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日曜討論:「米国・中間選挙で議会“ねじれ”に !アメリカはどこへ、世界は ?」
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 11 月 13 日 21:23:11: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


日曜討論:「米国・中間選挙で 議会“ねじれ”に !アメリカはどこへ、世界は ?」

  他の識者の見解は ?

(tvtopic.goo.ne.jp:2018年11月11日より抜粋・転載)

放送日 2018年11月11日(日) 9:00〜10:00

放送局:NHK総合:番組概要:オープニング:09:00〜

☆キャスト:小原雅博・宮家邦彦(立命館大学)・渡辺靖(慶應大学)
     ・平岩俊司(静岡県立大学)中林美恵子・武田洋子

☆司会者:伊藤雅之・牛田茉友(うしだ・まゆ)

○中間選挙 議会「ねじれ」に !   アメリカはどこへ 世界は  ?

◆アメリカの中間選挙について

スタジオではアメリカの中間選挙について解説された。今回の中間選挙で今後、2年間はアメリカ議会でねじれの状態が続く状態となり、国境の壁建設やオバマケア撤廃の公約実現は厳しくなった。またトランプ大統領はフランス大統領にNATO加盟国の国防費の公平負担を求めた。

◆トランプ大統領の政権運営と世界への影響について

スタジオではトランプ大統領の政権運営と世界への影響について話題となった。武田氏は、民主党とは財政拡張政策としてインフラ投資の部分については見方が一致しており、トランプ大統領は中間層向けの減税を発言しており、仮に両方進めることになれば、一段と赤字を拡大させる懸念があると指摘した。
スタジオではトランプ大統領の政権運営と世界への影響について話題となった。小原氏によると米中の外交安全保障対話など双方がエスカレートを避けようとする動きがあるという。平岩氏によると韓国も今回の選挙には関心を持っていたという。

◆米国・中間選挙の結果の背景について

スタジオでは中間選挙の結果の背景について解説された。上院では共和党が多数派を維持しているが下院では民主党が多数派を奪回し、アメリカ議会のねじれを生んだ民主党は上院でペンシルベニア、オハイオなど4州で議席を維持し、下院では都市部の郊外で議席を伸ばしている。

◆アメリカの貿易政策について

スタジオではアメリカの貿易政策について解説された。トランプ大統領は「外国の友人たちは私が通商交渉に出てくるのを待ち望んでいる」とツイッターにコメントした。また日本については、アメリカは多額の貿易赤字を抱えているとしている。

スタジオではアメリカの貿易政策について話題となった。日米交渉について武田氏によると、厳しいものになると思うとの見解を示した。中林氏は国際主義的な人がなんとか中国と取引をしようということでホワイトハウス内で綱引きを行っているという。

スタジオではアメリカの貿易政策について話題となった。小原氏によると、習近平国家とトランプ大統領が取引をする時には譲れない部分があると思われ、譲れる部分は貿易赤字の問題であるという。
中林氏によると、ホワイトハウス内ではスタッフが割れており、トランプ大統領が民主党と共闘することになれば、ばらまき政策に入っていく可能性があるという。

スタジオではアメリカの貿易政策について話題となった。小原氏によると、今後の中長期的な課題として米中関係は大きな関心事であるという。
渡辺氏によると、アジア地域全体でも経済の主導権争いは熾烈になっていく可能性があるという。

◆アメリカの外交政策について

スタジオではアメリカの外交政策について解説された。アメリカはイランに対し、自動車・鉄鋼など新たな経済制裁を発動した。一方で、原油輸入の日本・中国など8つの国・地域は一時除外とした。

◆北朝鮮問題について

スタジオでは北朝鮮問題について解説された。ポンペイオ国務長官はキム・ヨンチョル朝鮮労働党副委員長とニューヨークで協議を行うとしていたが、アメリカ国務省は延期を発表した。トランプ大統領は米朝首脳会談は来年の早いうちに行うとしている。

スタジオでは北朝鮮問題について解説された。渡辺氏によると北朝鮮問題はトランプ大統領にすれば、大きな変化を印象づける目玉政策の1つで、基本的には対話路線は続くとみられるという。
宮家氏は、問題は大統領が何らかの形で追い詰められて、苦し紛れにやることとして米朝会談の話が出てくることであるという。

◆今後の世界秩序について

スタジオでは今後の世界秩序について話題となった。武田氏は、アジアの一部では民主主義でなくても経済発展は可能との見方が強まってきたと思われると語った。
中林氏は、自由貿易体制を築いてほしいという願いは変わらないと語った。09:59〜

キーワード:トランプ大統領・セッションズ司法長官・ウィテカー氏・民主党・王毅・ペンシルベニア(アメリカ・ オハイオ(アメリカ)・共和党・習近平国家・ポンペイオ国務長官・アメリカ国務省

・キム・ヨンチョル

(参考資料)

   上院と下院のねじれ・選挙結果は、

     トランプ大統領に試練を与えるものである !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/11/07より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)米国中間選挙:共和党は、上院で過半数議席を

   維持するが、下院では、過半数議席を失う !

11月6日に、米国中間選挙が実施された。

現在、開票作業が進展しているが、トランプ大統領の共和党は、上院で過半数議席を維持する一方、下院では、過半数議席を失う見通しである。また、全米50州の知事選では、共和党が、約30州で、勝利を収める可能性が高い。

上院議席数は、これまでの共和51対民主49から、共和56対民主44に近い水準に、変化する見通しである。

下院議席は、これまでの共和235対民主193が、共和214対民主221に近い水準に、変化する見通しである。概ね事前の予測に、近い結果になると見込まれている。

2)上院と下院のねじれ・選挙結果は、トランプ大統領

    に試練を与えるものである !

選挙結果は、トランプ大統領に試練を与えるものであるが、トランプ大統領としては、2020年大統領再選に向けて、とりあえずは、最大のハードルを、クリアしたかたちの決着になったと言える。

下院過半数を、民主党に奪回されたことで、今後の政権運営の困難は、飛躍的に高まる。

大統領提案を、議会で決定することが、極めて難しくなる。

また、下院が、トランプ大統領に対する、弾劾裁判の開始を、決定するリスクが高まる。

他方において、共和党は、上院議席数を増やす見通しである。

大統領弾劾は、上院の3分の2以上の賛成がなければ、成立しない。

3)トランプ氏への大統領弾劾が成立する

    可能性は、極めて低い !

したがって、大統領弾劾裁判の始動が、下院によって決議される可能性はあるが、大統領弾劾が成立する可能性は、極めて低いと言える。大統領指名人事の承認権は、上院にあるため、トランプ大統領が、とりわけ重視したのは、上院における共和党過半数維持であった。この点に関しては、期待以上の結果を得た、ということになる。

トランプ大統領は、この中間選挙を起点に、2020年11月3日の大統領選まで、現在の「米国分断路線」を貫く可能性が高い。

メディアの総攻撃を受け続けてきた、トランプ大統領であるが、政策路線に対する、賛否両論があることを脇に置けば、トランプ大統領が、極めて強靱で、したたかな戦略の持ち主であることが、改めて証明されたと言える。

4)米国は、巨大資本に従属しない、トランプ大統領

    の登場によって、完全に分断された !

米国は、トランプ大統領の登場によって、完全に分断されたと言ってよい。

トランプ大統領は、全米のすべての主権者から、まんべんなく支持を得ることを、目指していない。

トランプ大統領の施策を強く支持する者の、結束を図る戦術を、明確に保持し、その戦術を確実に実行している。

トランプ大統領が、支持を獲得しようとしている中核は、米国内陸部に居住する、キリスト教福音派の信者を軸とする、白人層である。

5)トランプ大統領は、小さな政府、自己防衛権尊重

    を、重視する立場を鮮明にしている !

トランプ大統領は、思想・哲学としては、明確にリバタリアンの系譜に沿う、主張を展開しており、福祉国家ではなく、自助・自立=小さな政府、自己防衛権尊重を、重視する立場を鮮明にしている。

米国を征服、占領した渡来勢力の利益を重んじる、スタンスを鮮明にしているのだ。

同時に、ワシントンを拠点とする、エスタブリッシュメント、職業政治家の手から、米国政治を取り戻すことを主張し、この主張に、多くの白人系米国人が、賛同している。

多様性の尊重、移民との融和、社会保障の拡充を主張する、民主党リベラルとは、全面的に対峙している。

6)貿易政策について、トランプ氏は、米国利益第一主義

    への転換を、明確にした !

7)支持率低迷の背景にあるのが、トランプ大統領

    の「米国分断路線」である !

その背景にあるのが、トランプ大統領の「米国分断路線」である。

米国を、「トランプを支持する米国」と「トランプを支持しない米国」とに分断し、「トランプを支持しない米国」からの支持を、積極的に得ようとはしない点に、トランプ大統領の行動の特徴がある。

この基本スタンスは、今後も維持されることになるだろう。

現在の基本路線を維持する場合、2020年の大統領選で、トランプ氏が再選を果たすことは、十分に考えられる。

8)2020年の大統領選で、民主党が、有力な

    大統領候補を、擁立できるか否かが、大きな焦点だ !

民主党が、米国民を引きつける大統領候補を、擁立できるかどうかが、大きな焦点になるだろう。

しかし、トランプ大統領に、死角がないわけではない。

弾劾手続き進捗によるイメージダウン以外に、大きな問題として浮上するのが、今後の経済政策運営なのだ。ここに、最大のリスクがある、と言ってよいだろう。

11月20日に、ビジネス社より新刊を上梓する。

『日本経済を直撃する「複合崩壊」の正体』:https://amzn.to/2PPBhAE:というタイトルの書物である。

   ―以下省略―

 

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