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 岡田民主党代表の本質は、正真正銘、 官僚・大資本利権の擁護者だ !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/3872.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 4 月 08 日 21:12:25: jobfXtD4sqUBk
 


岡田民主党代表の本質は、正真正銘、官僚・大資本利権の擁護者だ !

「官僚利権の根絶」は、「公共の福祉」に資するもので、合憲だ !

政治改革を破壊した、民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !



(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/04/03より抜粋・転載)


1)古館氏に説明を妨害された、古賀茂明氏の天下り批判論

2)鳩山政権は、米官業による日本支配を、主権者による支配に改革せんとした !

3)鳩山政権の提示した改革案こそ、米・官・業による日本支配を排除する施策 !

4)日本への植民地支配永続を狙う米国に隷従している、安倍自公政権

5)「天下りの根絶」、「企業団体献金の全面禁止」が、改革の柱だ !

6)菅直人氏、野田佳彦氏、安倍晋三氏の政権が、改革を破壊し尽くした !

7)岡田克也氏も改革路線を妨害した、悪徳10人衆の仲間だ !

8)天下りとわたりの根絶に全く取り組まない、麻生内閣は不信任すべし !

9)官民癒着、官僚利権を排除することが、天下り根絶である !

10)天下りを根絶・ムダ使いを削減して、消費税を
 
      上げないという民主党の政策の勝利だった !


以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

11)岡田克也氏の考えは、自民党議員同様の官僚答弁で、天下り・官僚利権温存 !

二つの質問に対して、岡田克也氏は次のように回答した。
「天下りの話ですが、この前、国会できづなの代表の内山さんが、民主党は、天下りを根絶すると約束したではないかと言われました。私は、それは違うということを、明確に申し上げました。

マニフェストをちゃんと示して申し上げたのですが、我々が申し上げたことは、天下り斡旋はやめるということです。
公務員の経験者が、民間で働いてはいけないというようなことは、私はそれは成り立たないことだと思います。

では、公務員をやっていた人はもう民間で働いてはいけない、どこで働けということになるのでしょうか。

だめなのは役所が斡旋することなのです。
その斡旋する中でいろいろな条件が付いて、その斡旋先に、有利な補助金が出たり、そういうことをやめなければいけないということを我々は申し上げているわけで、天下りというか、公務員で働いた人が、民間で働いてはいかぬなどということは、それは、私は暴論だと思います。

そのことは、マニフェストでもはっきり書いていますから、そこは御理解いただきたいと思います。」

「とはいえ、役人OB が行っている法人というのは、誤解が起きやすいというか、そこにいろいろな補助金がたくさん行っているということになれば、それは、要チェックですね。

そういう意味で、独立行政法人は、役員に公務員がなる、公務員経験者がなるということについては基本的に全部公募すると。だから、民間の人にも手を上げてもらって選ぶということにしました。

結果としては、先ほど申し上げましたように独立行政法人における、公務員OB の数は、189人いたのが45人になっているわけです。8割減っているのですね。という事実を踏まえていただきたいと思います。


12)岡田氏は、経産相から東京電力に天下りする事も、正当な再就職と考える保守派

それから、電力会社への天下りというか、電力会社に公務員OBが行くこと自身が、基本的に悪いわけではありません。民間企業に行くことが悪いわけではなくて、これは認めているのです。

ただ、今のタイミングで行くのかということはあります。東京電力は、いろいろな問題を起こしている、国有化の議論も出ている、そういうときに、所管官庁である、経産省から役員で行くということは、それは、望ましくないということであります。

基本的に、公務員を経験した人が、民間で働くことが一般的にだめだということではないということでございます。」これだけを聞くと、岡田氏が正論を述べていると思われる読者もいるだろう。

しかし、これが、「典型的な官僚の答弁」なのである。


13)天下り斡旋云々は、建て前論であって、「ザル規制」にしかならない !

自民党政権もこのような対応で、実効性のある対応を示してこなかった。
「あっせん」があるのかなかったのか。

これは単なる形式論、建て前論であって、これで済ませば、「ザル規制」にしかならない。
補助金を受けた企業からの献金を受け取ってはいけないという、政治資金規正法の定めがあっても、議員が「知らなかった」場合には違法とはならない、との抜け道を用意しておけば、すべての違法献金が合法になってしまう。これを「ザル規制」、「ザル法」と呼ぶ。

役所が天下りに関与して、実際に天下りが行われても、「あっせんはなかった」ことにすれば、すべての天下りが、容認されてしまうことになる。


14)岡田克也氏の本質は、正真正銘の官僚利権の擁護者だ !

岡田克也氏は、原発事故のあとで、経産相から東京電力に天下りした事例までをも、正当な再就職だと述べたのである。
岡田克也氏は、正真正銘の官僚利権の擁護者なのである。

官僚の天下りを根絶するには、明確な客観基準が必要不可欠である。
私はかねてより次の提案を示してきた。


15)官僚の天下り根絶は、明確な客観基準が必要不可欠だ !

1.官僚が退職直前20年間に関与した業界、企業、団体には、退職後10年間は就職できないこととする。

2.大卒公務員の採用基準を一本化する。

3.官僚の職位の名称を変更する。

この三つの具体策を実行すれば、官僚による日本政治支配の構造を一掃できると考える。
天下り規制の範囲は、公的機関だけでなく、民間企業を含めなければ、意味がない。

1に示した再就職規制は、憲法に定めのある職業選択の自由に抵触するとの主張がある。
しかし、憲法の条文は、次のものである。
第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
「職業の選択の自由」を制約する条件が明記されている。


16)「官僚利権の根絶」は、「公共の福祉」に資するもので合憲だ !

「公共の福祉に反しない限り」という条件が明記されているのである。
「官僚利権の根絶」は「公共の福祉」に資するものであり、官僚の天下り規制は、憲法第22条に抵触しないものなのだ。

だから、自民党憲法改正草案では、「公共の福祉に反しない限り」という文言が、削除されている。
官僚が天下りを正当化するために、上記部分を削除したのだと思われる。


17)岡田民主党は、「企業団体献金の全面禁止」を公約から排除した !

そして、岡田克也氏が代表を務める民主党は、「企業団体献金の全面禁止」を公約化することを排除した。
この後ろ向きの対応は、岡田克也氏の姿勢そのものと判断することができる。

2009年に小沢一郎氏を攻撃するための政治謀略事件であった「西松事件」が表面化したときに、これを検察権力の不当な行使であるとの正論に真っ向から異を唱えて、検察を擁護したのも、岡田克也氏である。


18)岡田氏の天下り擁護、検察擁護の姿勢は、首尾一貫し、

   実家の会社は、元検事総長の天下りを受け入れた !

   主権者勢力の結集と主権者政党の確立が急務 !

このとき、岡田氏の実家が経営する、イオングループは、元検事総長の但木敬一氏の天下りを受け入れようとしていた。
岡田氏の天下り擁護、検察擁護の姿勢は、首尾一貫しているのであり、企業献金を擁護
する岡田氏に「政治とカネ」問題を批判する資格はないと私は判断する。

米官業による日本政治支配の構造を打破するには、まずは、自民党補完勢力に成り下がってしまっている、「民主党を解体」し、そのうえで、主権者勢力を結集して「たしかな野党」を打ち立てることが必要であると判断する。

主権者勢力の結集と主権者政党の確立を急がねばならない。


(参考資料)

 政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党体制の真相 !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行

2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背

3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃

4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。

要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)政権交代・政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。


7)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。

その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


8)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。


 

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