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  静岡県・九州・四国・中国地方の豪雨・大洪水の情報とは ?
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投稿者 青木吉太郎 日時 2021 年 7 月 10 日 17:02:39: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 

   静岡県・九州・四国・中国地方の豪雨・大洪水の情報とは ?

○西日本豪雨級の雨、温暖化で

    発生頻度3倍に さらに気温上昇では…

(news.yahoo.co.jp:2021年7/10(土) 7:00)
毎年のように各地で発生する豪雨災害。今年も記録的な大雨に伴って、静岡県熱海市で土石流が起きるなど、深刻な被害をもたらしている。豪雨増加の原因として指摘されるのが地球温暖化だ。温暖化はどの程度近年の災害に影響をもたらしているのか。このまま気温上昇に歯止めがかからなければ、この先いったいどんな事態が予測されるのだろうか。【信田真由美、三股智子】
 発生から3年となった2018年7月の西日本豪雨は、近畿、四国などの123地点で72時間の積算雨量が観測史上1位を更新し、広い地域で甚大な被害を引き起こした。気象庁は翌8月、個別の豪雨として初めて、温暖化が一因との見解を公表した。
 温暖化が進んでいなくても大雨が降ることはあった。西日本豪雨に温暖化はどの程度影響していたのか。
 近年、個別の異常気象にどの程度温暖化が影響していたかを調べる「イベント・アトリビューション(気象事象の要因分析、EA)」という手法の研究が進む。
 気象庁気象研究所(茨城県つくば市)はこの手法で西日本豪雨を分析。温暖化が進む現在の地球と、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス濃度が1850年から増加せず温暖化していないと仮定した地球それぞれでの雨の降り方を、スーパーコンピューターで計算し比較した。
 その結果、瀬戸内地域では西日本豪雨並みの大雨は、温暖化が進んでいなければ約68年に1度しか起きないが、温暖化が進む現在は約21年に1度と、発生頻度が約3・3倍になっていることが分かった。
 17年の九州北部豪雨でも同様の分析をしたところ、この豪雨並みの日降水量の頻度は、温暖化していなければ約54年に1度だが、現在は約36年に1度と約1・5倍になっていた。分析した気象研の今田由紀子主任研究官は「近年の他の豪雨も温暖化が明らかに影響しているというケースがあるのではないか」と話す。
 気象庁によると、「滝のように降る雨」とされる1時間に50ミリ以上の強い雨の年間発生件数は、最近10年間(11〜20年)は平均約334回で、1976〜85年(平均約226回)の約1・5倍に増加している。
 近年災害が多い梅雨期で、豪雨の頻度が高まっているという研究結果もある。
 高橋洋・東京都立大助教(気候システム学)らは宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの降雨観測衛星によるデータを使い、東アジアで6月下旬から7月上旬、梅雨前線に伴って降る雨の長期的な傾向を分析した。
 その結果、2010年代(09〜19年)は00年代(98〜08年)よりも、雨が降る頻度が増加。1時間10〜20ミリだと「ザーザーと降る雨」、20〜30ミリだと「土砂降り」とされるが、さらに強い雨も含めた10ミリ以上の雨の頻度は、10年代は00年代より約25%高くなっていたという。
 温暖化がさらに進むと、雨の降り方は今後どう変わるのだろうか。
 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)などによると、世界全体で効果的な温室効果ガス削減策を進めなければ、今世紀末には世界の平均気温は産業革命前よりも4度程度上昇すると予測。世界気象機関によると、20年の気温は既に約1・2度上昇している。
 IPCCの報告書は温暖化に伴い、世界で熱波や豪雨といった極端な気象現象が増加すると指摘する。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は、被害を減らすため、世界の平均気温の上昇幅を2度未満、できれば1・5度にとどめる目標を掲げる。
 日本への影響はどうか。文部科学省と気象庁がまとめた報告書によると、2度上昇の場合、日本では1時間50ミリ以上の雨の頻度は20世紀末の約1・6倍、4度で約2・3倍と予測。日に200ミリ以上という大雨の年間日数は2度で約1・5倍、4度で約2・3倍になるという。 京都大防災研究所の中北英一所長(水文気象災害学)らの研究では、4度上昇すると、梅雨期の豪雨の頻度、総降雨量が増え、大雨の持続時間も長くなるという。また、梅雨末期に当たる7月上旬の豪雨が増え、これまで豪雨災害が比較的少なかった北海道や東北地方でも大雨が増加する可能性がある。
 大気中の水蒸気量は気温が1度上がるごとに7%増えるとされている。気温が上がると、上昇気流も激しくなるため積乱雲が発達しやすくなり、水蒸気量の上昇で考えられる以上の豪雨が降ると想定されるという。
 中北所長は「現段階でこれだけ深刻な被害が発生しており、今後はこれまで経験したことのない災害が起こる可能性もある。予測データを基に4度上昇に伴う豪雨増加にも対応できるよう備えるべきだ」と指摘する。
 相次ぐ豪雨災害を背景に、国も温暖化を前提にした対策を本格化させている。国土交通省の社会資本整備審議会は20年7月、答申「気候変動を踏まえた水災害対策のあり方」を公表。国はこれまで、過去の降水量などの実績に基づいて治水計画などを作成してきたが、予測される降雨量の増加を反映するなど、今後も温暖化が進むことを踏まえた対策に転換することになった。
 国は1級河川を中心とする「1級水系」(計109水系)で、治水計画の基本となる「河川整備基本方針」を定めている。過去に流域で降った最大雨量を基に100年に1度の割合で発生する洪水を想定し、そのピーク流量に耐えることを目指してきた。
 だが近年、その想定を超えた豪雨が相次ぐ。20年7月の九州豪雨で氾濫した球磨川の場合、上流での洪水発生やダムによる調節がなかったと仮定すると、熊本県人吉市の観測所でのピーク流量は毎秒7900トンに達していたと推定され、想定の毎秒7000トンを大きく上回った。これまでに、球磨川を含む4水系で推定ピーク流量を上回る洪水が発生している。
 答申では、産業革命前から2度上昇した場合の予測を基本に、治水計画の見直しを求めた。国は各地の1級水系を対象に見直しに着手し、想定を上回る洪水があった新宮川水系(奈良、和歌山、三重県)と五ケ瀬川水系(宮崎、熊本、大分県)を皮切りに検討を進めている。
 国や都道府県などの河川管理者だけでなく、流域の住人や企業などの関係者が一体となって取り組む「流域治水」も温暖化を踏まえた対策に欠かせない。
 土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センターの小池俊雄センター長は、「温暖化を考慮した降水量やピーク流量を算出することはどの水系でも可能だが、その雨にどう対処するかは地域の事情によって異なる。災害の深刻化との追いかけっこという側面もあるが、流域全体で進めることで(豪雨への備えにとどまらない)持続可能な地域開発につながる」と話す。

○中国地方で記録的大雨、九州北部〜東北で局地的な大雨のおそれ !

(www3.nhk.or.jp :2021年7月8日 22時39分)

活発な梅雨前線の影響で、広島県や鳥取県など、中国地方の各地で記録的な大雨となり、土砂災害や浸水による被害が相次いでいます。
このあとも断続的に発達した雨雲が流れ込む見込みで、土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒し、安全な場所での避難を続けてください。
また、9日にかけては九州北部から東北の広い範囲で局地的な大雨が降るおそれがあり、避難の準備など大雨への備えを進めてください。
気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んで梅雨前線の活動が活発になり、鳥取県や島根県、それに広島県を中心に記録的な大雨となっています。

◆午後10時までの48時間の雨量は ?

▽鳥取市鹿野で444ミリと平年の7月1か月の1.8倍に達しています。
少しでも身の安全を確保する行動を
この時間は、中国地方や九州北部のところどころで雨雲が発達しています。
これまでの大雨で中国地方では土砂災害や浸水による被害が相次いでいます。
島根県と鳥取県では、土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒し、避難所などへの移動が難しければ、近くの頑丈な建物や建物の高い階へ移動するなど、少しでも身の安全を確保する行動をとり、安全な場所への避難を続けてください。

◆今後の見通し !

九州北部から東北の広い範囲で9日にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
9日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽九州北部で180ミリ
▽山口県で120ミリ
▽中国地方で100ミリ
▽北陸で90ミリ
▽東海と近畿で80ミリ
▽東北で60ミリと予想されています。
その後、10日夕方までの24時間には、多いところで、
▽九州北部で100から200ミリ
▽山口県で100から150ミリ
▽近畿と中国地方で50から100ミリの雨が降ると予想されています。
雨は、強まったり弱まったりを繰り返しながら断続的に降る見込みで、予想以上に雨雲が発達した場合は「線状降水帯」が発生したり、猛烈な雨が降ったりする可能性もあります。
さらに、前線は11日ごろにかけて停滞するため、その後も雨量が増え、各地で災害の危険度が高まるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけています。
雨が強まる前に避難の準備をするなど、大雨への備えを進めてください。

◆熱海市も土砂災害に警戒を !

一方、今月3日に記録的な大雨で土石流が起きた静岡県熱海市は、9日も雷雨になりやすい見込みです。熱海市では、これまでの大雨で地盤が不安定な状態が続いています。
土石流が発生した地域では、崖や山の斜面、川の近くなど危険な場所には近づかず、引き続き、安全な場所で過ごすようにしてください。
大雨に警戒が必要な時間帯は…
気象庁は、今月11日にかけて警報級の大雨が降るおそれがあるとしています。
各地の大雨に特に警戒が必要な時間帯と警報級の大雨が降るおそれがある時間帯は次のとおりです。

◆特に警戒が必要な時間帯は ?

▽中国地方では9日朝にかけて、
▽近畿と四国では8日夜にかけてです。
中国地方と近畿ではその後も11日日曜日にかけて、
警報級の大雨になるおそれがあります。
また▽九州北部でも11日にかけて警報級の大雨が降るおそれがあり、
特に10日は大雨に特に警戒が必要だとしています。

◆このほか、警報級の大雨になるおそれがあるのは ?

▽北陸では10日にかけて、
▽東北や東海では9日夜遅くにかけてです。
気象庁は、これまで大雨が降った地域では、土砂災害の危険度が高い状態になっており、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
これらの情報は8日の昼の情報です。
予想を上回る大雨になることがあります。
最新の情報に注意するようにしてください。

◆“予想困難”な大雨は梅雨末期の特徴 !

7日夕方、気象庁が最も警戒していたのは、山陰での大雨でしたが、実際には、その南側の広島県などで予想を上回る雨量となりました。
山陰では午後になって非常に激しい雨が降っていますが、気象庁は「梅雨末期」には湿った空気の流れ込み方によって、予想と実態の「ずれ」は起きうるとして「危機が迫る前にハザードマップを確認するなど災害への備えを進めてほしい」と呼びかけています。
気象庁が、7日夕方発表した予想では、8日夕方までの24時間に降る雨の量は、中国地方の鳥取県と島根県を含む山陰では200ミリ、広島県を含む山陽では120ミリと予想されていました。
しかし、8日正午までの12時間に降った雨は、山陰で最も多く降ったのは、島根県益田市匹見で104ミリだったのに対し、広島県竹原市で193ミリでした。
広島県三原市では「緊急安全確保」の情報が出されている地域があるほか、県内の各地で川の水があふれ、浸水被害が発生しました。―以下省略―


 

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