長い間の自民党政治の結果、国民は旧大蔵省・現財務省が策定した国家予算の中味については、随分と遠ざけられていた。
　だが政権交代をした今、国民はみずからの税金で成り立つ国家予算の使い道に、「監視の眼」を主権者として強く向けるようになった。
　平成２３年度予算策定時期に当たり、国家予算編成基本方針を国民として明確にさせなければならない。
　国家予算編成基本方針のそのまた根本は、唯一つ。
　それは「政官財優先の税金の無駄使いをなくし、国民生活本位の税金の使い道をする」ことである。
　「政官財優先の税金の無駄使いをなくし、国民生活本位の税金の使い道をする」予算編成を国民がすべての分野で監視し、国民生活が成り立つ方策を国民自身が今後とも検討していく。
　「政官財優先の税金の無駄使いをなくし、国民生活本位の税金の使い道をする」予算編成を徹底することなく、また消費税増税を菅直人内閣が実行すれば、国民に対して二重の過ちを冒すことになり、その責任は重大である。 　

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