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国交相が「執行停止」を決める前に、 翁長知事は、「差し止め訴訟」すべきだった !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/5058.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2015 年 10 月 31 日 17:53:20: jobfXtD4sqUBk
 


翁長知事は「辺野古に基地を造らせないふり」をしている !

国交相が「執行停止」を決める前に、翁長知事は、その「差し止め訴訟」

を起こすべきだった !

翁長支持陣営の中に、大きな政府の「沖縄支援策を獲得しよう」と

考える勢力がいる !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/10/28より抜粋・転載)
────────────────────────────────────

1)翁長雄志氏の知事選公約は、「辺野古米軍基地建設」を阻止する事だ !

2)翁長知事が公約を守るには、最速のスピードと
最大限の手段活用が必要不可欠だ !

3)事前協議書提出前に埋立承認を取り消し、事前協議
を実施できない状況を作る事が不可欠だ !

4)安倍政権は、閣議決定で、地方自治法による承認の
「代執行手続き」開始を了解した !

5)防衛省は、辺野古海岸埋立の本体工事に着手する方針を明示 !

6)安倍政権の移設工事強行は、まったく言語道断の脱法・違法行為だ !


以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

7)沖縄県は、不当だと主張するが、安倍政権の本体工事強行に

「合った対応をする」というのだ !

「不当だ」とは、言い続けるけれど、「承認の効力が復活する」のだからそれに合わせる、つまり安倍政権の本体工事強行に「合った対応をする」というのです。

この翁長県政の方針は、安倍政権への重大な譲歩、いや事実上の工事強行の黙認であり、絶対に容認することはできません。」

「アリの一言」さまブログは、国交相が「執行停止」を決める前に、沖縄県知事がその「差し止め訴訟」を起こすことが必要で、これを行わなければ、国による本体工事が着工され、工事が進行してしまうことを警告しているのである。

8)翁長知事は「辺野古に基地を造らせないふり」をしている !

現実に進行していることは、翁長知事は「辺野古に基地を造らせないふり」を示しているが、「辺野古に基地を造らせない」公約を実現する行動を示していない、というものである。
翁長氏の最終的な評価は、あくまでも「辺野古に基地を造らせない」公約を実現するのか否か、の一点にかかる。

翁長氏が知事選に際して「埋立承認取消」公約化を拒絶したことに対する批判は、翁長氏の行動が、「辺野古に基地を造らせないための全力投球ではない」ことを厳しく指摘するものである。

9)翁長氏の行動が、辺野古に基地を造らせないための全力投球ではない !

残念ながら、これまでの事実経過は、この批判があまりにも正鵠を射ていることを証明するものになっている。
国交相が知事による埋立承認取消を執行停止にする前に、翁長知事が「差し止め訴訟」を提起することが必要であることについては、「アリの一言」さまブログが専門家の指摘を引用して分かりやすく解説されているので、その説明を引用させていただく。

「辺野古新基地を阻止するために、県内外の世論とともに、法的には今何をすべきでしょうか。
承認取り消し後、琉球新報、沖縄タイムスに多くの学者・識者が、新基地反対の立場から見解を寄せています。


10)国交相が「執行停止」を決める前に、翁長知事は、その「差し止め訴訟」

を起こすべきだった !

その中でとりわけ注目されるのが、阿波連正一氏(静岡大大学院教授。専門分野は民法、環境・公害法。国頭村出身。沖縄国際大教授を経て現職)が、沖縄タイムス(10月21日付から)文化面に3回にわたって連載した「辺野古承認取り消しと法的対抗措置」です。

阿波連氏の主張の要点は、国交相が「執行停止」を決める前に、その「差し止め訴訟」を起こすべきだ、ということです。

「県が現在検討している取り消し訴訟は、国交相による執行停止決定に対する取り消し訴訟である。

この取り消しは、裁判の判決をまって、取り消しの効力が生ずるので、知事の承認取り消しを全く無意味化する結果となるのである。


11)知事の取り消しの効力を生かしたまま、知事の取り消しを無効化する執行停止

決定自体を差し止める訴訟を起こすべきだ !

これに対して、知事の取り消しの効力を生かしたまま、知事の取り消しを無効化する執行停止決定自体を差し止めるのが、差し止め訴訟、仮の差し止めの申し立てである」
「県が国交相の行政不服審査法上の執行停止決定を待って、国地方係争処理委員会への申し出、取消訴訟を提起することは、執行停止決定を認めた上での法的措置となり、地方自治権の侵害を自ら黙認する結果となり、知事の取り消しを無意味とする」


12)翁長氏がやろうとしていることは、 「黙認」「無意味」化だ !

翁長氏がやろうとしていることは、先の「県幹部」の発言でも明らかなように、まさにこの「黙認」「無意味」化にほかなりません。問題はそれだけではありません。

「国交相が執行停止決定をした場合は、埋め立ての法的責任主体は国交相となる。・・・執行停止決定、(執行停止)容認採決により埋め立ての法的責任主体は県知事から国交相に移ることになる」辺野古埋め立てをめぐる主導権が、県知事から国交相へ移るという重大な事態になるのです。

以上が、阿波連氏が「執行停止決定前の差し止め訴訟」を主張する主な理由です。
阿波連氏は、その必要性だけでなく可能性についても詳述しています。
「アリの一言」さまブログは、こう結んでいる。


13)眼目は、「執行停止決定」前に「差し止め訴訟として行うべき事だ !

「眼目は、その訴訟を「執行停止決定」後ではなく、決定前に「差し止め訴訟」として行うべきだということです。
安倍政権(国交相)は今月中にも「執行停止」を決定し、本体工事に着手する意向だと報じられています。情勢は切迫しています。時間的余裕はありません。」

そして、現実には、翁長知事による埋立承認取消を安倍政権が「執行停止」決定する前に、翁長知事は「差し止め訴訟」を提起しなかった。


14)埋立承認取消が、「執行停止決定」されれば、取り消しは、現実の効力を失い、

国が辺野古海岸埋立の本体工事に着手する !

埋立承認取消が、執行停止されてしまうと、「埋立承認取消」は、現実の効力を失い、国が辺野古海岸埋立の本体工事に着手することを妨げる方策がなくなる。

沖縄県が本体工事着工の事前協議書を受理してしまっている以上、沖縄県が事前協議に応じても応じなくても、国は事前協議の手続きを踏んだことを根拠に本体工事に着工してしまう可能性が高いのである。


15)沖縄県が「差し止め訴訟」などを提起しても、その裁判は工事が

進行するなかで行われる !

事態がこのように進行するなかで、沖縄県が「差し止め訴訟」などを提起しても、その裁判は工事が進行するなかで行われることになる。

そして、本体工事が進行してしまうと、裁判では「訴えに利益なし」の判断が示される可能性が著しく高まるのである。本ブログ、メルマガで指摘し続けてきた、

「翁長知事は「辺野古に基地を造らせない」ための行動を取るように装うが、現実の結果としては、「辺野古に基地が造られる」ことを容認する行動を示すことになる疑いがある」との指摘が、一段と現実味を帯びることになる。


16)翁長知事の後手の行動は、正体は、「辺野古に基地が造られる」

ことを容認する行動だ !

この意味で、翁長氏の言動に対する評価は、完全に二分されている。
翁長氏が、埋立承認取消に進み、さらに、国との法廷闘争に突入する可能性が高まっていることを、「翁長氏は「辺野古に基地を造らせない」公約を実現するために、最大限の行動を示している」
と、翁長氏の行動を全面的に支持する勢力が存在する一方で、翁長氏は、埋立承認取消などの行動を示してはいるものの、その行動はあまりにも遅く、
結果として、国による本体工事着工の条件整備に協力しており、「翁長氏の行動は「辺野古に基地を造らせない」公約を守る「ふり」をしているだけで、
実際には、国による「辺野古に基地を造る」ことを側面支援するものになっている」と、
翁長氏の行動を支持しない勢力が存在する。


17)翁長知事の後手の行動は、実際には、国による「辺野古に基地を造る」

ことを側面支援するものだ !

この論争の決着は、最終的に翁長氏が、「辺野古に基地を造らせない」公約を守れるのかどうか。
この一点に依存して定まることになる。その意味では、現段階で結論は出ていない。

しかし、はっきりしていることがひとつだけある。

それは、翁長氏のこれまでの行動が、「辺野古に基地を造らせない」公約を守るために、「やれることはすべて、最速のスピードで実行す


18)客観的に、翁長氏のこれまでの行動軌跡を再検証すべきだ !

その行動はあまりにも遅く、そして、政府による辺野古米軍基地建設を側面支援するものであったと言わざるを得ない。

「辺野古に基地を造らせない」ことを求めるすべての人々は、翁長氏の行動を無条件で絶賛するのではなく、冷静に、そして、客観的に、翁長氏のこれまでの行動軌跡を再検証してみる必要がある。

「辺野古に基地を造らせない」公約を実現するためには、その冷徹な検証作業が必要不可欠である。


(参考資料)

翁長支持陣営の中に、大きな政府の「沖縄支援策を獲得しよう」と

考える勢力がいる !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2015/10/14より抜粋・転載)

────────────────────────────────────
1)翁長知事、漸く埋立承認を取り消し、問題は、「辺野古に
基地を造らせない」という公約を実現できるかどうかだ !

2)国は、沖縄県と事前協議をしなければ、本体工事に
着工することができなかった !

3)遅れて、「埋立承認を取り消し」ても、「辺野古に基地
を建設」されれば、公約違反だ !

4)「事前協議書」を沖縄県が受理し、その後、埋立承認
を取り消ししても、基地建設の可能性大だ !

5)翁長支持陣営の中に、大きな政府の「沖縄支援策
を獲得しよう」と考える勢力がいる !

6)基地が建設された場合、最大の原因は、
「埋立承認取り消し」があまりに遅すぎた事だ !

 

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