★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6 > 2611.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
放送法の改正が喫緊の急務である。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/2611.html
投稿者 松岡竹童 日時 2012 年 5 月 27 日 11:17:18: 6feYd/iNgrqtw
 

放送法の改正が喫緊の急務である。

今日では、どの放送を受信するかの選択権は日本国民に在る。NHKは放送法32条を根拠にして、TV受信機を設置した日本国民はすべてNHK放送の受信者であるとの姿勢を墨守しているが、速やかに時代錯誤の姿勢を払拭せざるべからず。即ち、現在NHKは「B−CASカード」を利用して、BSデジタル放送だけに、受信料納付督促のメッセージを画面一杯に表示することで、受信料未納者には事実上BSデジタル放送を受信出来ないようにしているが、地上デジタル放送にもメッセージを表示することで、受信料支払いの公平を担保するべきである。つまり、受信料納付者だけがNHK放送を受信出来るようにするべきである。よって、放送法の改正が喫緊の急務である。

視聴率に左右されない営利を目的としない質の良い且つコマーシャル放送のない公共放送の存在は、万人の希求するところである。放送法32条を改正すると同時に、総務大臣の認可を得て作成される日本放送協会放送受信規約を改正して、受信料支払い者だけがNHK放送を受信できるように制度が変わった後、NHKが政府や企業のみならずあらゆる権力に屈することなく不偏不党公平公正な報道に努めるならば、必ずや日本国内のテレビ設置者の殆どをNHK受信者とすることが出来るであろう。受信料不払い者の大半は、徴収し易い者からだけ徴収するというNHKの不公平な受信料徴収体制に不満を抱いている点を銘記すべし。

詳述すると、NHKは「NHKを受信できる受信設備を設置した者は、協会と受信についての契約をしなければならない」と定めた60年前に施行された放送法32条を根拠に、未契約者には受信契約締結の、未納者には受信料支払債務履行の民事訴訟を提起している。

昭和25年(1950年)に放送法が施行され、昭和28年(1953年)にNHKと日本テレビが本放送を開始したが、当時のテレビ設置者は少数であり放送番組も充実していなかったので、テレビ設置者の殆どがNHKと日本テレビとを交互に受信していたのが実情であったので、放送法32条は「契約自由の原則」の例外規定として是認された条文である。

「契約自由の原則」とは、個人の契約関係は契約当事者の自由な意思によって決定されるのであって、国家は干渉してはならないという近代私法の原則をいう。

ところで、メディア関連技術の進歩発展は日進月歩で目を瞠るものがある。情報源の極めて豊富な今日、日本国民は必ずしもNHK放送を受信しなくても、自由に情報源を選択して世相を認識することで自己の行動を律することが出来る。よって、「事情変更の原則」により今日ではNHK放送受信にも「契約自由の原則」が厳格に適用されるべきである。

「事情変更の原則」とは、契約はその時の社会的事情を基礎とし、それを前提として締結されるものであるから、その社会的事情に変化があれば契約の内容はそれに応じて変更されなければならないという原則をいう。

さらに、NHK放送を受信できるテレビ設置者は全てNHK放送を受信する意思ありとみなして、NHKとの受信契約を義務付けた放送法32条のみなし規定は、NHKの公共放送を全ての日本国民に強制的に受信させることになり、国民の思想統一の虞がある。即ち思想及び良心の自由を侵してはならないと定めた憲法19条に抵触する虞があり、基本的には公の秩序に反する事項を目的とした法律行為であり民放90条により無効とされるべき規定である。

つまり、放送法32条の規定は、立法当時と事情が大きく変容した今日においては、契約自由の原則に戻って速やかに廃止されるべき規定である。なお、テレビ設置者のうちNHK放送を実際に受信している全ての者から確実に受信料を徴収するにはメッセージ表示の手法が最良の策である。さらに、公共放送の建前から災害発生時のニュース報道等にはメッセージを表示しない配慮が必要であることは論を俟たない。

今後の方策としては、先ず「NHKを受信できる受信設備を設置した者は、協会と受信についての契約をしなければならない」と定めた60年前に施行された放送法32条を改正すると同時に、総務大臣の認可を得て作成される日本放送協会放送受信規約を改正して、受信料支払い者だけがNHK放送を受信できるようにする。このようにすれば、放送市場の競争原理が働き、他の民法よりも放送内容が良ければ視聴者が増えて経営は安定成長するが、悪ければ経営は破綻することになる。即ち、視聴率や採算重視だけではない公共放送を、主権者である日本国民の監視下に置くことで、経営の合理化が図られることになる。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 管理人さん 2012年5月27日 21:22:26 : Master
>>掲示板へ初めて投稿する方法
>>http://www.asyura2.com/bbsup/nametoroku.html

>>に書いてありますように、

下のコメント欄に、阿修羅掲示板の投稿規定2011.09.12版 から投稿規定をコピーして貼り付けてコメント投稿をお願いします。

その後それを3回お読みいただき、読み終わったら、読み終わったことをコメント欄で報告をお願いします。

良くわからないことがあればコメント欄で質問してください。

どうぞよろしくお願いします。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧