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10億人を救った特効薬=ノーベル賞 大村智・北里大特別栄誉教授 ! 毎日、土を集めて研究 !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 10 月 07 日 19:13:21: jobfXtD4sqUBk
 


10億人を救った特効薬=ノーベル賞大村智・北里大特別栄誉教授、

ノーベル医学生理学賞の受賞が決定 !

奥さんは、生前ノーベル賞受賞を予言 !

農家・長男育ち、定時制教師から研究者へ来る日も来る日も土を集めて研究 !

大村さん、途上国救う特効薬の元発見 !


T ノーベル賞の受賞が決まった、大村智教授

(Yahoo!ニュース:時事通信 10月5日(月)20時52分配信より抜粋・転載)

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授は、長年にわたり微生物が作る有用な化合物を探求してきた。

☆「エバーメクチン」は、寄生虫病から救う特効薬へとつながった !

 中でも1979年に発見された「エバーメクチン」は、アフリカや東南アジア、中南米など熱帯域に住む10億人もの人々を、寄生虫病から救う特効薬へとつながった。

 大村さんは、1973年、大手製薬会社メルク社と共同研究を開始した。
さまざまな微生物が作る抗生物質などの探索を進める中で、静岡県内の土壌から分離された微生物が生産する、「エバーメクチン」を発見した。

☆「イベルメクチン」は、家畜の「抗寄生虫薬」

    として世界的なベストセラーとなった !

 この物質は、線虫などの神経系をまひさせる一方、哺乳類の神経系には影響しない特性があることが分かった。
「エバーメクチン」を基に、さらに効果を強めた「イベルメクチン」は、家畜の「抗寄生虫薬」として世界的なベストセラーとなった。

 さらに、失明につながるオンコセルカ症やリンパ系フィラリア症(象皮症)など、熱帯域にまん延する寄生虫病にも効果があることが判明した。

☆延べ10億人以上に「イベルメクチン」が無償提供された !

 世界保健機関(WHO)は、メルク社の協力を得て、アフリカなど寄生虫病に苦しむ地域にイベルメクチンを配布するプログラムを開始。メルク社によると、2012年までに延べ10億人以上にイベルメクチンが無償提供された。

 WHOによると、西アフリカでは2002年までに少なくとも4000万人のオンコセルカ症の感染を予防した。象皮症でも2000年から対象となる53カ国でイベルメクチンなどの集団投与が進められており、2020年までの制圧も視野に入ってきている

U 大村さん、授賞式は亡き妻の写真も !

     奥さんは、生前ノーベル賞受賞を予言 !


(朝日新聞デジタル 10月6日(火)11時4分配信より抜粋・転載)

大村さん、授賞式は亡き妻の写真も 生前ノーベル賞予言

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった、大村智・北里大特別栄誉教授(80)は、10月6日午前、東京都内の自宅前で報道各社の取材に応じ、「もともとノーベル賞を頂くとは思っていなかったので、(昨日は)驚いていたが、朝起きて、本当にもらえたんだなという実感になった」と喜びを語った。

紺色のスーツに、えんじ色のネクタイ姿。「ノーベル賞をもらうために仕事をしていたわけじゃないけど、人のため、世のためとやってきた。それを認めてもらえた喜びはある」と振り返った。

 受賞が、発表された、10月5日は、深夜に帰宅した。

寝床に入った後も、今後の取材の想定問答などを考えていたら深く眠れず、6日は、午前6時に起きたという。

自宅には、祝福の電話が続き、段ボール箱に詰められた電報や、コチョウランなどが次々と届いた。

 15年前に亡くした妻の文子さんの仏前にも報告したという。

「妻は、早くから『あなたはノーベル賞をもらう』とおだてていたが、自分ははるかに遠い話であると思っていた」。

12月の授賞式には「写真ぐらいは持って行きたいね。いい写真が、あるんですよ」とほほ笑んだ。

 北里大が用意した、迎えの車に乗り込む前、いつも財布の中に入れている土の採取用ポリ袋と写真を報道陣に見せた。

写真は、妻と長女が、和服姿で写っており、「お守り」として持ち歩いているという。

 午前11時半過ぎ、大村さんは、東京都港区の北里生命科学研究所に到着した。

入り口で、学生や教職員らに拍手で出迎えを受けると、笑顔で一礼し、所内に入って行った。
(石塚広志):朝日新聞社

V 農家・長男育ち、定時制教師から研究者へノーベル賞受賞・大村さん


(朝日新聞デジタル :2015年10月6日05時23分配信より抜粋・転載)


今年のノーベル医学生理学賞に輝いた大村智さんは、山梨県韮崎市神山町の農家に生まれた。
5人きょうだいの長男だ。子どものころは、家畜の世話などの手伝いが忙しかったという。
弟の泰三さん(75)は、智さんが勉強している姿は見たことがないという。

「きょうだいで遊んでばかり。高校生のころも、机はいつもほこりをかぶっていた」

☆大村智・北里大特別栄誉教授がノーベル賞受賞決定 !

 ただ、そのころから「理論家」だったという。「たっころがし」という農機具で田んぼの雑草を取る際は、ゆっくり歩いて使うのが普通だった。

走りながら使う大村さんを見て、近所の大人が「それでは雑草が取れない」と言うと「原理的にはこれで取れるはず」と説明した。

☆韮崎高校では、スキー部と卓球部の主将だった !

 韮崎高校では、スキー部と卓球部の主将だった。運動に明け暮れた。

父親から「勉強したいなら大学へ行っていいぞ」と言われ猛勉強し、山梨大に入学した。

卒業後は地元での教職を目指したが、その年は募集がなく、東京都の墨田工業高校定時制の教師になった。それが、研究者への道につながった。

W 来る日も来る日も土を集めて !

   大村さん途上国救う特効薬 !

(朝日新聞デジタル :2015年10月6日07時30分
配信より抜粋・転載)


 今年のノーベル医学生理学賞が、10月5日、抗寄生虫薬で途上国の多くの患者を失明から救った大村智さん(80)らに決まった。

「世の中に役立ちたい」という思いを胸に、来る日も来る日もかき集めた土を調べ続けた、愚直さが実を結んだ。

特集:ノーベル賞・大村智・北里大特別栄誉教授

 「年間、土壌から2千株、4千株の菌を分離していく。
一人でやるのは大変だ。みんな研究熱心だった」。

大村さんは、10月5日の記者会見で、これまでの研究を振り返った。

 アフリカや中南米の人たちを苦しめる病気の特効薬になったのは、伊豆半島のゴルフ場近くの土から見つかった細菌の仲間だった。

 1グラムの土には、1億もの微生物がいて、ごくまれに薬をつくり出す菌がいる。

北里研究所の抗生物質室長だった大村さんは、研究員たちとともに小さなポリ袋とスプーンを持ち歩き、通勤や出張の度に各地の土を集めていた。

 ある日、菌の培養液が入った試験管の一つに目がとまった。
これまでにない色と性質を示していた。カビに似て、放射状に菌糸を出す放線菌という細菌の一種で、1974年に、静岡県伊東市のゴルフ場近くで採った土に含まれていた。「この菌は、面白そうだ」




 

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