堀江は、きちんと一般常識的な組織を学ぶべきであった。

だから甥っこ宮内(暴れ馬)をきちんと使いこなせなかった。
もしオレが堀江の立場で社会人のキャリアが先輩で指南役の宮内と出会っていた
ならば、宮内を最高顧問という役職に着かせている。
間違っても部下扱いはしない。

ちゃんと意味がある。最高顧問は、社長と同じくらいの責任は持たされるし
社長と共にパートナーを組む場合同じではないが下というのは、はばかれるが
私はあなたのことを尊敬してますよ決して格下ではありません。
という名誉的な意味も含まれるのである。

会社に何かあった場合に、すべて社長の責任だから知りませんとはいえないのである。最高顧問の責任を社会的にもとらされる(金銭的以外にも)

たぶん宮内は、豚箱から出てきてもすぐコンサル的な仕事をもらえるだろう。
今回の粉飾事件は、宮内も悪いが堀江は上司なんだから責任の大半は堀江に
あるでしょうという扱いになってしまっている。恐らくこのことが堀江にとって悔しいので宮内に対して大人げないバッシングをしているのだろうけど。
宮内のキャリアに実はビジネス的にそれほど傷がついていない。
しかし最高顧問だと違う。　同じことをやってもあんたも同罪だろうということで
宮内の最高顧問としての信用に傷がつくのである。
恐らく豚箱から出てきても仕事がもらえない。最高顧問としての信用をなくすからである。

三木谷の堀江に対する態度は、表向きかわいがっていたサイバー何とかの
藤田より実は能力は高く評価していたのだと思うし、側面的に支援しようとして
いたようなふしがある。
一般的には自分に近い才能を持つと認める後輩がいれば、絶対にヨイショしないものである。
酷評もしくは冷たい態度をとるのが一般的である。
堀江はこのこのに気づいていなかったと思う。
三木谷を単なるいじわるな先輩にしか思えなかったのだろう。

三木谷にしてみれば、「お前の指南役はエスタブリッシュメントの甥だろう。
なぜオリックスに取り入らないんだ。おれは銀行員時代から苦労してコツコツと
エスタブリッシュメントへの人脈を築いてきたんだぞ。
お前，俺を目標にしてるんだろ?　なぜ財界に阿呆みたいに挑発して敵に回す発言までしているのか。お前は社会運動家ではなく会社経営者なんだろ。
阿呆がお前は。自分を見失うなよ。」
っていう兄貴心のメッセージだったような気がしてならなかったのはオレだけかな。
考えてみれば、三木谷が堀江を妨害したのは、プロ野球参入だけだったような気がする。　しかも参入しなかったせいでこの件に関してライブドアは多額の負債を抱えずにすんだはずである。

鳩山総理が、かつて敵対していたムネオから何かと助けてもらってるように

堀江がもう少し世渡りが上手ければ三木谷によって、
宮内一族から助けられたかもしれない。