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蓮池透さんの主張: 拉致問題は「歴史的な視点で解決を」
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 7 月 09 日 00:37:19: jobfXtD4sqUBk
 


蓮池透さんの主張:拉致問題は「歴史的な視点で解決を」

同情と憎悪が増幅して、制御不可能なモンスターになってしまったのではないか ?

再調査合意から1年、蓮池透さんに聞く !

実は、米国は、日本・北朝鮮を対立させるために拉致を仕組んだ !

(第3回)


(www.huffingtonpost.jp: 2015年06月29日 より抜粋・転載)

■「拉致問題」のゴールは何か

☆再調査の合意から1年。拉致問題はまだ、進展がありません。
☆安倍首相は「一人残らず取り返す」と言い続けています。
☆総連(在日本朝鮮人総連合会)議長の次男が逮捕され、北朝鮮が
非難するなど、日朝関係は行き詰まっているようにも見えます。
☆被害者家族らと一緒に「これ以上、死亡者が出たら許さないぞ」
という強硬な風潮を先導してきたのも、安倍首相です。
☆最近は蓮池薫さんも講演などで、かなり口調が厳しくなっている、
いらだっているように見受けられます。

■なぜ、こんなにかかってしまったのか

☆改めて、なぜ、こんなに時間がかかってしまっているのでしょうか。
どこで間違ったのか、と考えることはありますか。

☆外務省はそれで何とかなると思ったんでしょうか。

☆その後、2006年に第1次安倍政権が経済制裁に踏み切ります。

☆拉致被害者を救出する以外の思惑が入り込んでしまったことが、「拉致被害者を救出する」というスローガンに誰もが諸手を挙げて賛同できない一つの理由ではないかと。

☆2004年に横田めぐみさんの遺骨が別人と鑑定された事件は、
拉致問題が大きな怪物になる一つの転機だったと思います。

■13年という時間の経過が生み出すもの

kim jong il koizumi 2002

☆2002年に蓮池さんご一家が経験されたことですね。


以上は前2回投稿済みです。以下はその続きです。

☆たとえば横田めぐみさんは、北朝鮮の男性と結婚して、孫もいます。

たとえば孫がいて、孫も北朝鮮の人間と結婚していれば、全員そろって日本に帰国なんて不可能ですよ。当面は本人だけ日本に来て、会いたいときに北朝鮮に行ける、という国家の関係でもない。
国交のない北朝鮮に子供たちをおいて、自分たちだけ日本で暮らせるかと言われれば、難しいと思うんです。

あまりに情緒的な「被害者を肉親の胸に抱きしめさせてあげる」といった言葉を否定する人はいない。
もう少し理性的に考えて、整理してほしいんですよね。
めぐみさんで50歳、他の人はそれ以上です。

弟たちはかろうじて40代で帰って来たけど、支援法という中途半端な支援で「早く自立しなさい」と言う冷たい対応をされた。
世間はすごい好待遇を受けていると思っているけど、「余生は面倒見る」ぐらいのことを日本政府が言わないと、帰って来ないでしょう。

☆日本人妻の脱北者に何人かお会いしましたが、

年老いて身よりもなく、北朝鮮に帰ってしまった人もいました。

仮に新たな拉致被害者が帰ってきても、今の日本の受け入れ体制ではそうなりかねないですよ。拉致被害者に関して言えば、今の話題になっている言葉で言えば、完全に違憲状態ですよ。基本的人権という観点で、違憲状態が40年以上続いている。

■拉致問題の「歴史的解決を」

kim jong il koizumi 2002
北朝鮮からの帰国10年を前に記者会見する拉致被害者の蓮池薫さん(左)、祐木子さん夫妻=13日午後、新潟県柏崎市役所 撮影日:2012年10月13日

「家族・親子が一緒に暮らす」というのは、通常の生活形態である。しかし、世の中には家族・親子がそれぞれ生き別れになって生死も分からず暮らす不幸な人々がたくさんいる。

身近な例を挙げれば、在日韓国・朝鮮人の人、この人たちは個々の事情により自ら日本に渡って来た人もいると思うが、過去の戦争による犠牲者も少なからずいる。また朝鮮半島においては、朝鮮戦争時、生き別れになり今日までお互いの生死すら分からないまま暮らしている離散家族と呼ばれる不幸な人々がたくさんいる。これらの人々にとって「家族の絆(きずな)」というものは並々ならぬ想いがある。

そもそも北朝鮮による拉致事件はなぜ起きたかを考えると、そのひとつに戦後国交が正常化されていない日本との対立関係が背景にあるものと考えられる。

そういった意味で拉致は戦争の延長、犠牲とも受け止められる。このように国家間或(ある)いは国内の内戦の犠牲になり生き別れになった人々にとっての唯一の願いは、家族の再会であると思う。

しかし私自身、拉致問題は戦後に起きた国家犯罪であり北朝鮮が拉致事実を認めた以上、早期解決と謝罪があって当然だと思う。まして家族の帰国問題は、人道上の観点から考えても、無条件、即時実現されるべきである。

(2003年10月15日付朝日新聞朝刊【大阪本社版】地村保志さん手記全文より)
この問題は過去の問題と切っても切り離せないと思うんです。2003年に地村保志さんが手記で、日朝間の不幸な関係が拉致問題の背景にあると書いた。私はその通りだと思う。

根底には反日感情が流れていて「日本が何十万人拉致したから、我々が何十人拉致したってどうということはない」という気持ちは持っているでしょう。相殺してしまうという意見は詭弁だけど、日本側は過去の問題についてもきちんと対処することが必要で、平壌宣言でも過去の清算ということは書いてある。

北朝鮮が合法的に金を引き出せるのは日本だけという考えがあるのは間違いないと思うんです。
それは日本にとって大きなカードだと思うんですよね。本来は拉致問題と過去の清算は別の話だけど、過去の清算をてこに、誠意ある回答を引き出していくしかないんじゃないのかな。

ただ、今の世界情勢を見ていると、いかに過去の清算とはいえ、日本に対して世界、特にアメリカからの圧力がかかるんじゃないか。
1965年の日韓基本条約で有償、無償計5億ドルだった。今は5億ドルじゃ済まないでしょう。

☆実際、ここまで大きな問題にならなくても済んだのではないか。同情と憎悪が増幅して、制御不可能なモンスターになってしまったのではないかと思います。

最初は「行方不明者」という、ベタ記事にもならない、小さな社会問題だったわけです。それがあるとき、拉致だとわかって、外交問題、国際問題、政治問題まで発展してしまった。

そうなってしまった以上、大きな視野で歴史というものを見なければいけないし、その中に拉致問題を位置づけ、全体をどう動かすのか、話を持っていかないといけない。

日朝間の歴史も深く根ざしているわけなので、むしろそこから入っていかないと、彼らの心は溶かせないと思う。

アメリカは自国民のジャーナリストが拘束されたとなれば、恩赦、つまり自国民の罪、違法入国を認めたということにして、元大統領が迎えに行く。

日本も少しは見習ったらどうかと思う。結局、常に見下してるんです。少なくとも同等な目線でものを言い合わないと、日本はそういう国かと思われますよ。

(参考資料)

日本人拉致事件の真相は ?

―アメリカは、韓国の竹島領有を「黙認」した―― 
二国間に「火種」を植えつけ「対立」をあおり、国際政治をコントロールする。
それがアメリカの「常套手段」だ。(zeraniumのブログより抜粋・転載)

1)拉致は、米国CIAの巧妙な謀略だった !

2)北朝鮮は、海外工作当員・畑中理(おさむ)が、構築した国家

3)故金正日は、畑中理(おさむ)の息子である !

4)実は、米国は、日本・北朝鮮を対立させるために拉致を仕組んだ !

だからその(米国がアジア・世界を支配し、巨利を獲得し続ける)ためにどうしても、たとえどんな手を使ってでも、北朝鮮と日本を反目させておく必要があったのです。

しかし残念なことに、大陸で諜報活動に関わった軍の関係者は、亡くなるか投獄されてしまったために、作戦計画を知る人物は、日本には残っていませんでした。

しかも北朝鮮がいくら、「我々は敵ではない。日本と仲良くしたいのだ」というサインを送っても、戦前の暗号を読める人材は、いなくなり、これまで彼らの真意は伝えることができなかったのです。

それをよく知るアメリカは、これをいいことに、CIA(米国中央情報局)を使い、日本人を多数拉致して、北朝鮮へと送り込み、まるで、「北朝鮮の仕業」のように見せかけるなどして、“日本・北朝鮮両国を、対立させる”ように、「仕組んだ」のです。

横田めぐみさんは生きています。それどころか北朝鮮の特使として、日朝国交回復を推進するために「帰国」ではなく、「来日」している、という事実を、初めて聞いた方がいるかもしれません。

おそらくショックを受けたかもしれませんが、日本国民は、これまで、日本と北朝鮮に関する真実の情報を、何一つ知らされることはなかったのですから、無理もありません。

これらの情報については、『横田めぐみさんと金正恩』(飯山一郎著 三五館刊)や、私の前著『ついに宇宙人が最終戦争後のシナリオを用意しました』(徳間書店刊)に詳しく載っています。


5)横田めぐみさんは、金正日の3番目の妻・「金正恩の母」である !

   横田めぐみさんは、北朝鮮に連れて行かれた後、金正日の「3番目の妻」として迎えられ、子どもを授かりました。その子どもこそ、他ならぬ「金正恩」だと言われています。

一部では、めぐみさんは、金家族の家庭教師として同居しているという噂がありましたが、これは、対外的な理由です。実際には、めぐみさんは、金正日、金正恩親子と同居していたのですから、夫婦であり親子であったのです。

その後、めぐみさんは、党幹部として出世し、現在は、「国家安全保安部局長」という要職 に就き、亡き夫金正日に代わって、息子を陰で支えていると見られています。

生きているのに表に出られず、日本に来ていても名乗ることができないのは、こうした理由からです。

しかしいずれ、めぐみさんは、金正恩の生母・姜美淑(カンミンスク)として、日本国民に紹介されることになるでしょう。   

拉致されたはずの、めぐみさんが、「金正恩の生母」であり、しかも北朝鮮の大幹部として国家のために働いているという事実に、強い違和感を覚えるかもしれません。

しかしながら、横田めぐみさんを含め、拉致被害者とされる人々は、北朝鮮当局だけで強制連行したわけではないのです。

つまり、日本人の拉致行為を計画し、実行したのは、CIAであり、それだけでなく、それを日本政府も警察庁も了承しており、知っていたのです。

もう数十年も前の話ですが、石川県小松基地の自衛隊が、外国の通信暗号文をキャッチし、ある場所で、日本人の拉致計画が実行されることを知りました。

そこで秘かに海岸で警戒していると、あるカップルが、外国人と見られる数人のグループに拉致されようとする場面に出くわしました。

それで、あわてて助けに入ろうとすると、なぜかその周りには、日本人の警官隊(石川県警)が待機しており、彼らに阻止されてしまったそうです。

日本の警官たちは、まるで砂浜を取り囲むように並び、人々が近づかないように警戒しており、その中で、外国人グループは、悠々とカップルを拉致して連れ去ったの
です。  

(「大宇宙連合からの啓示」 田村珠芳著 徳間書店)


 

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