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自公・隠れ自民党と反安倍政治 ・改革勢力による三つ巴の総選挙になる !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2017 年 10 月 04 日 21:40:39: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


自公・隠れ自民党と反安倍政治・改革勢力による三つ巴の総選挙になる !

自公政治家・NHK等が隠蔽・誤魔化す、政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆

   の大罪と悪徳・自民党・自公体制の真相 !


「植草一秀の『知られざる真実』」:2017/10/02より抜粋・転載
────────────────────────────────────
1)総選挙の第一の課題は、国民・野党の共闘で、
安倍暴政を一掃することだ !

今回の衆院総選挙の第一の課題は安倍暴政を一掃すること。
政治私物化・もりかけ(森友事案・加計事案)隠し安倍逃走政権を排除すること。
民進党のすべてが希望の党に合流し、まずは安倍政権を排除するなら、これは一つの戦術としてはあり得た。主権者勢力が「トロイの木馬」となって、安倍政権排除後に、「希望の党」を分割するという戦術があり得たからである。
しかし、小池・希望の党が、拙速に牙を剥き始めたため、希望の党自体が、急激に失速する状況が生まれつつある。


2)小池代表は、日本を「戦争をする国」に改変する、
憲法改悪を「踏み絵」にする行動を明示した !

小池希望の党が、戦争法制容認、日本を「戦争をする国」に改変する憲法改悪を「踏み絵」にする行動を明示し始めた(小池百合子氏は、右翼議員団体の副会長だった。最高顧問は、安倍晋三氏、麻生太郎氏である)。
民進党は、野党4党で「戦争法制を廃止する」ことを基本合意として選挙共闘を構築してきた経緯がある。この民進党が、戦争法制を容認することを条件に、小池希望の党と合流することは、本来、あり得ない。小池希望の党が、拙速に「踏み絵」方式を用いようとしたことで、民進党全体との合流話が崩壊しつつある。


3)小池代表が、戦争法制容認を「踏み絵」にした事で、
民進党は、二つに分党になる !

結果として、民進党は、二つに分党することになる可能性が高まった。
本来は、民進党代表選の時点で決定するべき事項であったが、紆余曲折の末、結果的にようやく民進党の分離・分割が実現する可能性が高まっている。
反戦・反核・反貧困の旗を明示する民進党革新勢力は、共産党、社民党などと共闘体制を構築できる。一方で、小池希望の党は、明白な自公類似勢力になるから、自公と第二自公と革新勢力による選挙戦が実現する可能性が生まれている。


4)自公・隠れ自民党と反安倍政治・改革勢力による
三つ巴の総選挙になる !

私は、『「国富」喪失』(詩想社新書):https://goo.gl/s3NidA:のなかで、「日本政治を死に至らしめる二党独裁」の節を設けて次のように記述した。
「日本を支配する支配者=巨大資本・米国CIA、支配勢力は、その支配構造を維持するために三つの工作活動を展開してきたと筆者は判断する。三つの工作活動とは、第一に野党民進党(旧民主党)を「準与党」化させること、第二に創価学会と共産党を離間させておくこと、第三は反自民勢力の受け皿として、「準与党」としての人為的第三極政党を樹立すること。この三つの方策が講じられてきたと判断する。」
「第三の工作活動が人為的な「第三極」創設である。ここで重要なことは、この「第三極」勢力が、常に「準与党」勢力として創設されていることである。」


5)「日本の支配者」の狙いは、自公と隠れ自民党による
対米隷属・二大政党制である !

「その延長上にいま、大きな工作活動が展開されていると見られるのが小池百合子新党である。」
「しかし、その狙いを冷静に見つめる必要がある。小池氏のベースは自民党にあり、その主義、主張は現在の維新勢力ときわめて近い。また民進党もこの小池新党に秋波を送っているが、その中心は民進党内の「準与党」勢力である。」
日本の支配者の「究極の狙いは、現在の自民勢力と第二自民勢力(日本維新の会・日本のこころ、希望の党・公明党など)によって日本政界の中核を占有してしまうことである。
第一自民と第二自民とによる二大政党体制が構築されれば、既得権勢力にとっては、どちらに転んでも何の痛みも生じないことになる。」


6)第一自民と第二自民とによる二大政党体制になれば、
対米隷属・大資本従属を永続できるのだ !

「筆者はこれを「二党独裁制」と表現する。中国やロシアが共産党による一党独裁と批判されるが、実態上の内実において、この一党独裁と、米国流の共和・民主の二党独裁には根本的な差異がない。日本を支配する勢力が目指す究極の姿が、この保保二党独裁体制であると思われる。」
さらに引用を続ける。
「筆者は、一昨年六月に「オールジャパン平和と共生」なる、市民運動を立ち上げた。」
「日本政治を、刷新するための市民運動を展開している。その基本理念は、政策基軸、超党派、主権者主導である。オールジャパン平和と共生は、「戦争と弱肉強食」の方向に突き進む、安倍政治を排除して、「平和と共生」の政治を実現するための政治運動である。」


7)「戦争と弱肉強食」の方向に突き進む、安倍政治を刷新
する事が、国民のための政治だ !

「具体的な重要政策を五つ掲げている。原発、憲法、TPP、基地、格差の五つの問題だ。原発稼働を認めない。集団的自衛権行使を容認しない。TPPに参加しない。辺野古米軍基地をつくらせない。消費税増税拡大を認めないという基軸である。
この政策を基軸に、党派を超えて、総選挙での候補者一本化を目指す。この候補者調整を実現できるのは主権者だけだ。政党主導ではなく、主権者が主導して、政策を基軸に候補者の一本化を図るのだ。」


8)新潟県知事選では、「政策選択選挙」としたことで、
野党候補が当選した !

「安倍自民党が一強といわれるなか、新潟県では、議会における圧倒的少数勢力が見事な勝利を収めたが、その主因は、選挙を「政策選択選挙」としたことである。主権者にとって重要なのは政策であって政党ではない。どの政党であろうと、良い政策は、良い政策であり、悪い政策は悪い政策なのである。政策基軸の選挙、政策選択選挙を実現できたために、主権者の意思が現実政治に反映される結果が生まれた。この「新潟メソッド」を活用することが重要である。」
「具体的に「政策選択選挙」を実現することが重要だ。いま、私たちの目の前にある重要な政治課題のうち、象徴的に重要なものを三つ掲げる。それが原発、戦争、格差・貧困である。


9)原発、戦争、格差・貧困で、反安倍政治の「政策選択選挙」
にして、国民と野党が共闘すれば、安倍政権を打倒できる !

主権者は、二つのグループに分かれる。原発推進、集団的自衛権容認、格差容認というグループと原発稼働阻止、集団的自衛権非容認、格差是正を求めるグループである。
重要なことは反戦、反核、反格差の候補者を、選挙区に、ただ一人擁立することだ。
「オールジャパン平和と共生」は、すべての選挙区の立候補予定者に、公約に関する公開質問状を送付する予定だ。そして、その回答をインターネット上のHPに一覧表示する。そして原発稼働阻止、集団的自衛権非容認、格差是正・貧困解消・消費税増税阻止の公約を明記した候補者だけをオールジャパン支援候補対象者にする。最終的にはそのなかから、一選挙区にただ一人、推薦候補を選定する。」−この続きは次回投稿します−

(参考資料)

政治改革を破壊した民主党悪徳10人衆の大罪と自民党・自公体制の真相 !

「植草一秀の『知られざる真実』」:2014/12/25より抜粋・転載)

1)既得権益勢力は、改革阻止の「政治謀略事件」断行 !

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。
民主党は、年明けに新しい代表を選出する。しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。
このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが、日本の既得権益である。
日本の既得権益とは、米国・官僚・大資本のトライアングルだ。
別名は、ハゲタカ・シロアリ・ハイエナである。
攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。
小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の「政治謀略事件」が捏造された。鳩山由紀夫氏に対しては、個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な「人物破壊工作」を展開された。


2)「隠れ既得権益派」が普天間問題で、鳩山首相に違背 !

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である、小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。
鳩山政権は、沖縄の普天間移設問題で、トラップ(ワナ)にかけられた。
鳩山首相が、普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の「隠れ既得権益派勢力」だった。
具体的には、沖縄基地問題を担当した、岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相
の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。
このために、鳩山首相が追求した、普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。

3)悪徳民主党議員が「政治謀略事件」渦中の小沢氏を攻撃 !

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって、「人物破壊」されたことだ。2009年3月3日に勃発した、西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから改革者・小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。
その悪徳民主党議員が、岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳などのメンバーである。


4)公約破棄の消費税増税提示で民主党への信頼失墜 !

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。
この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。
その戦犯が、渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎の悪徳10人衆である。民主党は、「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。


5)シロアリを退治なき、消費税増税提示で信頼失墜 !

その民主党が、シロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。
だから、民主党は、主権者から見放された。
民主党を破壊した戦犯が、民主党代表選に出馬するのだという。要するに、権力亡者なのだ。
権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。


6)菅・野田首相は、財務省に屈服し、消費税増税推進 !

日本政治を破壊した、民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。
民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、「主権者の党」を創設するべきだ。
民主党がいまだに、この負の遺産を引きずっているために、日本政治の未来が開けないのだ。
直接的に最大の汚点を残したのは、民主党が財務省の軍門に下ったことだ。
その主犯は菅直人氏と野田佳彦氏だ、裏から誘導したのは、藤井裕久氏である。
菅直人氏も野田佳彦氏も、私の主張の影響を受けたのだと思う。


7)悪徳10人衆は、自分の出世、名誉欲、権力欲だけ !

二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。
二人とも、何よりも優先したことは、自分の出世、名誉欲、権力欲である。
財務省から、「消費税増税推進と引き換えに、首相ポスト獲得への全面協力」のオファーを受けて、いともたやすく、変節を遂げたのであると思われる。この変節が日本政治を破壊したのである。
自分の権力欲、出世欲だけで政治家稼業を営んでいるのだ。野田佳彦氏は、なおひどい。

2009年8月15日の大阪街頭での「シロアリ演説」がネット上に流布されて、それでも総理の椅子にしがみついて、消費税増税に突き進んだ。それほどまでに厚顔無恥なのである。
野田氏は、鳩山政権発足時に無役だったが、財務省OBの藤井裕久氏が、野田氏を財務副大臣に引き上げた。これを契機に、野田佳彦氏は完全に財務省に取り込まれた。
自分自身の利害得失で、主権者との約束を放り出したのである。
財務省の支援なくして、野田政権の誕生はなかった。


8)改革や国民との約束無視、私利私欲だけの政治屋

要するに、官僚の前に膝を屈して、ひたすら自分自身の個人的な利益だけを追求したのである。
日本財政で最大の問題は、消費税増税の前提である「シロアリ退治」が何ひとつ実践されていないことだ。財務省こそ、増税の前に、「天下り利権」の放棄を宣言するべきだ。
しかし、財務省は、天下り利権を放棄するどころか、天下り利権の全面奪還に動いている。
我が身を切る改革ではなく、我が身を肥やす膨張を実行しつつ、一般庶民に悪魔の税負担を強制している。これで日本が良い国になるわけがない。

9)自公・第二自公勢力は、米国・官僚・大資本に従属 !



 

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