、事前協議を経たうえで容認する考えを示した。

さらに佐藤氏は、非核三原則を悔やみ、「(日本は平和憲法の制約で)不完全武装だからどうすべきかと
言うことを、もっと明らかにすべきであろう。この苦労は首相になってみないとわからない」と苦渋をにじま
せた。

佐藤氏は74年、非核三原則の提唱などが評価されノーベル平和賞を受賞した。

==============


640 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2010/03/10(水) 11:26:17 ID:GtdXvsIf
■核持ち込み密約の説明を受けた歴代首相、外相ら■
68年 1月30日 三木武夫外相
    2月 5日 佐藤栄作首相
   12月11日 愛知揆一外相
74年10月 7日 木村俊夫外相
   10月 9日 田中角栄首相
   10月14日 田中首相に補足口頭説明
   10月19日 二階堂進官房長官
   12月    宮沢喜一外相
76年 1月 6日 鳩山威一郎外相※
78年 1月10日 園田直外相
80年 1月24日 大来佐武郎外相
    9月 9日 伊東正義外相
81年 2月 3日 鈴木善幸首相(伊東外相、宮沢官房長官同席)
   12月10日 桜内義雄外相
82年12月    安倍晋太郎外相
83年 1月14日 中曽根康弘首相
86年 8月 4日 倉成正外相
87年11月24日 宇野宗佑外相
          竹下登首相
89年 6月15日 三塚博外相
    8月23日 中山太郎外相
      24日 海部俊樹首相
 ※鳩山外相の就任は76年12月だが原文のままとした
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100310ddm003010089000c.html
 

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