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最高権威・最高裁判所も、双方向時代は、彼らの出した判決が「ネット裁判」で採点される時代です。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/337.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 9 月 09 日 12:01:24: 4sIKljvd9SgGs
 

最高裁が下した鈴木宗男議員の上告棄却決定は日本の裁判所が社会正義の貫徹を放棄していることを示した (杉並からの情報発信で
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/485.html
投稿者 山狸 日時 2010 年 9 月 09 日 11:38:51: tX9mutQ2kzrA2

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/ca52a4eb6696de2dd2d885f2a3b08ecf

本日(9月8日)午後最高裁判所第一小法廷は鈴木宗男衆議院外務委員長(新党大地代表)の上告を棄 却した、と発表しました。

これで鈴木宗男議員は議員資格がはく奪され2年の実刑(実際は未決拘留220日をさし引いた最長約500日の刑期)が確定し一か月後 には刑務所に収監されることが決まりました。

鈴木宗男議員の未決拘留期間は430日。

最高裁がなぜ民主党代表選挙の真っ最中のこの時期を選んで上告を棄却したのかを考えますと、非常に政治なメッセージが込められている と思います。

すなわち、もしも小沢前幹事長が代表選に勝利して首相になれば鈴木宗男氏を内閣の要職に抜擢する可能性が高く、そうなれば「上告却下」などできなく なると考えたのです。

最高裁判所は霞が関特権官僚の中で財務省、検察・法務・警察と並ぶ最強の権力機構ですので、 公然と無罪を主張して検察批判を繰り返し戦う政治家として人気のある鈴木宗男氏を「抹殺」 することを決定したのです。

先ほど鈴木宗男議員の 記者会見をTVで見ました。

「裁判所は検察によって密室で作られた調書を採用した。何が真実かを死ぬまで追求し発信していく。いかなる環境になっても検察権力と戦っていく」 と涙目で力強く決意を表明していました。

鈴木宗男議員の戦いに熱いエールを送ります。

鈴木宗男議員は2002年6月「やまりん事件」の「斡旋収賄罪」の容疑で東京地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、一審から一貫して無罪を主張してきまし た。

日本の裁判の有罪率は世界的にも異常なほど高い99.9%ですのでいったん起訴されれば有罪になるのがほぼ決まっています。

私は鈴木宗男議員が書かれた本 「汚名」(講談社)を読みましたが、事件をでっち上げ逮捕・起訴する東京地検特捜部のあくどいやり口が詳細に暴露されています。

小沢前幹事長に対するの一連の強制捜査や「郵便不正事件」の村木厚子元厚労相局長にた いする強制捜査のやり口と全く同じです。

最初に検察の描いたシナリオがあり関係者の供述はシナリオに沿って無理やりとっていくやり方です。強制捜査の間人が死のうが病気になろうが人権が侵されようが検察は一切お構いないのです。

鈴木宗男議員の場合、贈賄したとされた「やまりん」の社長や鈴木宗男事務所の会計担任の女性が逮捕され長期拘留の末無理やり供述させられました。

会計担当の女性は当時がんを患っており検事の執拗な取り調べと長期拘留と満足な治療が受けられなかったために逮捕の翌年亡くなってしまいました。

今日最高裁が下した鈴木宗男議員の上告棄却、議員資格はく奪、下獄の決定は、日本の裁判所が本来担うべき社会正義の貫徹を放棄して特権官僚の共通利害を守る存在でしかないことを満天下に示したのです。

鈴木宗男議員の盟友であり同じく検察の強制捜査を受けて逮捕・起訴され現在上告中の元外務省官僚佐藤優氏は鋭い指摘をしています。

以下に記事を転載しますのでお読みください。

▼ なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員 の上告を棄却したか? 佐藤優氏

2010年09月08日 佐藤優の眼光紙背:第79回

http://news.livedoor.com/article/detail/4996747/

9月8日午後、7日付で最高裁判所第一小法廷が鈴木宗男衆議院外務委員長(新党大地代表)の上告を棄却した。鈴木氏の弁護人は異議を申し立る意 向を表明しているが、過去の例でこの種の異議が認められたことはない。

近く懲役2年の実刑が確定し、鈴木氏は刑務所に収監される。

 最高裁判所は最高政治裁判所でもある。それは、2002年に鈴木宗男追放キャンペーンの中心に立った竹内行夫外務事務次官(当時)が現在、最高 裁判所裁判官をつとめている事実からも明白だ。

所属する小法廷が異なるなどということは、本質的問題でない。司法試験にも合格していないので、法 曹資格ももたず、かつ極めて政治的動きをする人物を行政機関である外務省から受けいれている最高裁判所という組織自体が、

「司法権の独立」という 名目からかけ離れた組織だということを筆者は指摘しているのだ。

 このタイミングで最高裁判所の司法官僚が鈴木氏の上告棄却を決定したことは、きわめて合理的だ。それには2つの理由がある。

 第1の理由は、9月10日に大阪地方裁判所で行われる村木厚子元厚生労働省局長の裁刑事判で、無罪判決が予想されているからだ。そうなれば特捜 検察は正義の味方であるという神話が裁判所によって覆される。

当然、世論の特捜検察の取り調べに対する疑念と批判がかつてなく強まる。そうなる と、「国策捜査」によって事件が作られたという鈴木氏の主張を完全に無視することができなくなる。

 第2の理由は9月14日の民主党代表選挙で小沢一郎前幹事長が当選する可能性があるからだ。最高裁判所の司法官僚にとっては、これも頭痛の種 だ。小沢氏は鈴木氏の政治的能力を高く評価している。

そもそも鈴木氏を衆議院外務委員長に抜擢したのは小沢氏だ。小沢政権になれば鈴木氏が政府の 要職に就くなど、政治的影響力が高まるのは必至だ。そうすれば排除が困難になる。

 この結果にいちばん喜んでいるのは外務官僚だ。鈴木氏が収監されることにより外交機密費(報償費)の不正使用や、外交秘密文書の破棄に対する責 任を追及する政治家がいなくなると外務官僚はほっとしている。

しかし安心するのはまだ早い。鈴木氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報をすべて 引き継いでいるはずだからだ。

 いずれにせよ、今回、最高裁判所が鈴木氏の上告を棄却したことは、普通の国民の目には見えにくいが、「誰が日本国家を支配するか」を巡って、資 格試験に合格したエリート官僚と国民によって選ばれた国会議員の間で展開されている熾烈な権力闘争を反映したものだ。(2010年9月8日脱稿)

(終わり)  

 

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