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加藤一億総活躍担当大臣が 例大祭の靖国神社参拝 !  靖国神社の真相は ?
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5011.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 10 月 23 日 23:04:58: jobfXtD4sqUBk
 


加藤一億総活躍担当大臣が例大祭の靖国神社参拝 !

岩城法相・高市総務相たち靖国神社を参拝 !

政治学者の主張:
靖国は、戦意を煽るために恣意的に作り上げられていったいびつな施設だ !

「政治家の靖国参拝は、平和の誓いをするためなのだ」との主張は、「欺瞞」だ !


T 加藤大臣が例大祭の靖国神社参拝 !

(www3.nhk.or.jp :2015年10月20日より抜粋・転載

加藤大臣が例大祭の靖国神社参拝

加藤一億総活躍担当大臣は20日、秋の例大祭が行われている靖国神社に参拝し、今回の例大祭に合わせて靖国神社に参拝した安倍内閣の閣僚は3人目となります。

東京・九段の靖国神社では、今月17日から20日まで秋の例大祭が行われていて、加藤一億総活躍担当大臣は午後1時20分すぎに靖国神社を訪れ、本殿に上がって参拝しました。

参拝のあと加藤大臣は、内閣府で記者団に対し「日本のために殉じられた方々、そしてその御霊(みたま)に対して感謝の思いを持って参拝した。私的に参拝した」と述べたうえで、私費で玉串料を納め「国務大臣・加藤勝信」と記帳したことを明らかにしました。

また、加藤大臣は、記者団が中国や韓国から反発があることについて尋ねたのに対し、「いろんな考えがあると思うが、私としては今申し上げた思いで参拝をしたということに尽きる」と述べました。

加藤大臣は、官房副長官を務めていた際にも、春や秋の例大祭に合わせて靖国神社に参拝しています。
安倍内閣の閣僚で今回の例大祭に合わせて靖国神社に参拝したのは、高市総務大臣と岩城法務大臣に続いて3人目となります。

また、20日は衛藤総理大臣補佐官も午後に靖国神社に参拝しました。


U 岩城法相・高市総務相たち靖国神社を参拝 !

(mainichi.jp:毎日新聞 2015年10月18日10時15分より抜粋・転載)


安倍首相:靖国神社の秋季例大祭に「真榊」奉納

安倍首相:例大祭の靖国参拝見送り 高市総務相は「例年通り」
安倍首相:靖国神社秋季例大祭の参拝見送り

 岩城光英法相は18日朝、東京・九段北の靖国神社を秋季例大祭に合わせて参拝した。

第3次安倍改造内閣発足後、閣僚の参拝は初めて。高市早苗総務相も同日中に参拝する構えだ。
靖国神社には東京裁判のA級戦犯が合祀(ごうし)されており、中国と韓国の反発が予想される。

 岩城氏は参拝の理由について「国のために戦い、尊い命をささげられたご英霊に感謝のまことを表すためだ」と記者団に説明。「今年は戦後70年の節目の年であり、平和への思いを新たにした」と述べた。

 中韓の批判を招く可能性があるとの指摘には「国のために命をささげた方々に敬意を表することは、どこの国でも同じだ」と強調した。(共同)


V 靖国神社に高市氏ら閣僚参拝 !

(産経ニュース / 2015年8月15日 より抜粋・転載)

高市早苗総務相、有村治子女性活躍担当相、稲田朋美政調会長、古屋圭司前拉致問題担当相、小泉進次郎復興政務官等が参拝 !

 安倍晋三首相は、15日午前、東京・九段北の靖国神社に、自民党の萩生田光一総裁特別補
佐を通じ、党総裁として玉串料を私費で奉納した。萩生田氏は、参拝後、記者団に「首相は総合的に判断して参拝を見送った」と説明した。

 閣僚では、高市早苗総務相、有村治子女性活躍担当相が、同日午前に参拝。自民党の稲田朋美政調会長や古屋圭司前拉致問題担当相、小泉進次郎復興政務官らも参拝した。

 有村氏は参拝後、記者団に「国難の時に命をささげられた御霊に対し、心を込めて追悼、感謝の誠をささげた」と述べた。

 超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)も同日午前に参拝。同会の各党議員は終戦記念日と4月の春季、10月の秋季例大祭に合わせて参拝している。


(参考資料)

靖国神社の本質に気鋭の政治学者・白井聡が切り込む !

問題はA級戦犯合祀や中韓の反応ではない、靖国に歴史的大義がないことだ !


(blogs.yahoo.co.jp 2015/10/18(日) 午後 8:43 より抜粋・転載)


yasukuni_01_151017.jpg『「靖国神社」問答』(小学館文庫)

 今日から、靖国神社の秋の例大祭だが、予想通り、安倍首相は、参拝を見送った上で、真榊を奉納した。メディアや識者の反応もいつもどおりで、右派からは「参拝できないのは、中韓の内政干渉のせい」という反発の声があがり、リベラル派からは、「A級戦犯合祀問題」や中韓への配慮がないというやや腰が引け気味の批判が聞こえてくる。

☆日本人にとって、日本の歴史において、

靖国神社とは何であるのか」という問いを完全に欠いている !

 だが、そんな状況を〈心底ウンザリする〉と切り捨てるのは、気鋭の政治学者・白井聡だ。
国際問題や政治的問題としてのみ語られている靖国論争を、白井は、まず、〈「日本人にとって、日本の歴史において、靖国神社とは何であるのか」という問いを完全に欠いている〉として、こんな本質論を突きつける。

〈靖国神社に世界普遍的な大義が仮に存在するのであれば、どれほど強い非難があろうとも、私人であれ公人であれ、堂々と参拝すればよい。極端に言えば、世界中の人々がそれを非難し、「靖国を愛する日本人など皆殺しにしてしまえ」と思われ、実行されるとしても、本当に大義があるのであれば、実行するべきなのである。〉

 そのうえで、白井はこう断じるのだ。
〈歴史的事実を冷静に追っていけば、靖国神社には世界的な普遍性を主張しうるような大義を見出すことはできない。〉

☆白井聡氏:山中恒氏は、靖国の文化的・宗教的欺瞞を暴いた !

 白井の靖国論が掲載されているのは、『「靖国神社」問答』(小学館文庫)。

同書は、少国民シリーズで知られる児童文学作家の山中恒が、膨大な資料から靖国神社とは何かを一問一答形式で丹念に検証した一冊だが、その文庫化に際した解説文で、白井は、山中の靖国批判が「自虐史観」とはまったくちがうものであり、むしろ伝統的な視点から靖国の文化的・宗教的欺瞞を暴いたと評価した。

☆靖国神社は、近代的な国家カルト(狂信的宗教)の施設にすぎない !

山中の検証によって、上記のように、歴史的大義がないこと、〈近代的な国家カルトの施設にすぎない〉ことが明らかになった、と結論づけているのだ。

 たしかに、この『「靖国神社」問答』には、これまであまり指摘されることのなかった靖国神社の非歴史的な成り立ちが書かれている。

☆靖国神社の源・「東京招魂社」は、明治政府と朝廷のために

死んだ人だけを選んで祀った !

 同書によると、靖国神社はもともと、戊辰戦争での戦没者を弔うために建立された、「東京招魂社」が起源となるのだが、この時に合祀されたのは、官軍側の戦死者だけだったという。

〈当然のことながら彰義隊や会津・白虎隊は誰一人祀られていません。東京招魂社は、幕末から明治維新にかけての勤王派や尊攘攘夷派の殉難者、戊辰戦争の官軍側戦没者のための招魂社です。

つまり、明治政府と朝廷のために死んだ人だけを選んで祀ったのです〉(本文より)

 しかも、賊軍の戦死者には、極めて冷淡な扱いで、〈敗者の死者は、まさに犬死に同然で、なんの配慮もなされなかったばかりか、一時はその供養さえも許されませんでした〉(同)

 結果、戊辰戦争で英雄となったものの、のちの西南戦争で、「逆賊扱い」となった、西郷隆盛も靖国には祀られていない。

 この「勝てば官軍」だけを祀る靖国原理を、白井は〈古くは菅原道真や平将門といった敗者を、その霊を慰撫するために「神」として祀った日本の伝統から、大きく逸脱するもの〉だと分析した。

敗者=賊軍を排除する靖国原理に倣えば、先の戦争で犠牲になった日本兵は、靖国に祀られる資格がないというパラドクスに陥ってしまうことを指摘した。

親米保守の自称愛国者たちに〈彼らが拝んでいるのは、あの戦争で亡くなった連合国の死者ではないのか〉という皮肉をつきつける。

☆靖国神社が、祖先信仰や死者の霊を敬う

などの日本の伝統にならった神社ではない !

ひたすら戦意を煽るために恣意的に作り上げられていったいびつな施設だ !

 たしかに、この事実だけをとっても、靖国神社が、祖先信仰や死者の霊を敬うなどの日本の伝統にならった神社では全くなく、大日本帝国がひたすら戦意を煽るために恣意的に作り上げられていった、非常にいびつな存在だったということがよくわかるだろう。

 白井のいうように〈靖国によって象徴されるものは、日本の周辺諸国民にとって厄災であっただけでなく、大部分の日本国民自身にとっても厄災でしかなかった〉のだ。

 だが、参拝を肯定する政治家たちはこのパラドクスにまったく無自覚なまま、平気で「国のために尊い命を捧げた方々に追悼の意を表するもの」などといった、妄言を垂れ流す。

「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊安らかなれとご冥福をお祈りしました」(安倍首相 参拝時の談話から)

☆数十万人にも及ぶ空襲や原爆の死者などの戦災者は一切祀られていない !

 しかし、繰り返すが、靖国に祀られている英霊とは、戦前の大日本帝国のご都合主義から選ばれたものであり、たとえば、数十万人にも及ぶ空襲や原爆の死者などの戦災者は一切祀られていない。靖国神社を参拝するということは、先の大戦に対する反省や、多くの国民を犠牲にした贖罪を伴った行為とは真逆の行為なのだ。

 白井も、これについて次のようにその「欺瞞」を指摘している。

☆「政治家の靖国参拝は、平和の誓いをする

ためなのだ」との主張は、「欺瞞」だ !

〈「政治家の靖国参拝は、平和の誓いをするためなのだ」というレトリックは、神社の来歴からして、到底通用し得ない。
仮に、靖国神社を戦没者追悼のための公的な施設として使い続けるのであれば、靖国は過去の戦争神社としての在り方を公的に自己否定しなければならないし、政教分離の観点からして神道から切り離される、つまり神社であることをやめなければならない〉

 その上で、靖国の今後について、こう提言する。

*レトリック:だまくらかす技術

☆靖国神社は、普遍化できる大義がない、「致命的な出来損ない」だ !

〈してみれば、われわれが目指すべきは、靖国の「自然死」である。
多くの人が、靖国の原理を理解すること――

すなわち、そこには普遍化できる大義がないことを知り、「勝てば官軍」の矮小な原理を負けた後にも放置しながら、あの戦争の犠牲者たちに真の意味で尊厳を与えるための施設としては、「致命的に出来損ない」であり続けているという事実を知ること――がなされるならば、誰もがこの神社を見捨てるであろう〉

 白井の言うように、靖国は、まさに自然死こそがふさわしい。

だが、そのためには、国民が靖国問題へのリテラシーを上げていく必要があるだろう。

*リテラシー:「情報や知識の活用能力」

 

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