かつてアメリカのルーズベルト大統領は、「政治では、偶然に起きることなど一つもない。何かが起これば、それは間違いなくそうなるように予め計画されたからなのだ」と述べた。むべなるかなである。
　この「政治」を大事件や大事故に敷衍すれば、大事件や大事故の裏には仕組まれたものがあると考えた方が、よさそうな場合がある。
　では２００５年４月２５日に起きた、ＪＲ福知山線脱線事故についてはどうなのか。陰謀があったのか、それともなかったのか。
　この課題を考察する際の大きな出発点は、果たしてあのカーブで、あのスピードによる電車脱線事故で、あれだけ多くの犠牲者が発生するものだろうかである。
　かといって陰謀の証拠があるわけではないのだが、仮に陰謀があったとして考えてみると、なるほどと思えるフシも浮上する。
　その一つが脱線現場で、「鉄道事故現場では聞いたこともない」舞い揚がった土煙・土埃である。脱線事故で辺り一面が見えなくなるくらいに、土煙・土埃が発生するものだろうか。
　二番目は、現場のレールに残された「白い粉状の物」の存在である。バラスト（砂利）を巻き上げたとも思えるが、鉄道事故調査委員会報告書の写真を見る限りでは、どうも違うような気もするし、事故調自身「鉄道事故現場では見たこともない」と述べている。 　

コメント
01. 2011年11月29日 20:30:35: iGxLtcvUr2 　　ヘンな現象のウラには必ず隠された事実があるもの、と信じます 　　　　　　誰が何の為に、、、？事実は小説より奇なり。

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