★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6 > 7390.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
    志位委員長と五十嵐教授の新春対談(第4回)  世界で政治変革の波が発生 !
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/7390.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 1 月 02 日 20:20:09: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


志位委員長と五十嵐教授の新春対談(第4回)

志位委員長:世界と日本が響きあっている !

五十嵐教授:政治変革の波が世界で起こっている !

安倍政治を転換するには、その謀略を

見抜いての賢明な団結が不可欠だ !


(www.jcp.or.jp:2017年1月1日より抜粋・転載)

○テーマ:日本と世界の今、野党連合政権の展望など !

◆安倍政権は、いたるところで矛盾 !
◆志位さん: 強権政治の歯止めがなくなった
◆五十嵐さん: 後ろ向きの暴走が始まっている
◆志位さん: 世界の動きが目に入らない「安倍外交」
◆五十嵐さん: 世界はあぜんとしたと思う
◆志位さん: 領土棚上げにした日ロ首脳会談
◆五十嵐さん: クリミア併合問題でも逆方向
◆五十嵐さん: 正義を軽視したら政治家失格
◆志位さん: 戦後処理の不公正の是正を求めよ
◆野党連合政権へのジャンプの年
◆志位さん: 格差と貧困ただす経済民主主義の改革を
◆五十嵐さん: 政治転換の機は熟した
◆志位さん: オスプレイ撤去の国民的運動を
◆五十嵐さん: 日米安保が本格的に問われる年に
◆志位さん: 南スーダンPKO派兵の無責任
◆五十嵐さん: 事実に対して真面目さがない、自民党 !

以上は前3回投稿済みです。以下はその続きです。

◆五十嵐さん: 政治変革の波が世界で起こっている !

◆志位さん: 世界と日本が響きあっている !

 志位: たたかいの展望という点で注目しているのは、ヨーロッパとアメリカで待ちに待った変化が起こっているということです。アメリカでは、バーニー・サンダース上院議員が大統領選挙の予備選挙で大健闘しました。
「1%の富裕層のための政治ではなく99%のための政治」をということを掲げて大健闘し、大統領選挙が終わったあとも、さらに運動を続けていくと頑張っています。

 ヨーロッパでは、EUの緊縮政策に反対する流れが起こっています。
ギリシャでは「SYRIZA(シリザ)」という急進左派連合が政権をつくりました。
初めて、EUの緊縮政策に正面から転換を求める政権ができたわけです。

ポルトガルも、緊縮政策に反対する勢力が勝利して政権交代がおこりました。スペインは政権交代まではいっていませんけれど、「PODEMOS(ポデモス)」を中心とする左翼的な流れが急伸長する。イギリスでも労働党の党首選挙で、ジェレミー・コービン氏が、反緊縮を掲げて勝利する。

 これらは、グローバル資本主義の暴走、新自由主義の暴走を止め、転換を求める動きです。それに、イラク戦争など無法な戦争に反対して、平和を求める動きが合流して、新しい社会変革を目指す流れをつくっています。とても希望がもてる動きですね。

 五十嵐: そうですね。私は戦後世界の第3の段階が始まりつつあるんじゃないかと思いますね。戦後の資本主義世界は基本的には修正資本主義的な政策、つまりケインズ主義にもとづく有効需要創出、国家などの公的権力が一定の介入を行いながら有効需要を創出して、景気をよくするというやり方を取ってきたわけです。

北欧の場合は福祉国家を目指す社会民主主義という、これも国が公的な力を使いながら社会や生活の改善のために関与するという政策をとってきた。

 第2の段階というのが新自由主義です。規制緩和や民営化で、国がなるべく関与しない。資本の好きなようにやらせる。その後のソ連・東欧の崩壊もあって、グローバリズムが強まる中で新自由主義的な規制緩和が世界中に波及し、貧困と格差の拡大などさまざまな経済・社会問題を生んできました。これが極大化して、いま大きな転機を迎えています。

 指摘された左翼的な動きとともに、トランプの当選だとかイギリスのEU離脱だとか、ヨーロッパでの極右勢力の台頭など右傾化も強まっています。その背景は同じで、現状に対する不満や、そこからの脱出路を求める人たちが、右に行ったり左に行ったりしている。

右の方は「幻想」だと思いますが、その「幻想」と「活路」のせめぎあいがこれから本格化する。混乱期・過渡期が続く中で、第3の段階としてどういう局面が生まれてくるかが試されているのではないかと思いますね。

 志位: たしかに、ヨーロッパでもアメリカでも、極右勢力の台頭や排外主義の強まりも起こっていますから、どちらに向かうのかは、予断をもって言えない面があります。「幻想」の方向に進む危険もよく見ておかなければならないと思います。

 ただ、ヨーロッパにしてもアメリカにしても、さきほどあげたいくつかの動きは、すべて草の根の運動に根があるんですね。ここが大事だと思うんですよ。

たとえば、サンダース氏の大健闘にしても、米金融界の中心地のウォール街の占拠を訴えた「オキュパイ(占拠)」の運動や、世界最大の小売りチェーン「ウォルマート」などで広がった最低賃金「時給15ドル」を求める運動などが根っこにある。
さらにイラク戦争反対の平和を求める運動が根っこにある。
いろいろな草の根の運動の要求を、サンダース氏は政策化したわけです。

ここが大事な点で、いま日本で野党と市民の共闘が発展していますけれども、これと響き合うような流れだと思います。

 五十嵐: ええ、同じだと思いますね。歴史的にみれば、そういう運動は2010年の「アラブの春」ごろから始まってきているわけです。11年にはアメリカで「オキュパイ運動」があり、そこから「99%のための政治」という新しい流れが生まれ、民主的社会主義者が大統領候補として善戦するという「サンダース現象」につながっていく。

 それだけでなくアジアでも、たとえば香港の「雨傘革命」とか、台湾の「ひまわり学生運動」とかが起こっている。フィリピンではドゥテルテが大統領に当選して政権が交代した。韓国では朴(パク)大統領辞任を求めて大規模な集会が開かれていますけれど、すでに昨年の総選挙で野党が勝って多数なんですね。

こうして、アメリカ、ヨーロッパ、アラブ、そして東アジアと、政治変革の波はひたひたと日本の岸にまで押し寄せてきている。
 そういう流れは、日本でも戦争法に反対する運動から市民と野党の共闘へということで、草の根での運動を背景とした新しい政治変革の動きに結びついてきているわけです。
今度は日本の番だということだと思いますね。

 志位 そうです。日本も頑張らねば。(笑い)

 ヨーロッパ、アメリカの新しい社会変革の運動は、「反新自由主義の旗」とともに「平和の旗」も掲げています。サンダース氏はバーモント州の上院議員です。私もバーモントに行ったことがありますけれども、バーモントは全米でもっとも進歩的な州とよく言われます。

イラク戦争反対決議、核兵器禁止条約推進決議、ブッシュ大統領立ち入り禁止決議などを、州の上下両院で採択しているんですよ。サンダース氏は、「バーモントの進んだ政治がどれだけ全米で広がるか試してみたかった」と、こういう言い方をしています。
イギリス労働党の党首になったジェレミー・コービン氏にしても、反核平和運動のリーダーですよね。平和の問題でも旗を立てている。

 日本でも、安保法制=戦争法反対という「平和の旗」から始まった運動が、同時に、格差と貧困をただす「暮らしの旗」を立てて、これをいかに発展させるか。
そういう段階にきていると思います。切実な暮らしの問題でも、国民の願いをくみ上げるような運動としてぜひ発展させたいと思っています。

−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

安倍政治を転換するには、その謀略を

見抜いての賢明な団結が不可欠だ !


(「植草一秀の『知られざる真実』」:2016/12/29より抜粋・転載)
────────────────────────────────────
1)連合会長と会談した、安倍首相は、連合、民進党

と他の野党勢力との分断を狙っている !

安倍首相が、12月22日、連合の神津里季生会長と首相官邸で約30分間会談した。
会談で安倍首相は、政府が進める働き方改革への協力を求めた。
安倍首相が、民進党と連合の分断を狙うものだと伝えているが、正しくない。
安倍首相は、連合、民進党と他の野党勢力との分断を狙っているのだ。

日本の主権者の多くは、「安倍政治を許さない!」の判断を有している。
安倍自民党を支持する主権者は多くない。
2014年12月総選挙における、比例代表選挙での、自民党の絶対得票率(全有権者に占める得票比率)は、17.4%だった。


2)自民党の絶対得票率は、衆院選で17%超、

参院選で、19%超でしかない !

今年7月の参院選における、比例代表選挙での自民党絶対得票率は、19.6%だった。
2014年衆院選では、主権者の6人に1人、本年の参院選では、安倍自民に5人に1人しか投票していない。
絶対得票率の実態からみれば、主権者多数が、安倍政権を支持している姿
からは、程遠い。

しかし、衆院選の小選挙区、参院選の1人区では、当選者が1人しか出ないため、相対的に投票の多かった与党候補が、多数議席を獲得して、安倍政権を生み出している。
安倍政権(米国CIAと連合)が、政権を維持するために実行している、三つの策略がある。
「謀略」と呼んでもいいだろう。


3)政権永続を狙う、安倍・悪徳ペンタゴンの謀略は3つある !

第一は、野党第一党の民進党を、半与党の状態にすること。「半与党」を「ゆ党」と呼ぶ。
第二は、創価学会と共産党を反目させておく。
第三は、人為的に「第三極」を創作し、これを「ゆ党」にする。

すでにこの第三極「ゆ党」は、ほとんど「与党」と区別がつかない状況に、移行している。
この三つの「謀略」を駆使して、安倍政権は、政権を維持している。
戦に勝つには、敵(謀略・隠れ自民の正体)を知らねばならない。
「敵を知り、己を知れば、百戦して殆からず」である。


4)安倍政治を転換するには、謀略を

見抜いての、賢明な団結が不可欠だ !

安倍政権にとって、あるいは、日本の既得権勢力にとって、何よりも重要なことは、
「野党第一党の民進党を「ゆ党」にしておくこと」である。
これと密接に絡んでいるのが「連合」の存在だ。

既得権勢力にとっては、大きな教訓がある。
2009年に政権交代を実現されてしまったことだ。

政権交代を実現した主導者は、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏である。
政権交代阻止を至上命題として行動したが、正面突破されて、政権交代の偉業が成し遂げられてしまった。−以下省略−

*悪徳ペンタゴン:

日本の既得権益(原発マフィアも同類)とは、米国・官僚・大企業の三者をいう。
私はこれに、利権政治屋(自民党・公明党等の政治家)・マスコミを加えて、米・官・業・政・電の五者が、日本の既得権益であるとしている。
米・官・業・政・電は、ピラミッドの構造をしているというのが私の認識である。
ピラミッドの頂点に位置するのは米国である。

日本の司令塔、日本の既得権益の頂点に位置するのは、「米国」なのだ。

(植草一秀氏の説)

*日本操り対策班:

安倍自公政権を支配する、ジャパンハンドラーズ(日本操り対策班)として有名なのは ?

リチャード・アーミテージ、カート・キャンベル、マイケル・グリーン、ジョセフ・ナイ、ジェラルド・カーティス、ロバート・フェルドマン、ケント・カルダー、エドワード・リンカーン、バーグステン、グレン・ハバード、ローレンス・リンゼー、カート・キャンベル、ウィリアム・マーティン等。

(副島隆彦氏の説)



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > ペンネーム登録待ち板6掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
ペンネーム登録待ち板6掲示板  
次へ