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  貴重な老後資金について、GPIFは、巨額損失を計上した !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 7 月 10 日 17:34:03: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 貴重な老後資金について、GPIFは、巨額損失を計上した !

    アベノミクスの深層・真相は ?


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2020/07/08より抜粋・転載)
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1)GPIFの2019 年度運用実績が発表された !

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2019 年度運用実績が発表された。

GPIFの2019年度運用実績は、8兆2831億円の運用損になった。

運用利回りは、−5.20%。運用実績は、4月1日には確定する。

遅くとも4月末には、発表できるものである。しかし、発表は、7月3日だった。

都知事選の投票日の2日前である。

選挙前というアリバイを作ったが、このことを取り上げて、主権者にアピールする時間はない。

2)GPIF は、2015 年度、巨額損失を計上

   したが、2019 年度は、8 兆2831 億円の運用損だ !

GPIFは、2015 年度にも、巨額損失を計上した。

その発表は、2016 年7月29日まで先送りされた。

2016 年7月10日に、参院選が実施され、選挙の争点にされることを、回避するための措置であったと見られる。

今回は、批判を避けるため、選挙投票日直前の日程が、選択されたと見られる。

2020 年3月末の運用資産残高は、150兆6332億円である。

日本国民の貴重な老後資金である。

3)貴重な老後資金について、GPIFは、巨額損失を計上した !

その運用において、GPIFは、巨額損失を計上している。

そのGPIFが、金融機関に支払っている、管理運用委託手数料は、319億円である。

巨額の損失を生む運用に、300 億円を超す手数料を、支払っている。

本年1−3月期の運用収益は、17 兆7072億円の損失である。

GPIFは、たったの3ヵ月で、18 兆円もの損失を生み出した。

GPIFが、巨額損失を計上したのは、本年1−3月期だけでない。

4)GPIFは、過去にも巨額損失を計上している !

GPIFは、過去にも巨額損失を計上している。

GPIFは、2014 年10月31日に、基本ポートフォリオの大幅変更を、正式決定した。

GPIFは、この変更で、リスク資産のウエイトを、一気に上昇させた。

それまでは、債券および短期資産での運用が、全体の76%を占めていた。

株式での運用比率は、24 %だった。

外国資産での運用比率も、23 %に限定されていた。

GPIFは、この運用比率を一気に変えた。

5)GPIFでは、株式での運用が、全体の

    50 %に引き上げられ、マイナスに転落しやすい !

GPIFでは、株式での運用が、全体の50%に引き上げられ、外国資産での運用比率も、40%に引き上げられた。

低金利時代に、高い利回りを確保するためには、積極的な運用が必要である、との判断から、このような変更が決定された。

ところが、GPIFが、基本ポートフォリオを変更して以来、GPIFの運用実績は、最悪の状況である。

GPIFが、基本ポートフォリオを変更して以降の、2015年度から2019年度までの5年間の運用実績を見ると、この5年間のうち、2年間の運用実績が、「マイナスに転落」している。

6)GPIFの5年間の運用収益は、6 兆8039 億円だ !

GPIFの5年間の運用収益は、合計で、6 兆8039 億円である。

1年当たりの運用収益は、約1 兆3608 億円である。

2013年度から2015年度までの3 年間の運用収益は、合計で、36 兆7351億円である。

1年当たりの運用収益は、約12 兆2450 億円である。

GPIFは、基本ポートフォリオ変更前の運用実績が、変更後をはるかに上回っている。

現在の運用資産は、約150 兆円である。

GPIFは、本年1−3月期には、たった3 ヵ月で、18 兆円もの損失を生み出した。

  ―この続きは次回投稿しますー

(参考資料)

アベノミクスの正体は、米国・大資本の利益増大を推進するものだ !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2018/10/05より抜粋・転載)

◆大資本従属・安倍政権下、私たちの命の源・水と食が危ない !

「水」と「食」は私たちの命の源である。その水と食が危ないのだ。

麻生太郎氏は、2013年4月、ワシントンの保守系シンクタンクCSIS(米戦略国際問題研究所)で、「日本経済再生に向けた、日本の取組みと将来の課題」のタイトルで、スピーチを行い、次のように発言した。「日本の国営もしくは市営・町営水道は、すべて民営化します」

CSISでは、同じ2013年2月に、首相に返り咲いた安倍首相が、第2次安倍内閣発足後、最初の訪米の際に講演している。

◆巨大財閥・デイビッド・ロックフェラーが、CSISの理事長である !

小泉進次郎氏も在籍していた。さらに、長島昭久氏、渡部恒雄氏などの在籍歴も確認されている。

CSISの理事長を、デイビッド・ロックフェラーが、務めていた。

ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、カート・キャンベルなどの日本操縦者たち(日本操り対策班)の巣窟である。

日本では笹川財団=日本財団=東京財団と直結し、日本経済新聞をも支配下に置いている。日経CSISバーチャルシンクタンクには前原誠司氏も名を連ねている。

◆第2 次安倍内閣が実行した事は、ほとんど、

  アーミテージ=ナイレポートによって指令されている !

◆安倍首相達の正体は、対米隷属・大資本従属の政治屋である !

安倍氏は、2012 年の総選挙で「日本を取り戻す」と叫んだが,主語を示さなかった。

主語は「米国が」である。訪米して最初にCSISでスピーチをするのは、植民地総督としての司令部に対する「報告」だったのだと判断できる。

日本では、法的根拠も定かでない「規制改革推進会議」と、表にはまったく出ない「日米合同委員会」ですべてが決定されている。

◆安倍政権の決定事項は、すべて、米国本国が

   決定して、指令したものなのだ !

◆アベノミクスの中核・「成長戦略」は、米国

   ・大資本の利益増大を推進するものだ !

その安倍内閣が推進している経済政策がアベノミクスで、その中核は「成長戦略」にある。

「成長戦略」を具体化しているのが「規制改革推進会議」であるが、実はこの会議もダミーである。

米国がすべてを決定したのちに、形式的に規制改革推進会議の議題に乗せているだけなのだ。

この「プロセス」が終了すると、直ちに法案が国会に提出されて、ほとんど審議を行わずに法律が制定される。このプロセスを保証しているのが安倍内閣なのだ。

◆水道民営化の最大のデメリットは、大企業が、営利を優先する事だ !

民営化の最大のデメリットは、民営化事業を執行する企業が、営利を優先することだ。

また、株主への配当、役員報酬、内部留保分は、必ず割高になる。

営利を第一に置いても、競争原理が十分に働くならば問題は少ない。

しかし、独占事業においては、競争原理が働かず、企業は必ず超過利潤追求に動く。

このために、公営事業による時代よりも、民営化の下で料金が跳ね上がる。

◆ハゲタカ資本の収奪の重要な手口のひとつが、「民営化」である !

グローバルに活動を展開する巨大資本=ハゲタカ資本の収奪の重要な手口のひとつが「民営化」である。「民営化」は古くて新しい利権である。古くは明治の「官業払い下げ」がこれにあたる。

北海道開拓使官有物払い下げ事件もこの系譜に属する。

近年では、経済危機に直面した途上国に対して、IMFが厳しい政策パッケージ施行を強要して、公的財産を民営化させて収奪する手法が数多く観察されている。

◆水道の民営化は、巨大資本が、公的インフラをかすめ取るものだ !

巨大な国費を投下して、建造した公的インフラをかすめ取るものだ。

コンセッションは所有権と運営権を分離して、民間企業が公的インフラを活用して事業を実施するものだが、公的インフラが存在しなければ事業を行うことはできない。

独占事業であるから、よほどの放漫経営をしなければ、事業は破綻しない。

巨額の公費投入が行われたインフラの上で、うまい汁だけをかすめ取る新種ビジネスである。

 

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