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 勇気ある発言がなければ、社会の全てが既得権者に支配される !悪徳ペンタゴンに日本を支配されてきた !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3343.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2014 年 11 月 10 日 11:42:51: jobfXtD4sqUBk
 

   勇気ある発言がなければ、社会の全てが既得権者に支配される !

自民党体制下、米・官・業・政・電・悪徳ペンタゴンに日本を支配されてきた !


「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/11/04より抜粋・転載)

1)国民は、皆高くて硬い壁に、直面している

「高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」
これは、村上春樹さんがエルサレム賞授賞式のスピーチで語った言葉だ。
村上さんは、こう続けた。
「この比喩の意味するところは何でしょうか。あるケースにおいては、それはあまりにも単純明快です。爆弾・戦車・ミサイル・白リン弾は、高くて硬い壁である。
卵はこれらに撃たれ、焼かれ、つぶされた、非戦闘市民である。
これがこの比喩の意味するところの一つです。」
「しかし、これが全てではありません。もっと深い意味もあるのです。
このように考えてみませんか。
私たちは、皆それぞれ、多かれ少なかれ、一つの卵であると。
皆、薄くてもろい殻に覆われた、たった一つのかけがえのない魂(たましい)である、と。
これは、私にとっての“本当のこと”であり、皆さんにとっての“本当のこと”でもあります。
そして、私たちは、程度の多少はあるにせよ、皆高くて硬い壁に、直面しているのです。」
(翻訳は「青山の昼と千駄木の夜 〜Indiana(インディアナ)暮らし編」
http://ameblo.jp/fwic7889/entry-10210795708.htmlによる)
村上さんは、さらにこう語った。


2)喜納氏の建設反対行動は、硬い壁に立ち向かう「魂の尊厳」

「私が今日、皆さんに伝えたいと思っていることは、たった一つだけです。
私たちは皆、国家や民族や宗教を越えた、独立した人間という存在なのです。
私たちは、“システム”と呼ばれる、高くて硬い壁に直面している壊れやすい卵です。
誰がどう見ても、私たちが勝てる希望はありません。
壁はあまりに高く、あまりに強く、そしてあまりにも冷たい。
しかし、もし私たちが少しでも勝てる希望があるとすれば、それは皆が(自分も他人もが)持つ魂が、かけがえのない、とり替えることができないものであると信じ、そしてその魂を一つにあわせたときの暖かさによってもたらされるものであると信じています。」
私が沖縄知事選で立候補している、喜納昌吉(きなしょうきち)さんにシンパシーを感じるのは、失礼な言い方になるかも知れないが、喜納さんの行動に、高くて硬い壁に立ち向かう卵
が持つ「魂の尊厳」を感じるからである。
辺野古の海に新たに米軍基地を作らせない。
多くの沖縄県民、そして日本国民がこの意思を持つ。


3)翁長氏は、埋立申請承認の撤回も取消も確約しない

矢部宏治さんの新著『日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか』
(集英社インターナショナル)http://goo.gl/B18pYGの73ページに次の記述がある。
「もし今回、辺野古での基地建設を認めてしまったら、それは、沖縄の歴史上初めて県民が、米軍基地の存在をみずから容認するということになってしまう。
それだけは、絶対にできないということで、粘り強い抵抗運動が起きているのです。」
「辺野古に基地を作らせない」と考える人々、翁長雄志(おながたけし)氏を、知事選の候補者に擁立した。
しかし、翁長氏は、仲井真知事による、埋立申請承認の撤回も取消も確約しない。
「あらゆる手法を駆使して」とか「撤回・取消も視野に入れる」とは言うが、「埋立承認の撤回・取消」を確約しない。
私は、辺野古に基地を作らせないためには、新知事が埋立申請承認を撤回または取消する
ことが必要であると考えている。
もちろん、国による提訴を予測して、その訴訟に勝つための準備と方策は必要になるが、
埋立承認の撤回・取消なしに辺野古基地建設を阻止することは難しいと考えている。
もちろん、撤回・取消なしに辺野古基地建設を阻止できるなら、それで構わない。
しかし、選挙の最大争点であるからには、選挙前に、具体策を提示することが必要だ。


4)翁長陣営・自民支持者は、辺野古基地建設容認が狙い

その具体策を提示して、撤回・承認を確約しないのなら理解できる。
しかし、具体策もなく、しかも、撤回・取消を確約しないのは、公約として不十分、不完全である。
翁長氏が、撤回・取消を確約しない理由は、翁長氏を支持する旧来の自民党支持勢力が、
本音としては、辺野古米軍基地建設容認の「腹」を持っているからであると推察される。
「水」と「油」が呉越同舟するには、一番の核心部分をオブラートに包んで、「腹八分
腹六分」で「曖昧合意」するしかなかったのではないか。
そう推察される。辺野古基地建設を阻止しようとする方々には、この点の疑念を選挙前に
払拭して欲しかった。
この明確化がないからこそ、喜納氏は、あえて知事選出馬の行動を取ったのだと思う。

5)辺野古基地建設阻止のため、喜納氏は、知事選出馬

喜納氏は、組織も財界の支援もなく、草の根の強い想いからあえて知事選に名乗りを挙げた。
その心情には、辺野古に基地を作らせないと願う、多くの沖縄県民が心を動かされることになるだろう。
2009年9月に誕生した鳩山由紀夫政権が、わずか8ヵ月半の時間で破壊されたのも、卵が壁につぶされたものであると言える。卵と壁。
壁の側にいれば、安泰だ。卵を潰すこともできる。
しかし、人間としての尊厳、国としての尊厳を考えれば、卵の価値は重い。
日本には、とてつもなく高く固い壁がある。
壁の骨格をなしているのが、米国という宗主国の壁である。

6)米・官・業・政・電・悪徳ペンタゴンが日本を支配

この権力者=米国の側に、多くの日本国民がひざまずいている。
官僚機構、大資本、与党の政治屋、マスメディアは、米国という壁の側に同調して、卵を
潰す役割を率先して担っている。
私は、一人の発言者として、卵の側に立つ。
沖縄知事選では、翁長氏が、埋立申請承認の撤回・取消を確約しないことを指摘すると攻撃される。
「辺野古に基地を作らせない」思いから、真摯に運動に取り組んできた人々でさえ、この問題を発言することが抑圧される。
ここにも実は大きな壁が存在しているのである。
翁長氏の支持陣営のなかに、また、もうひとつの「壁と卵」が存在しているように見える。
市民の側に立つとされるメディアでさえ、この問題に深入りしようとしない。
琉球新報などは、卵の側に立つメディアであるかのような言説を提示してきたが、この問題になると、壁に豹変するのである。意見の違いはあって当然だ。
人の数だけ意見があると言ってよいだろう。


7)基地建設阻止の意見を傾聴すべきだ !

大事なことは、少数意見にもしっかりと耳を傾ける姿勢である。
意見が違うときに、「力」によってこれをねじ伏せるのではなく、「対話」、「会話」によって、相違を解消する、あるいは、相違を乗り越えることではないだろうか。
喜納さんが「埋立申請承認の撤回または取消が必要だ」と訴えたときに、辺野古基地建設を止めようとする人々は、この声にしっかりと耳を傾けるべきであったと思う。
その努力をせずに、「力」で喜納さんの発言を封じ込めようとしたことに、強い問題を感じるのである。
社会のなかで少数意見を述べることは容易なことではない。ある種の勇気がいることだ。
しかし、その勇気ある発言がなければ、社会のすべては「壁」によって仕切られることになる。
村上さんが言うところの「システム」によって、すべての人間が「管理」されることになる。

8)勇気ある発言がなければ、社会は既得権者に支配される

反ナチ運動組織告白教会の指導者マルティン・ニーメラーの言葉に由来する詩を改めて紹介しておこう。
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、私は共産主義者では
なかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった。
私は社会民主主義ではなかったから、彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。

少数意見であっても勇気を持って自分の意見を述べる。
自分の考えに従って行動する。
これが個人の尊厳を大切にする生き方であり、人間を救済する方策である。

*解説:
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2013年12月8日より抜粋・転載)

日本の既得権益とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋・大マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が
日本の既得権益であるとしている。

米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは、米国である。
日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。


(参考資料)

自民党悪政・失政の継続・拡大の実態(一部分)

(1)アメリカから自民党へ密かに長年、資金提供され、アメリカの支援をバックに「一党支配体制が構築」されてきた。
1998年前の公明党・創価学会への迫害、改革派政治家への迫害の「真の黒幕」=自民党の黒幕は、米国権力・巨大財閥との指摘は多い。

(2)社会統制手段(内務官僚)の復活
戦前の社会統制の本拠・内務省の出身者の保守系政党への“降下”は、戦後まもなく始まった。1949年の選挙では、約30人の高級官僚が自由党議員に加わり、すぐに国会議員の四分の一を占めるようになった。
1960年には、54人の国会議員が内務省出身者だった。
・思想警察の戦後のキャリア
戦後、多数の特高官が、連合国軍総司令部の監視の目をくぐって行なわれた配置換えによって、公職追放を免れていた。
特高警察の直接指導官である内務省警保局長14名のうち7人が戦後国会議員になっている。
思想警察官僚の多くは、県知事や地方公安委員会の幹部(警察を監督する)になったり、
その他の地方自治体の幹部になった。(高村氏・町村氏・中谷元氏等は特高警察の子孫)

(3)巨額の企業団体献金を長期的に最大に収受して政治を歪めてきたのは自民党・自民党系議員(国会議員・地方議員・首長)である。

(4)政権交代できないよう、「官房機密費・外交機密費」などを「党利党略」にフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミ・評論家・社会党などを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。

(5)「失われた20年」・長期不況・自殺者3万人超14年連続などは、自民党政権の大失政!

(6)天下り、渡り、特別会計などで税金のムダ使いが長年続いている!
 国の負債(1000兆円)が先進国最悪の水準である!将来は大増税か!

(7)日本原発の「地震地帯に建設・ズサンな設計・安全のウソ宣伝・インペイ・無反省・
  無責任」―何重にも危険な原発推進の超異常な自民党政権の大罪―
原発安全神話を「ウソ宣伝」して、危険な原発を活断層地域(欧米では頑丈な地盤地域のみ建設)に、全部で54基、建設した。
しかも、11基、10基、7基など一部の過疎地に大量に建設(欧米は1~2基)して、安全を軽視した「政官業の癒着構造・利権構造」が続いてきた。

(8)政官業・大マスコミ・御用学者の癒着構造で長年ムダな公共事業で公的債務が増大 !
(9)地方疲弊・東京と地方の格差拡大、官民格差拡大の責任は、自民党国会議員、自民党系地方議員・首長にある。

(10)検察等司法界の腐敗(人質司法・自供強要・冤罪続出・裏金等)を放置し、自民党、特に清和会は、「政敵抹殺」に利用してきた。官僚に支配される「マスコミの偏向・インペイ体質」も最悪である。

(11)「密約」を数十年隠し続けた自民党政権下、米軍による日本占領の実態を隠す日米安保!

(12)御用マスコミが大部分インペイしているが、自民党議員、閣僚に不祥事、原発事故、密約、人物破壊、えん罪、偏向報道、不正選挙など巨悪が多発し続けている !

 

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