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政府債務1000兆円超=財政危機との主張は、真っ赤な嘘である !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2019 年 4 月 19 日 21:36:07: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 政府債務1000兆円超=財政危機との主張は、真っ赤な嘘である !

   自民党体制・自公体制の官僚の深層・真相は ?

(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/04/16より抜粋・転載)
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1)〜12 )は前2 回投稿済みです。以下はその続きです。

13 )消費税導入・増税後、29 年間、大企業・

高額所得者の法人税・所得税等を大減税してきた !

消費税が導入された、1989度と2016年度の税収規模は、いずれも約55兆円でほぼ同額である。そのなかで、税収の構成が激変した。法人税は年額で9兆円も減った。

所得税は年額で4兆円減った。その一方で、消費税は、年額で14兆円も増えた。

消費税増税の税収は財政再建や社会保障支出に振り向けられて来なかった。

消費税増税の税収は、そのすべてが法人税減税と所得税減税に振り向けられてきた。

この歴史の真実を知っておく必要がある。

14 )2007 年11 月に政府は、税制調査会報告書

で、法人税減税の必要がないと公言した !

政府は、法人税減税を強行推進してきたが、2007年11月に政府は、税制調査会報告書で法人税減税の必要がないことを示した。

諸外国と比べて、日本の法人負担が重いとは言えないとの結論を示したのだ。

それにもかかわらず、政府は、2012年以降、法人税の大減税を強行してきた。

三つの理由がある。

15 )法人税の大減税には、巨大資本が税負担軽減

を強く要求した事等の理由がある !

第一は、消費税増税を推進するにあたり、応援団が必要で、日本の大企業に減税という利益を供与して消費税増税の応援団になってもらったこと。

第二は、大企業がマスメディアに対する支配権を有しており、大企業に利益を供与して消費税推進の世論操作を依頼してきたこと。

第三は、日本を支配しているグローバル巨大資本=ハゲタカ資本が、日本での増税負担軽減を強く要求したこと、である。

また、日本の所得税制度は富裕層優遇構造になっている。

16 )利子・配当、株式譲渡益の所得に対する

課税において20 %税率での分離課税されてきた !

富裕層の所得の大半は、利子・配当、株式譲渡益であり、この所得に対する課税において20%税率での分離課税が認められている。このため、収入金額が1億円を超えると、税負担率が一貫して低下するといういびつな状況が存在しており、この金持ち優遇税制が放置されている。所得税体系のいびつさを除去するには、分離課税を廃止すればよい。

17 )すべての所得を総合課税化すれば、

所得税の税収は増大する !

すべての所得を総合課税化すれば問題はたちどころに解決する。

これをせずに、消費税の大増税を強行するのは格差是正に完全に逆行する政策対応だ。

消費税を廃止して、税負担の原則を「能力に応じた課税」に改めるべきだ。

また、日本政府は財務状況を、資産残高を含めて正確に説明するべきだ。

18 )日本の政府資産残高は、債務残高

より多い事を隠ぺいしている !

国民経済計算統計は、2017 年末政府資産残高が、1336兆円で、債務残高が、1297兆円であることを明記している。

それにもかかわらず、政府が財政バランスを説明する際に債務残高だけを強調して,債務を上回る資産の存在を指摘せずに財政危機という虚偽情報を流布するのは犯罪的だ。

消費税廃止を経済政策運営是正の最重点課題に位置付けるべきである。

(参考資料)

「失敗から学ぶ」「失敗学」で 「官僚」の「無謬神話」をつぶせ !

国の巨額債務は多すぎる官僚の高給と天下りが原因 !

(logs.yahoo.co.jp:2006/9/14より抜粋・転載)

1)「部分最適・局所最適」は「全体最悪」を招く !

素晴らしいコラムを読んだ。9月7日の日経夕刊<明日への話題>。筆者はアドバンテスト相談役の大浦溥さん。タイトルは「失敗学」―――。ー中略ー畑村洋太郎先生の『失敗学』との付き合いが始まり、先生には会社の研究開発拠点の一つ群馬R&Dセンタで講義をして頂いた」と始まる。

「豊富な事例をもとに『失敗には許される失敗とそうでない失敗がある』『<局所最適>は<全体最悪>を招く』『一つの失敗の陰に29の<中失敗>があり、その裏には3百件のヒヤリハットする<小失敗>がある』など、聞く人の心を離さない貴重なお話をお聞きした」と続く―――。やはり素晴らしい。

2)タテワリ、横並びの官僚組織、

「省益」「局益」「課益」への固執 !

ここまでに<ヒヤリハット>ならぬ<ヒカリパット>するダイヤモンドのような<金言>がある。<ダイヤ>のような<金>です。<部分最適>は<全体最悪>―――。みなさんは何を<連想>しますか。<想像力>の問題。<創造力>はこれで決まる。この連想が<ヒヤリハット>を<ピカリパット>にする。

火山が<連想>したのは<霞ヶ関>です。<タテ>ワリで、しかも<横>並び―――。その結果、何が起こっているか。各省庁がそれぞれの<権益>を主張、絶対に自分のところの<省益><局益><課益>を譲らない。結果として予算カットやリストラが全然進まない。そのくせお役人のみなさん、例の<無謬神話>です。我々は絶対正しい。絶対<誤り>を犯さない。

つまり<部分最適>―――。

3)国と地方の借金合計約1400 兆円、

歳出削減せず民間の2 倍の高給を貪る !

天下り、渡りの法人へ年間12.1 兆円歳出 !

65 年間で約787 兆円の出費 !

だが国と地方を合わせた借金はなんと<1061兆9000億円>(日経・2005年1月3日)(2015年度は約1400兆円)―――。その後も減ったという話を聞かない。GDP(国内総生産)の2倍超。先進諸国中の最悪。

歳出カットは全然進まないのに民間に比べ<倍>近い<高給>を貪る。自民党の中川秀直政調会長ですら、憤然と「給料は半分でもよい」とテレビで絶叫する。火山は3回もテレビで観た。つまり<全体最悪>―――。民間だったら会社が<破産状態>だったら、給料カットは当然起る。それが<民間の掟>。だが<お上>は<無謬>―――。

4)マスコミは大部分インペイしているが

官僚の汚職・腐敗は蔓延 !

しかも最近の社会保険庁の不正・腐敗を筆頭に過去、財務省、外務省、厚生省、防衛庁など「汚職・腐敗のオンパレード」である。日経朝刊のコラム<春秋>も9月5日、「このところ公害や薬害の裁判で国が負け続けている。

肝炎、基地騒音、原爆症、水俣病、じん肺―――。政策判断を誤り、無策のまま放置して被害を広げ、被害の認定基準は合理性を欠く。こんな行政の責任を司法が厳密に判断すれば、当然、国に勝ち目はない。(中略)国家賠償の費用も国が裁判の投じるカネも、同じ税金である。

『役所は絶対間違わない』などという今どき誰も信じない、「官僚の無謬神話」を守るために、これまでどれほど「ムダな訴訟費用」を費やしてきたことか」と書いたばかり。<部分最適>を主張するから<全体最悪>―――。公務員の「腐敗事例」は事欠かない。岐阜県庁の<裏金><17 億円>。

梶原拓前知事は4期16年も務め、その前は県企画部長、副知事も務めた。それでも「知らなかった」「やましいことは何もない」と言い切って見せた。火山は「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」という米国ATT前社長F・R・カッペル「企業成長の哲学」(ダイヤモンド社)の言葉が好きだ。企業の教育担当として「管理職研修」の教材にずっと使ってきた。

5)「権限委譲」は「責任放棄」ではない、

   「知りませんでした」で責任逃れ !

「結果として…」―――。不祥事で官僚や企業のトップが謝罪会見をすると、必ずといってよいほど飛び出す<決まり文句>。こんな言葉「カッペルの<辞書>にはない」―――。「知りませんでした」というのも同じ。「権限委譲」は「責任放棄」ではない。

逆だ。<委譲>すればするほど<責任>は重くなる。それこそがトップの<器>―――。「知りませんでした」など、恥ずかしくて口にできる言葉ではない。「失敗学」に話を戻そう。「先生は技術、設計分野で研究し始めた『失敗学』を経営のジャンルまで敷衍し、『波長のための失敗学』も上梓された。

『失敗学の方法論は全て同じだ。必ず自分なりに観察して一つの仮説を立てる。次にそれを実証する。そこでもう一度仮説を作り直す。この繰り返しである』という考えは説得力をもつ」―――と続く。何を言っているか。カッペルと一緒。「トップの責任はその問題が<予見>されたであろう時点に遡る」だ。<予見>とは<仮説>なのだ。

火山の「管理職研修」は<問題解決>学。。問題を分析、<仮説>を立てる。それを<検証>する。そうして<問題>を解決する。そうやって<仮説><設定能力>を高めていく。<戦略>とは<仮説>―――。<先手必勝>とは<仮説>で<状況>を分析、環境に秘められた<好機>と<脅威>を<予見><洞察>する。

そして自分の<強み>と<弱み>を掴み<必勝条件>を整える。もう一度<失敗学>…。「日本の社会全体が成果主義といって、結果だけを見て誤った賞賛や誹謗をし、その成功や失敗から学ぶことを怠る。挙句の果てに、失敗そのものを恐れて何もしない風潮を作り出していることを大いに憂うべきだ」―――。ここからは火山の意見。

お役人の<無謬神話>―――。<神話>とはウソという意味。むしろ<誤謬>だらけ。<腐敗><不正>だらけ。でも<無謬>だから<失敗から学ぶ>こともない。ナンタルチーア。断固<官僚>リストラだ。豪腕維新の小沢一郎に期待したい。

 

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