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  菅政権、GoTo対応でジレンマ !コロナ「第3波」、難しい判断 !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2020 年 11 月 14 日 16:11:20: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


 菅政権、GoTo対応でジレンマ ! コロナ「第3 波」、難しい判断 !

     菅首相への識者の見解・詳報は ?

(www.jiji.com:2020年11月14日07時06分)

新型コロナウイルスの感染者数増加を受け、菅政権が需要喚起策「Go Toキャンペーン」(観光地全体の消費を促進する対策)の扱いをめぐりジレンマに陥っている。

 感染防止を優先してキャンペーンを中止すれば、経済再生への打撃になりかねないとの懸念があるためだ。感染拡大の「第3波」到来とも指摘される中、今後の対応には難しい判断を迫られる。

 「緊急事態宣言や『Go To』キャンペーンの見直しは、専門家も現時点でそのような状況にはないとの認識を示している」。菅義偉首相は13日、首相官邸で記者団にこう語り、現時点では国民の社会経済活動の大幅な制限につながる措置を講じることに慎重な姿勢を崩さなかった。

 一連のキャンペーンは、菅首相が官房長官当時に展開した肝煎りの政策である。効果には手応えを感じており、7日に地元・横浜市で開かれた会合に出席した際は「『Go To』で旅行、飲食、演劇やコンサート、商店街のイベントを応援していく」と強調した。

十分なコロナ感染防止対策を講じれば、「移動で感染拡大は起こらない」と自信を示した。

 「Go To トラベル」は、7月にスタート。その後に東京発着分も加わり、地方の観光業者らは旅行客がさらに戻ることを期待している。ここでキャンペーンを中止すれば混乱が生じるのは必至。できるだけ継続したいのが政権の本音だ。

 折しも国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が15日に来日する。このタイミングで厳しい措置に踏み切れば、来夏の東京五輪・パラリンピック開催に向け、日本への悪印象を残しかねない。政府高官は、「キャンペーンはやめない」と言い切る。

 ただ、「Go To トラベル」キャンペーン継続は、さらなる感染拡大のリスクをはらむ。

13日には全国で、1日当たり過去最多のコロナ感染者を確認した。大阪府や長野県などで最多を更新し、ここにきて「第3波と考えていい」(中川俊男日本医師会会長)という感染状況になっている。

 観光地で知られる、北海道・利尻島の飲食店では、道内の離島で初めてとなるクラスター(感染者集団)が発生するなど、大規模な人の移動が、各地に感染を広げている可能性もある。

 こうした中、この1週間で、政府のコロナ対策本部が開かれたのは、わずか1回である。

菅首相の記者会見も行われていない。政府分科会の尾身茂会長は、感染者が急増する状況を示す「ステージ3」に当たると判断した場合、キャンペーンを停止すべきだと指摘している。

菅政権の対応が後手に回れば、国民の批判が強まることも予想される。

官房長官当時、「危機管理に強い」と評された、菅首相である。

菅政権発足から、間もなく2カ月で、早くも試練が訪れている。

(参考資料)

○加藤陽子教授:「前例ない決定、 菅首相がなぜしたかが問題」

    学術会議任命外された加藤教授のコメント

(mainichi.jp:毎日新聞:2020年10月3日 12時07分)

政府から独立した立場で政策提言をする「科学者の国会」とも呼ばれる「日本学術会議」の新会員の任期が、1日始まった。しかし、菅義偉首相は学術会議が推薦した候補者105人のうち、6人を任命から外した。その一人の加藤陽子・東京大教授が、毎日新聞にコメントを寄せた。

 加藤教授は小泉純一郎政権での政府の公文書管理についての有識者懇談会に参加し、公文書管理について政権にアドバイスをしてきた日本の第一人者だ。2010年に設置された内閣府公文書管理委員会委員だったほか、現在は「国立公文書館の機能・施設の在り方等に関する調査検討会議」の委員を務める。皇室にも熱心な読者を持つ、日本近代史の有力な研究者でもある。

今、多くのメディアは、任命されなかった私たち6人に「なぜ任命されなかったのか」を尋ねている。いかなる研究者の、いかなる研究内容が官邸に忌避されたのかを、国民の知る権利についての付託に応えるために探るのは、もちろん理解できる。

 しかし、「なぜ任命されなかったと考えているか」を被推薦者に尋ねる思考回路は本末転倒でもある。首相が学術会議の推薦名簿の一部を拒否するという、前例のない決定をなぜしたのか、それを問題にすべきだ。この決定の背景を説明できる協議文書や決裁文書は存在するのだろうか。

 私は学問の自由という観点からだけでなく、この決定の経緯を知りたい。

○菅首相の暴挙に批判殺到 !

学術会議6人任命拒否に芸能人や保守派まで猛抗議

(news.goo.ne.jp:2020/10/02 18:03)

日本の科学者の内外に対する代表機関であり、学術の立場から政策を提言する政府機関「日本学術会議」が推薦した新会員候補のうち、歴史・法律学者ら6人の任命を菅首相が拒否した問題で、ネット上には怒りの声が多数あがっている。一部の保守派の識者からも、今回の対応について疑問の声が出ているようだ。

芸能人ら怒りのツイート、「#日本学術会議への人事介入に抗議する」も登場

短文投稿SNSのTwitterには、この決定に抗議する「#日本学術会議への人事介入に抗議する」というハッシュタグが登場し、作家のいとうせいこうさんやタレントのラサ−ル石井さん、松尾貴史さんら著名人や芸能人を中心に抗議の声が多く投稿されている。

とてもわかりやすい。

#日本学術会議への人事介入に抗議する

「この政権、とんでもないところに手を出してきた」 学術会議任命見送られた松宮教授 | 京都新

#日本学術会議への人事介入に抗議する !

— いとうせいこう (@seikoito) October 1, 2020

菅首相とそれを支える自民党は明らかに独裁を目指してるわけです。安倍政治を批判する学者を排除するとはそういうことです。そして日本人ほど独裁が容易に達成できそうな国民は他の民主主義国家の中で見つからないでしょう。上から指示されて生きる方が楽なのだ。#日本学術会議への人事介入に抗議する

— 古舘寛治Kanji Furutachi (@Mkandhi091) October 2, 2020

逆黒川?【日本学術会議 会員の一部候補の任命を菅首相が見送り】NHKニュース https://t.co/YL8C9eoGkG

— 松尾 貴史 (@Kitsch_Matsuo) October 1, 2020

◆保守派の論客からも批判。橋下徹氏「手のひら返し」も話題に

また、普段は保守派の論客として知られる、国際政治学者の三浦瑠麗さんも今回の「任命拒否」に懸念を示し、ツイッターで「業績の中身を知りもしない人間が新聞記事程度の情報をもとに、こういうつまらない口出しをやり出したとき、社会は劣化する。」と厳しく批判した。

業績の中身を知りもしない人間が新聞記事程度の情報をもとに、こういうつまらない口出しをやり出したとき、社会は劣化する。学者の政治的意見で選別すべきでない。学問の自由というのは学者が必ず正しいということではなくて、不味かろうが美味かろうがパン職人にパンを作らせろということだ。

— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) October 1, 2020

さらに、与党寄りの発言で知られ、菅首相とは「昵懇の仲」として知られる元大阪市長の橋下徹氏は、1日に自身のツイッターで、任命拒否について「学術会議のメンバーに入らなくても学問はできるのだから学問の自由の侵害になるわけがない」と投稿。さらに「むしろ学術会議は軍事研究の禁止と全国の学者に圧力をかけているがこちらの方が学問の自由侵害」だとして、「目を覚ませ!」と学術会議を批判していた。

◆日本学術会議推薦の6人、任命されず 菅首相に任命権

➡︎学術会議のメンバーに入らなくても学問はできるのだから学問の自由の侵害になるわけがない。むしろ学術会議は軍事研究の禁止と全国の学者に圧力をかけているがこちらの方が学問の自由侵害。学術会議よ、目を覚ませ! https://t.co/C9mUgeJSgY

— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 1, 2020

ところが、橋下氏は2日になって、「学術会議メンバーの任命権は、霞ヶ関の行政組織に対する人事権の行使とは異なるので任命拒否の理由を説明せざるを得ない。」として、拒否理由を説明しない政権を批判。正反対の「手のひら返し」ツイートを投稿し話題となっている。

学術会議メンバーの任命権は、霞ヶ関の行政組織に対する人事権の行使とは異なるので任命拒否の理由を説明せざるを得ない。他方、学術会議側もメンバーの推薦プロセスや推薦理由を明らかにすべき。一部の学者に気に入られるかどうかが重要な要素になっていないか?国会で明らかになることを望む。 https://t.co/9aeXeRsTH5

— 橋下徹 (@hashimoto_lo) October 2, 2020

◆なぜ ? 菅首相の「拒否理由」は明らかにされず

今回の菅首相による任命拒否は1日、加藤勝信官房長官が記者会見で初めて明らかにしたもので、拒否された6人のうち1人は「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法に反対していたことも判明している。拒否された「日本学術会議」推薦の新会員候補6人は以下の通り。

松宮孝明 立命館大教授(刑事法学) 小沢隆一 東京慈恵医大教授(憲法学) 岡田正則 早稲田大教授(行政法学) 宇野重規 東京大教授(政治学) 加藤陽子 東京大教授(歴史学) 芦名定道 京都大教授(キリスト教学)

加藤官房長官は同日、拒否の理由を明らかにせず、翌2日の会見でも「見送りは見直さない」との見解を示した。

この拒否問題について、実際に任命を見送られた松宮孝明 立命館大教授(刑事法学)が京都新聞の取材に応じ、「この政権、とんでもないところに手を出してきた」と率直な感想を述べていた。

どういうことだろうと思いましたが、以下でだいたい分かりました。

少し息をつきたいところですが、恐ろしい政治はさらに加速しているとしか思えません。

次のツイートに続きます。 https://t.co/VGX6mRAiWI

— 塚本晋也tsukamoto_shinya (@tsukamoto_shiny) October 2, 2020

また、東京大学の佐倉統教授はツイッターで、「これは政治信条が右翼か左翼かとか、学者かそうでないかとか関係なく、とても危険な問題だ。首相の意に沿うかどうかという基準だけで選抜されるのだから、権力者におもねる者だけが生き残るという恐怖政治への第一歩だ。」と投稿し、今回の菅首相の決定を危険視している。

#日本学術会議への人事介入に抗議する これは政治信条が右翼か左翼かとか、学者かそうでないかとか関係なく、とても危険な問題だ。首相の意に沿うかどうかという基準だけで選抜されるのだから、権力者におもねる者だけが生き残るという恐怖政治への第一歩だ。右か左かではなく自由か不自由かの問題だ。

— 佐倉統 (@sakura_osamu) October 1, 2020

リベラル、保守の政治的思想を超えて問題となっている、日本学術会議の「任命拒否」。発足したばかりの菅新政権の運営に、早くも暗雲が立ち込めているようだ。

◆右翼・日本会議国会議員懇談会の役員(右翼政治家)

特別顧問:安倍晋三・麻生太郎

顧問:谷垣禎一・石原慎太郎・亀井静香

相談役:額賀福志郎・石破茂・山東昭子・鴻池 祥肇(こうのいけ・よしただ)

会長:平沼赳夫

会長代行:中曽根弘文

副会長:小池百合子・古屋圭司・下村博文・菅義偉・高市早苗・森英介・松原仁

・渡辺周・新藤義孝・藤井孝男・中山成彬・山崎力・松野頼久・西村真悟・橋本聖子

幹事長:衛藤 晟一(えとう せいいち)。副幹事長:加藤勝信

政策審議会長(山谷えり子)。政策審議副会長(萩生田光一、稲田朋美、磯崎陽輔)

事務局長(鷲尾英一郎)。その他のメンバー(渡辺喜美、浜田靖一、伊吹文明、

前原誠司、竹下亘、河村建夫、塩崎恭久、園田博之、山本幸三)

 

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