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翁長知事は、一体、何のために半年以上の 時間を費やして作業をしてきたのか ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/4506.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 7 月 27 日 18:42:29: jobfXtD4sqUBk
 


翁長知事は、有識者委提言を公表し、直ちに埋め立て承認を取り消すべし !

翁長知事は、一体、何のために半年以上の時間を費やして作業をしてきたのか ?

翁長氏の姿勢に疑いが強まるなら、「翁長さん、弾はまだ一発残っとるがよ」 !

菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !



(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/07/20より抜粋・転載)


────────────────────────────────────
1)選挙公約実現には、「辺野古海岸埋め立て
申請の承認」を「取り消す」ことが必要不可欠 !

2)菅官房長官は、知事が承認し粛々と工事しており、もう過去の問題だと断定 !

3)「辺野古に基地を造らせない」という公約を守る
行動は、「時間との勝負」 !

4)「埋め立て承認の撤回」については、知事選の
結果を受けて行うことができるとの認識 !
5)直ちに「埋め立て承認の取消」を知事権限
で行うべきだ !

6)沖縄の各種メディアは、当然の県民感情を封じ込めている感が強い !

7)「埋め立て承認の撤回および取消」を明示しない
事を問われて、翁長氏の「逆ギレ」場面がある !

8)翁長知事には、公約を全身全霊で実現するという気迫を感じさせるものがない !

9)翁長氏の「慎重に」という言葉は、通常、
「消極的に」対応する場合に用いる言葉だ !

以上は、前回投稿済みです。以下は、その続きです。

10)検証を急げば、3ヵ月もあれば結論を示すことは可能だ、報告書を公開もしない !

7月16日の会見で翁長雄志氏は、「大城委員長から「私どもからそういった検証してほしいという話があったので、法律的な側面から公平、公正に瑕疵がないか精査しました」と。

その中で瑕疵があったということになりますが、「それをもってどうしろということには私たち(第三者委)の立場にありませんので、皆様方(県)でそれを参考にしてお考えになってください」
ということでしたので、これからその精査をして、私の公約にどのような形で関わっていくかについてこれからしっかりとやっていきたいと思っています」と述べた。

5月25日の発言とは、まったくニュアンスが異なる。

11)翁長知事は、一体、何のために半年以上の時間を費やして作業をしてきたのか ?

訪米前の5月25日のインタビューにおいては、「有識者委員会から7月上旬に承認取り消しが、提言されれば、「取り消すことになる」と明言した」と報じられている。
それが、7月16日の会見では、「提言は法的な側面の検証に過ぎず」「これを「参考」にして、県の側(私)が、どのような形で関わっていくかに
ついて」「これからしっかりとやっていきたい」の発言に変わっている。

一体、何のために半年以上の時間を費やして作業をしてきたのか。

12)その検証結果を「検証」するというのは、単なる時間の浪費以外の何者でもない !

半年かけて「検証」した結果を受けて、その検証結果を「検証」するというのは、単なる時間の浪費以外の何者でもない。

辺野古米軍基地建設の工事が進展すればするほど、「訴えの利益」ご損なわれることになる。
うがった見方をすれば、そのために、結論提示をできるだけあとずらしているということにもなりかねない。

13)法廷闘争で、最終的に敗訴するように、計画が組まれているのか ?

最終的に埋め立て承認の取消を行なっても、法廷闘争で、最終的に敗訴するように、計画が組まれているとの批判が生じかねなのである。

本当に「辺野古に基地を造らせない」公約を全身全霊で守り抜こうとするなら、知事当選後に、直ちに埋め立て承認を撤回し、法的瑕疵の検証を3ヵ月程度で完了させ、昨年度末には「埋め立て承認の取消」を行い、これに対して、国が提訴して、法廷闘争に移る、といったプロセスを辿っているはずなのである。

14)迅速に埋め立て承認を撤回し、法廷闘争に移る事

    を断行して訪米すれば、効果大であった !

これらのプロセスを断行して訪米するなら、訪米の効果も大きくなったと考えらえる。
翁長雄志氏の後援会長をしている宮城篤実前沖縄県嘉手納町長は、7月5日付日本経済新聞記事のなかで、「辺野古への移設を阻止できると思いますか」の質問に対して、
「相手は国家権力だ。辺野古での工事が完了し、日米で使用を開始するとなったときにそれを止める方法は県にはない。

しかし、それで翁長知事が負けたことにはなるとは思わない。
知事は権限の範囲内で精いっぱいやればよい」と述べた。

15)翁長雄志氏の後援会長は、「何らかの妥協点が示される」とも述べた !

さらに、「『この程度は何とかしてほしい。その負担に応えて支援をしましょう』ということで、何らかの妥協点が示される」とも述べた。
那覇空港の第二滑走路、西普天間地区に計画されている国際医療拠点沖縄県本部町へのUSJ誘致。

これらの利益誘導策が辺野古米軍基地建設との取引に使われている。
翁長雄志氏の「辺野古に基地を造らせない」がどこまで本気であるのか、今後の動向に対する徹底的な注視が求められている。

16)翁長氏の姿勢に疑いが強まるなら、「翁長さん、弾はまだ一発残っとるがよ」 !

翁長氏の姿勢に疑いが強まるなら、そのときには、菅原文太さんの言葉が響き渡ることになるだろう。

「翁長さん、弾はまだ一発残っとるがよ」


(参考資料)

菅原文太さんの「遺言」と、「沖縄方式」の深い叡知 !

菅原文太さんは、かなり病気が進行していた状況だったが、沖縄に来て、怒りの戦闘宣言 !

総選挙、自民、沖縄の全4選挙区で敗北 !

◆菅原文太さんの演説要約:

(鈴木 耕 - Blogos:2014年12月3日より抜粋・転載)

…沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。
 辺野古もしかり。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。

 そうは言っても、アメリカにも良心に篤い人々はいます。中国にもいる、韓国にもいる。その良心ある人々は、国は違っても同じ人間だ。みな、手を結び合おうよ…

 他国を貶めることで“愛国心”を煽り、それを政権の求心力にするような安倍首相への痛烈な批判である。

“国家”のためには“国民”の犠牲も厭わない。それが安倍政権のやり方だ。
 冗談じゃない、国民あってこその国家ではないか。

 文太さんが言いたかったのは、きっとそういうことだ。だからこそ、「いま最も危険な政府」と安倍政権を断罪したのだ。
 こうも言っている。

 政治の役割はふたつあります。ひとつは国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もうひとつは、これがもっとも大事です、絶対に戦争をしないこと…

 安全な食べ物…。むろん、福島原発事故を念頭に置いての発言だろう。

子どもたちに安全な食べ物を、という当たり前のことが果たして守られているか。福島は終わっていない。積極的に反原発の発言をし、運動にも加わってきた文太さんの想いだ。

 そして、沖縄はどうか。米軍基地の新設を“粛々と進める”などという安倍政権の姿勢に、戦争の臭いを嗅ぎ取った文太さんの、日本人全員へのメッセージが「絶対に戦争をしないこと」なのだ。

 文太さんはこの演説で、『仁義なき戦い』のセリフを引いて、ドキリとするような言葉を吐いた。

☆仲井真さん、弾はまだ一発、残っとるがよ !

 これは、最終的な闘いの宣言である。仲井真知事が「いま最も危険な政府」である安倍政権へひれ伏したことへの、怒りの戦闘宣言である。

☆反辺野古の候補者・翁長さんを、10万票もの大差で当選させた !

 文太さんの言葉を受けて、沖縄の人たちは、きっちりと投票でその意志を示した。

翁長さんを、10万票もの大差で、仲井真さんに圧勝させたのだ。「残っていた弾」を、これ以上ない形で使ったのだ。

☆4人の自民党議員は、石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した !

 自民党の4人の候補はすべて、前回選挙で「普天間飛行場の、最低でも県外移設」を公約に掲げた。その結果の当選だった。

だが、この自民党議員たちの卑屈な場面を、沖縄県民は目にしてしまった。石破茂自民党幹事長の恫喝に屈した場面である。


 

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