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玉木・希望の党代表の年頭記者会見 !
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投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 1 月 09 日 17:56:12: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


玉木・希望の党代表の年頭記者会見 ! 年末の挨拶は !


(kibounotou.jp:2018年1月4日より抜粋・転載)

玉木代表は、1月4日、伊勢神宮への参拝で訪れた三重県伊勢市で年頭の記者会見を行いました。

1.冒頭発言

  皆さん、新年おめでとうございます。

今日、伊勢神宮を参拝いたしました。清々しい雰囲気の中で参拝をいたしましたけれども、新しい年を迎えて、国民の幸福と国家の安寧をお祈りいたしました。

わが党といたしましても、昨年新しい党ができ、11月に私が代表に就任し、ここにいる古川幹事長、岸本役員室長をはじめ新執行部が誕生しましたけれども、今年は去年のそういった希望の党ができた黎明期から脱皮をして、新しいステージへ進んでいきたいと思います。

特に今年は明治維新から150年の節目を迎えますが、今確かに安倍政権のもとで株価も堅調であり、雇用情勢もいいわけですが、そうした中で長期的な国家ビジョンが欠けていると思います。

特に私が問題視している人口減少の問題など、これからの日本の中長期の在り方について正面から国会で議論していきたいと思っていますし、安倍総理とこうした本筋の議論を堂々とさせていただきたいと思っており、総理との論戦を楽しみにしております。

去年発表したポスターの中にも書いてありますが、ひとつずつ、着実に国民の期待に応えられる政党になるよう、心機一転頑張っていきたいと思います。

2.質疑応答

【記者】今年は安倍政権とどのように対峙していくか。それを実現するために野党との関係は。

【代表】去年、1か月強の特別国会を通じて感じたことは、野党がバラバラであっては国会論戦自体がまともなものにならないということです。

できる限り、野党間の協力を強めていくことが大事だという認識になった。そのうえで今、統一会派の話も出ていますが、これは昨日も古川幹事長と民進党の増子幹事長を中心に2幹2国で協議が行われたわけですが、まずはそれをしっかりと見守りたいと思います。

ただわが党としての望ましい立場や考えなどは明確にしながら、それをどのように整理、結集していけるのか。そうしたやり方についてはこれから党内で丁寧に議論していきたい。

【記者】1月半ばに通常国会が召集されるが、統一会派の結論を出すスケジュール感は。

【代表】もちろん、通常国会が22日から始めることは頭にありますが、仮に統一会派を組むということになれば、一定のルール、ご作法についての合意が大切だと思います。
私たちは私たちが大切だと思うことを申し上げたいと思いますので、どういった形で調整がつくのかについては、幹事長・国対委員長を中心とした両党間の協議を見守りたい。

【記者】統一会派を組むにあたって、民進党からの公式文書に「安保法制の違憲部分を削る」という記述があったそうだが、これについての代表の考えを。また、統一会派を組むにあたって希望の党が譲れない部分は何か。

【代表】まだ政策の具体的な中身については党内の議論をしていませんので、民進党さんからいただいた文書についてはまずは受け止めて、これから議論をしていくことになろうかと思います。

もちろん色んな意見が党内にも党外にもありますが、まとまって何かをやろうとするときに大切なことは、異なる意見があるときに、それをしっかりと議論して、組織として一つの意見にまとめられるルールと、決まったことにしっかりと従うという、ある種の文化や作法が必要なのではないかと思います。

変化の激しい時代ですから、種々あるものをすべて押し切って、これがベストな選択肢であると決めきることは難しいし、ある意味それは決めきるべきではないと思います。
その時々に判断するにあたって、多様な意見の中から一つの意見に集約していくプロセス、ルールをきちんと合意できることが大切だと思います。

【記者】党内の合意形成が大切だということだが、党内で少数でも統一会派に反対の意見が出れば、統一会派を組むことはないのか。どういったバランスをとるのか。

【代表】まだ党内で統一会派について議論をしていませんので、反対意見も聞いておりませんし、仮定の質問には答えることはできません。
これからまさにまずは民進党からの本旨を確認しながら、党内の議論を丁寧に行っていくことが大切だと思います。

【記者】統一会派に一定のルールが必要、ということだが、どのようなことが念頭にあるのか。

【代表】もちろん政策などについて色々な意見があると思います。民主的プロセスで大切なことは、多様な意見があることは大切だと思っています。

全員がすべての政策について同じ意見であれば、逆に我々政治家や政党組織というものはあまり意味がないと思います。むしろ多様な意見をどのようにまとめ上げていけるのかということが大切であり、そうした意思決定のルールが大切だと思います。
その民主的なプロセスを経て決まったことには、みんなで従う、支えていく、という文化や作法が必要だと思います。

【記者】民進党と統一会派を組む際に、民進党に求める礼儀作法はあるのか。

【代表】礼儀作法という言葉が正しいかどうかはわかりませんが、共に何かを進めていく、ということであれば、党内であろうが党外であろうが一定のルールを作ることは必要だと思います。

【記者】憲法改正ついて、自民党が今年の通常国会にも改正案を出したい考えのようだが、改正に着手すべきかどうかを含めて、スケジュール感など憲法改正をどのように考えているか。

【代表】以前から申し上げている通り、憲法については幅広く議論をして論点を整理してほしいという旨を、代表指示として憲法調査会長に指示しています。

党内の建設的な議論は進めていってもらいたいと思います。実際、昨年内に地方自治の部分について、ある程度の議論が積み重ねられたと思いますが、これから例えば知る権利や、解散権の制約、教育無償化など様々な論点について議論を深め、論点を整理してもらいたいと思います。

ただ期限を設けて議論を急ぐということはしません。憲法は国民のものであると思っていますので、党内の議論、そしてなによりも国民の理解と合意をいただく丁寧なプロセスが何より重要だと考えます。

【記者】三重県選出の中川正春議員は無所属の会に現在所属しているが、通常国会で無所属の会との関係は。

【代表】野党がバラバラではまともな国会議論はできないので、できる限り結集していくべきだということは先程申し上げた通りです。これは岡田代議士とも、中川代議士とも共有できている考えだと思います。

ただ選挙を経て、今は違う会派で仕事をするということになりましたので、これをこれからどうしていくのか。仮に力を合わせていくのであれば、力の合わせ方のルールや作法などの合意は必要になるのではと思います。

【記者】9条改正議論についてのスケジュール感は。

【代表】これは優先的に、公約に例示もしてある他の議論をしっかりとしたうえで、9条の議論も進めてもらいたいと思っていますが、党内で丁寧な議論をしていくことが大切だと思いますので、いつまでにと時期を決めることではないと思っています。

一番大事なことは党内でしっかりと合意が取れる案にまとまっていくことだと思いますので、できるだけ党内の合意が得やすい項目から丁寧に議論を進めていく。
そのことがわが党内の議論をまとめていく近道だと思っています。

どうしても意見の分かれるものは、そこで議論が止まってしまって、本来なら合意が得やすい項目についても議論が滞ってしまうと、結果として党内の議論も停滞してしまう。まずは公約で例示をしたような、比較的合意が得やすいもの、また優先順位が高いと思われるものから順番に丁寧に議論を進めていくことが大切だと思います。

【記者】自民党は9条に自衛隊明記など重要4項目を盛り込むという方針だが、この点について考えは。

【代表】9条については、4項目のひとつにも入っていますが、2項を削除するのか残すのか、という点について、水と油のような両論併記になっているので、全く根本的に違う両論が併記されていますので、自民党の中での議論をさらに積み重ねていく必要があるのでは、と他党のことながら思います。
一言で言うと、生煮え。とても憲法学者等の議論に堪えうる案になっているとは思えません。まずは9条についてもどのように議論がまとまっていくのかを見守りたいと思います。

【記者】憲法改正については、9条が争点になると思うが、自民、希望ともに党内議論が完了した際には、どのように両党間で議論するのか。自民党案を飲むこともありえるのか。

【代表】飲むといっても、飲むべき自民党の案がまだ全くわからないので、コメントのしようがありません。わが党としても、もちろん9条を含めて議論していくわけですが、先程申し上げた通り、期限を設けて区切る話ではないので、党内の議論を待ちたい。

いずれにしても与党であれ、野党であれ、丁寧な議論を行って、国民の理解、合意を得られるような内容にしていくことが大切だと思います。

【記者】伊勢参拝の印象は。

【代表】今日は非常に天気がよくて、少し気温は低かったので空気自体が引き締まっていて、参拝した私たちも身も心も引き締まる思いでした。
多くの参拝の方がおられる中で、まさに老若男女問わず皆さん穏やかな表情をされているのが非常に印象的でした。

深い伝統と歴史を感じることができましたし、日本のこうした文化が大切だということも実感できました。また自然と共生することの大切さであるとか、あるいは平和や安寧を末永く守っていかなければならないということも実感しましたし、野党ではありますがそういった一翼を守る責任感を改めて認識した参拝でした。

(参考資料)

  年末年始を迎えるにあたって(代表コメント)

  年末年始を迎えるにあたって

    〜ひとつずつ、希望に変えていく〜

(kibounotou.jp:2017年12月28日より抜粋・転載)

 12年前の2005年は郵政選挙、24年前の1993年は戦後初の政権交代と酉年は政治的な激震が繰り返された。
本年も、都議選における自民党の歴史的惨敗、突然の解散、民進党の分裂と希望の党の結党など、政治的に大きな出来事があったが、結果的に安倍政権の一強体制維持を許したことは、私たちの力不足であり、真摯に反省しなければならない。

 海外では、北朝鮮が本年もミサイル発射など国際社会への挑発を繰り返す一方で、「アメリカ・ファースト」を強く押し出す米トランプ政権は、従来の国際社会の協調体制を揺さぶっている。
国内でも企業収益こそ改善基調にあるが、国民の生活実感の改善は進まず、何よりも人口減少や財政赤字といった構造的な問題を先送りしたまま、財政政策も金融政策も限界を迎えつつある。

 150年前、元号を明治に改めると共に、我が国は大きな変革期を迎えた。それは国の内外からの大きな要請に応えるものであった。

そして今、元号を改める時期に、国の内外の状況は我が国に大きな変革を求めている。

希望の党は、生まれたばかりの政党として、これまでのしがらみを断ち切り、大きな変革に正面から取り組んでいく。新たな一年はこの変革に向けたスタートの年であり、速やかに希望の党の目指す社会、具体的な改革の手法を明らかにしていく。

 同時に来年は、約200年ぶりの譲位、そして新陛下の即位に向けた準備を進める年でもある。静かな環境の下、国民全員が祝福する中で今上陛下のご退位と皇太子殿下のご即位が行われるよう、希望の党としても万全を期していく。

 先の総選挙で希望の党にご支援・ご協力を頂いた皆様に改めて感謝を申し上げるとともに、広く国民のご期待に応えられるよう、ひとつずつ努力を重ねていくことをお約束し、年末のご挨拶とさせて頂きます。良き新年をお迎えください。

              平成29年12月28日

    希望の党代表・玉木雄一郎

 

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