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民主党・小西議員、 予算委員会で安倍総理の解釈改憲の本質  (憲法の平和主義の切り捨て)を徹底追及!
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3792.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 3 月 23 日 14:12:32: jobfXtD4sqUBk
 


民主党・小西議員、 予算委員会で安倍総理の解釈改憲の本質

    (憲法の平和主義の切り捨て)を徹底追及!

安倍政権の言動、国民にあえてわかりにくく

するやり方と驚くべき欺まん的考え方 !



(konishi-hiroyuki.jp/:2015年3月20日より抜粋・転載)

憲法の前文は、基本原理(平和主義など)を記したものであり、個別の条文が、これと

内容的に矛盾することになれば、憲法の基本原理(平和主義)等が骨抜きになる !


本日、参議院の予算委員会(NHK全国放送)で、安倍総理に対して、集団的自衛権行使の解釈改憲の問題について、追及させて頂きました。

解釈改憲が、「日本国が平和主義の国であるただ一つの理由」である憲法前文の三つの平和主義を切り捨て強行されたものであることを、安倍総理に対し、国会審議で初めて追及した質疑です。

日本国憲法の平和主義の考えは、憲法の前文に書かれており、そして、その憲法の前文は憲法の9条の解釈を法的に拘束する効力を持つとされています。

なぜなら、憲法の前文は、憲法制定の目的や憲法が拠って立つ基本原理(平和主義など)を記したものであり、憲法9条などの個別の条文が、これと内容的に矛盾することになれば、憲法の基本原理(平和主義)などが骨抜きになってしまうからです。

しかも、そもそも、憲法9条は憲法前文の三つの平和主義が具体化したもの、つまり、ダイヤモンドのように結晶した条文であるとされてきました。

しかし、安倍総理は、小学校の教科書で子ども達が習っている、
@ 全世界の国民に確認した平和的生存権の平和主義」や、
A 「安倍総理のような国家権力によって二度と勝手に新しい戦争(集団的自衛権の行使)を起こさせないための国民主権の平和主義」を切り捨てて、解釈改憲を強行していること明らかにしました。

その上で、安倍総理に対して、テレビの向こうの子ども達を始めとする国民の皆さんに対して、誠実に分かりやすい答弁を求めましたが、安倍総理ははぐらかしの答弁に終始し、何一つ内容のある説明をしませんでした。

☆日本国民を攻撃してもいない国に、自衛隊が
先制攻撃を仕掛けることは憲法に違反 !

日本国民だけでなく全世界の国民の皆さんが戦争によって殺されることのない平和主義を掲げた憲法の下で、「日本国民を攻撃してもいない国に、自衛隊が先制攻撃を仕掛けること(=集団的自衛権の行使)」などはどう考えても出来る訳がありません。

また、集団的自衛権を発動すれば、その戦闘で自衛隊員は必ず戦死し、また、反撃を受けて日本国民の皆さんにも戦死者が出ることになります。こうした新しい戦争を解禁して、国民に戦死という惨禍をもたらすことは、戦争を許さないための国民主権という平和主義に真っ向から違反するのです。

☆安倍総理の、集団的自衛権行使の解釈改憲
は違憲無効だ !

つまり、安倍総理の、集団的自衛権行使の解釈改憲は違憲無効なのです。
その証拠に、安倍総理の7.1閣議決定においては、その検討過程で、また、実際の文書上も、憲法の平和主義が切り捨てられていることも立証いたしました。

これはもう、憲法解釈の変更というようなものではなく、法治国家を根底から覆すクーデター改憲というべきものです。

☆安倍総理が行う、集団的自衛権の行使認容は、憲法の平和主義を捨てることだ !

しかし、この安倍総理の暴挙を止めるためには、国民の皆さんに大きな声を挙げて立ち上がって頂くしか方法がないところまで、今、議会政治は追い詰められています。全国の国民の皆さまとこの質疑をきっかけにより、より一緒に闘っていきたいと願っております。

最後に、集団的自衛権の行使は、子ども達が義務教育で習っている憲法の平和主義の考えと根本から矛盾し、集団的自衛権の行使を認めることは、憲法の平和主義を捨てることであり、それは、日本が平和主義の国でなくなることを意味します。

憲法の平和主義と、立憲主義を守り抜くため、引き続き力の限り闘って参ることをお誓い申し上げます。

2015年3月20日   参議院議員 小西 洋之


(参考資料)


安倍政権の言動、国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方 !

立憲主義を無視する高村副総裁発言 !


1)本質は、集団的「他衛権」と浜矩子教授が主張 !


   国民にあえてわかりにくくするやり方と驚くべき欺まん的考え方

   
    立憲主義を無視する高村副総裁発言


憲法9条と集団的自衛権行使について、本質的議論を公表せず、個別事例の議論をすることは、国民にあえてわかりにくくするやり方である。

72年政府見解は、憲法上、集団的自衛権を行使できないと結論した見解であり、その見解をつまみ食いして、集団的自衛権を行使できる根拠にする、安倍自民党のやり方は、驚くべき欺まん的考え方である。―(2014年6月13日報道ステーションより抜粋・転載)

今日ニュースステーションちらっと見たら、浜矩子さんが「集団的自衛権という言葉が混乱を生んでいる。本質は、集団的他衛権。」と発言していて、図星で笑ってしまった。ちなみにその後の発言→「大問題。枠組みを大きく変えるのに解釈で180°変えようとしている。」

(Twitterkiwikaako (kiwikaako)より抜粋・転載)

今日の報ステも鋭い指摘。経済学者の浜矩子さん。

集団的自衛権行使は「極めて限定的」というが歯止めは?に対し自民・高村氏発言:「国民に選ばれたその時々の政治家ですよ」に対して、「勝手気ままな解釈で政治家に判断させないために、最高法規である憲法が縛っている。その立憲主義を無視したことを、高村副総裁は、よくも言えたものだ」と。(Twitterhiro027kiyo (原田ひろみ 清瀬市議:より抜粋・転載)


2) 歴史的には、集団的自衛権行使は、

      大国による侵攻を正当化するものが実態 !


      故に属国は、戦争に巻き込まれる !


【東京新聞社説・後半部分】:安倍首相は、5月15日の記者会見で、お年寄りや乳児を抱く母子を描いたイラストを示しながら、「彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」と、行使容認の必要性を強調した。 

しかし、これは現実から懸け離れた極端な例である。米艦艇に輸送を頼らなければいけない緊迫した状況になるまで、お年寄りや乳児を抱える母子が紛争地に取り残されるだろうか。
そうなるまで手を打たなかったとしたら、政府の怠慢にほかならない。

 安倍首相はきのう「日本人が乗っていない船を護衛できないことはあり得ない=護衛できる、とも述べた。ついに馬脚を現したという感じだ。 

これでは、安倍首相の狙い、集団的自衛権の行使容認が、
日本国民の命をどう守るかではなく、米軍の軍事行動と

一体化することが主目的であると疑われても仕方があるまい。 

集団的自衛権は、国連憲章で加盟国に認められた権利だが、安全保障理事会に報告されたこれまでの例を振り返ると、米国や旧ソ連など、大国による侵攻を正当化するものがほとんどだ。
そのような権利の行使が、平和主義国家の歩みと相いれるだろうか。 
現実から懸け離れた事例を示して、お年寄りや乳児を抱えた母子を守らなくていいのかと情緒に訴え、一内閣の解釈変更で憲法の趣旨を変えてしまう。

 平和主義を守り抜くというのなら、そんな政治手法をまずは封印する必要があるのではないか。

 

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