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読売新聞は、「安倍晋三様御用達」・イエロー・ペーパーだ ! (第2回)
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/9871.html
投稿者 青木吉太郎 日時 2018 年 4 月 02 日 15:08:18: jobfXtD4sqUBk kMKW2Itnkb6YWQ
 


読売新聞は、「安倍晋三様御用達」・イエロー・ペーパーだ ! (第 2 回)

(blog.livedoor.jp:2018年03月31日より抜粋・転載)

社会科学者の随想:

◆「沈黙と否定,異様さに疑念」、◆佐川氏は、安倍首相や昭恵夫人,官邸などの指示

や関与について,その根拠も示さず,断定的に否定した !

◆森友問題について、自民党内から批判も強くなってきている !

以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。

◆池上 彰のコラム !

『朝日新聞』2018年3月30日朝刊池上 彰コラム

   出所)『朝日新聞』2018年3月31日朝刊。

 さらに小池氏の質問のなかには,「改ざん前の文書に安倍昭恵夫人の名前が出てきたが,それについてあなたはどう感じたか」というものがあった。やはり佐川氏は,再び刑事訴追を盾にして回答を避けた。小池氏は「なにをいっているのか。
これも刑事訴追にはまったく関係ない話だ」と憤慨し,ここでまた証人喚問は中断された。
「なにも答えないのであれば,証人喚問の意味はまったくない」と小池氏は声を荒げたが,視聴していた、国民の多くも同じように感じていただろう。

 a) 佐川氏の答弁拒否で不信感はますます増幅。なぜ,佐川氏は回答を避けつづけたのか。動機のひとつは,佐川氏は官僚の世界で孤立したくないと考えているということ。
もうひとつは,官邸からこれ以上嫌われたくないということだ。
その代わり,国民からは、決定的な不信感をもたれてしまった。僕は,そのせいで、彼は、将来的に大きな損をするのではないかと思う。

 昨年〔2017年〕,佐川氏は、森友問題で、官邸に有利な答弁をしたことが評価され,国税庁長官に就任した,といわれている。いわゆる論功行賞だ。当時,社会から、多くの批判の声が上がった。

今回も,問題のほとぼりが冷めたら,なんらかのポジションが、用意されている可能性がある。

しかし,そんなにうまくいくだろうか。

 まず,彼は、答弁を避けて、周囲に不信感を与えたことで,刑事訴追では、検察からかなり厳しく追及されるだろう。もっと長期的な戦略を、もたなければ,自分で、自分の首を絞めることになる。
昨年,佐川氏が、国会で答弁したときもそうだ。答弁の内容が,改ざん前の文書と、あまりにも違いがあるから,公文書を、変えざるをえなくなった。
つまり,その場では、いいと思ったものが,結果的には、非常に都合が悪くなり,事態をより複雑にしてしまったわけだ。

◆安倍昭恵夫人の証人喚問の可能性が、高まっていく !

 こんども同じだ。彼は、今回の証人喚問について,ベストな対応をしたと考えているかもしれないが,それによって、自民党が、国民の信頼を失う、原因になりかねない。

これ以後,自民党では,安倍内閣を守るべきだという意見と,やはり、自民党が、国民の信頼をとり戻すために、真相解明に全力を注ぐべきだという、ふたつの意見に割れると思う。最終的には,後者の声が、強まってゆくだろう。

それは,安倍昭恵夫人の証人喚問の可能性が、高まっていくということである。

◆安倍内閣の支持率が30%を下回れば,

昭恵夫人の証人喚問は、必至だ !

 b) 支持率が30%を下回れば,昭恵夫人の証人喚問は、必至である。
森友問題などで内閣支持率は急落した。安倍首相にとって宿願である憲法改正の実現は,おそらく,もうできないだろう。
僕は,安倍首相の辞任は刻一刻と近づいていると思う。可能性としてもっとも大きいのは,こんなシナリオだ。

◆野党は、昭恵夫人・迫田元理財局長等の証人喚問を求めていく !

 今回の佐川氏・証人喚問によって、ますます不信感が強まり,野党は早くも,昭恵夫人や,国有地の売却交渉当時の理財局長だった、迫田元国税庁長官らの証人喚問を求めていく方針を固めた。

いまのところ,自民党は昭恵夫人の証人喚問を徹底的に拒否しているが,安倍内閣の支持率がさらに下がれば,野党の要求を受け入れざるをえなくなる。
そんな事態になれば,安倍首相は昭恵夫人の証人喚問の前に辞任するだろう。

 佐川氏の証人喚問は,そういった流れを引き起こす、要因になる可能性があるのである。では,それがいつになるのか。
目安としては,安倍内閣の支持率が30%を切るかどうかだ。
これまで安倍内閣がもっとも支持率を落としたのは,昨年1〜2月に森友・加計問題が注目されたときである。

当時,支持率は、20%台まで落ちこんだ。その水準まで下落すると,自民党内でも安倍首相に対する反発の声が相当強まることは間違いない。
このときが,安倍首相にとって大きなターニングポイントになるだろう。


 内閣に対する世論調査の支持率はたしかに,政治のありように対して非常に関係の深い政治要因である。
だが,安倍晋三の為政は、すでに,その支持率うんぬん(デンデン)だけの問題把握でもって,論じきれるような性格ではなくなっていた。

◆安倍政治は、国民を、終始一貫「小馬鹿にする政治姿勢」だ !

 安倍首相の為政が、民主主義政治体制を、破壊していくなかで、より明確になった事実は,一般国民・市民・大衆を、終始一貫「小馬鹿にする彼の政治姿勢」であった。
その点でも、安倍晋三政権の基本的な態度は,その許しがたい基本的な作法を,根深い悪弊として日常的に遠慮なく露呈させてきた。

 そのあたりの問題性が、如実に表現されてきた事実は,「自民党政権そのものに対する支持」と「安倍晋三という首相個人に対する支持」とが、齟齬を来たした現象や,そして、それらの間隔が、さらにますます分離してきた現象をもって,「最近における自民党政治のありよう」として観取できるのである。

 2012年12月に発足した、第2次安倍政権は,実際において「国家権力の私物化」が、政治目標そのものであるかのように運営されてきた。
安倍晋三という「世襲3代目の政治家」は ,自由民主党という、政治の「リンゴ箱」のなかに,昔から実在していた、「腐ったリンゴの1個」であった。

たやすく理解できる点であるが,現在では,そのリンゴ箱の中身は、ほとんど全部が腐っている。

 日本の国民たちの、立場にとってみれば,まさしく「国難」と呼ぶべき存在に化したのが,この「総理大臣の安倍晋三」である。
いまや,単に「幼稚で、傲慢」な首相がいるといった符牒を与え,この命名だけをもって、軽蔑しておけば済まされるような「いまの日本の政治」ではなくなった。

事態は、深刻である。救いがたいほど悪化させられ,腐りきったと形容するほかない。

◆板垣英憲:「マスコミに出ない政治経済の裏話」』 !

 『板垣 英憲(いたがき・えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」』は,2018年03月30日の記事を「『日本外交の恥』安倍晋三首相退陣の『花道』を作り『名誉ある退陣』を促す舞台装置セットの動き活発化」と題目のもとに,つぎのように語っていた。

  これは,天皇陛下の側近と自民党・二階俊博幹事長が3月28日,極秘会談して,いまや「日本外交の恥」とまでヤユされている安倍晋三首相退陣の「花道」を作り上げて「名誉ある退陣」をしてもらう舞台装置をセットすることを決めたというトップ情報である。

 スバリいえば,4月に訪米したさい,トランプ大統領に,5月に訪ロしたさい,プーチン大統領に,それぞれ「引導」を渡してもらい,6月初めの訪朝を「花道」にするというものだ。

 註記)https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/ad8b0b4685813426892041f1a4caf957

 いまの安倍晋三に対しての話題なのであるが,はたして,その「花道」といった進路が彼(「日本外交の恥」)に対して,そう簡単に与えられてよいものか考えものである。日本の国民・市民・大衆のなかにはきっと,そうした疑問をもつ人間が無数いるはずである。

 これほどまで国民たちを徹底的に愚弄してきた首相は,日本の憲政史上いたか? 岸 信介の外孫だという意識が安倍晋三には強くあるが,そのような血縁関係が悪政の原因(遺伝子情報?)を提供していたゆえ,まさしく「世襲3代目の政治家」のダメさ加減が全面的に開花していたのではないか?

 いままで,この国をさんざんガラクタ状態にしてきたのが安倍晋三流:ダメノミクスであった。
いいかえれば,「アホノミクスによる経済の失策的な空虚さ」に「アホノポリテックスによる政治の腐敗と破壊」をかけあわせたごとき「完全なる失敗作の政治」が,この国の体内深くにまで浸潤している。
安倍晋三君の所業はとりかえしのつかない打撃をこの国・民に与えてきた。

 いまの安倍晋三君をめぐっては,もういい加減に “悪評紛々である” 。
仮に彼に誇れるものがあるとしたら,ともかく「世襲3代目までつづいてきた一族の政治家だという事実」以外,なにもない。
それが安倍晋三の実績(?)である。
このさい「石もて追われる」べき理由であったとするならば,みずからがタップリ貯めこんできた。

◆「書き換え」か「改竄」か ?   選ぶ表現に姿勢が映る !

 B (池上彰の新聞ななめ読み)「書き換え」か「改竄」か 選ぶ表現に姿勢が映る」(『朝日新聞』2018年3月30日朝刊「オピニオン」)

a) 朝日新聞の3月2日付朝刊1面トップは衝撃的でした。財務省が、森友学園との国有地取引のさいに作成した、決裁文書が書き換えられているという、疑惑を報じたからです。

これ以降,新聞各紙は、「朝日の報道によると」という表現を使いながら,この問題を報じました。

 ライバル紙が報じた特ダネを,報じた社の名前を出して、引用するのは,潔いことです。ただし,朝日の名前を出した背後には「誤報だったら、朝日の責任ですから」といい逃れられるという、意識があったようにみえるのですが,考えすぎでしょうか。

 それはともかく,3月12日になって財務省は文書の書き換えを認めました。翌13日の朝刊各紙の1面の表現は分かれました。朝日の見出しは「財務省 公文書改ざん」,毎日は「森友14文書 改ざん」,東京も「森友14文書改ざん」でした。財務省の行為を「改ざん」と報じたのです。

 これに対し日経は「答弁に合わせ書き換え」,産経は「森友書き換え 理財局指示」と,いずれも「書き換え」と報じています。読売の見出しは巧妙でした。
「森友文書15ページ分削除」となっていて,見出しでは書き換えとも改ざんとも書いていないのです。ただ,本文を読むと「書き換え」の表現が使われています。

◆財務省の行為は、「書き換え」なのか,「改ざん」なのか ?

 b) さて,財務省の行為は「書き換え」なのか,「改ざん」なのか。この点で読ませる記事は、毎日でした。〔3月〕14日付朝刊で,こう解説しています。

 「改ざん」の意味について,どの国語辞書も〈字句を書き直す〉という基本の意味に,▽ 多く不当に改める場合に用いられる(広辞苑),▽ 普通,悪用する場合にいう(大辞林),▽多く自分の都合のいいように直す意(日本国語大辞典)と否定的な説明を補う。

 改ざんの「ざん(竄)」は「穴」と「鼠」が合わさった字(会意文字)だ。大修館書店の「大漢語林」によると〈ねずみ(鼠)が、穴にかくれるさまから,一般に,かくれるの意味を表わす〉とある。

 漢和辞典編集者の円満字二郎さんは「竄はもともとは “字句を直す” という、中立的な意味だったが、“ねずみが巣穴に隠れる” ところから生まれた漢字であり,中国の歴史書にも “こそこそ勝手に字句を直す” というニュアンスで使われているのが目立つ」と話す。

実際,竄匿(ざんとく)や竄悪(ざんあく)など、否定的な熟語が多い。 

 なるほど。改竄の「竄」の字が、常用漢字でないため,各紙は「改ざん」と表記した。これでは悪質さが伝わってきません。
ただ産経は,13日の1面の見出しで「書き換え」という表現を使っていましたが,他紙の社説に当たる「主張」欄で,〈都合の悪いことを隠すため,公文書を、こっそりと書き換えるのは、改竄というべきである〉と書いています。
改竄には、ルビが振ってあります。

この手法はいいですね。元の字がど、んなものかわかります。

 出所)ビートたけしと,https://www.oricon.co.jp/prof/542814/

b) その後,産経は〔3月〕14日付朝刊で,記事の表記が「改竄」に統一されました。

社内で意思統一がおこなわれたのでしょうか。財務省が「書き換え」と発表したからといって,新聞社がそれに従う必要はありません。産経は、朝日や毎日,東京に遅れたものの,財務省の行為を、批判的に報じる姿勢が、明確になりました。

 一方,読売と日経は,その後も「書き換え」を使ってきましたが,安倍首相の答弁で、表記が変わりました。3月26日の参院予算委員会で,安倍首相は『今回の書き換えについて,「改ざんという指摘を受けてもやむをえないのではないか」との認識を示した』(読売夕刊1面)のです。

◆安倍首相が、認めた途端に、「改ざん」と “書き直す !

 その結果,翌27日付の朝刊1面で読売には〈学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で〉という表現が、登場しました。
日経も27日付朝刊2面で〈決裁文書を財務省が改ざんした問題で〉と書きました。
新聞社としての独自の判断をせずに、財務省の発表通り「書き換え」と書きつづけ,安倍首相が、認めた途端に「改ざん」と “書き直す” 。
新聞社として恥ずかしくはないですか。(引用終わり)

 池上 彰は,読売新聞にまで自分が執筆するコラムをもっているかどうかしらぬが,日本経済新聞にはそれがあるうえで,こちらの経済新聞社に対して「恥ずかしくはないですか」と問いかけている(批判している?)。

 いずれにせよ「朝日新聞・毎日新聞・東京新聞」対「読売新聞・産経新聞・日本経済新聞」といったふうな《社会の木鐸》とされる新聞報道業界の対立構造じたいが,安倍政権のごとき反動ゴリゴリの専制的独裁を跳梁跋扈させる舞台を提供している。
その代表格が読売新聞であり,それにつづくのが産経新聞であって,さらに日本経済新聞が穏健なそぶりをよそおいつつ,ひそかにくわわっている。
日本経済新聞についてはこの3月に入ってから,原発に関する報道ぶりに〈豹変〉がある。だが,素知らぬ顔でその《変化》を,少しずつ気づかれないようにみせている。

 d) 「追 補」 「NHK森友文書改ざん報道に圧力が! 『トップで伝えるな』『昭恵さんの映像を使うな』『尺は3分以内』」(『リテラ』2018.03.30)は,こうも補足していた。結局,国営放送の面目躍如であったに過ぎないのだが……。

  まさに池上氏のいうとおりだが,実は,読売や日経が変更したあとも「書き換え」といいつづけていたのが,NHKだ。
NHKは〔3月〕27日午前のニュースでも「書き換え」と表現し,午後のニュースでようやく「改ざん」にあらためたのだ。

 NHKは「改ざん」にいいかえる理由を “佐川氏の証人喚問の証言などから” と説明したが,読売・日経の朝刊を受けていいかえたのはミエミエだ。

 つまり、安倍首相が、「改ざんもやむをえない」と認めたあとも,問題を矮小化するかのように「書き換え」といいつづけたのは、NHKただ1社だったのである。

まったく,「権力の犬」の魂ここにあり,だ。

 註記)http://lite-ra.com/2018/03/post-3916_3.html

―この続きは次回投稿します―

 

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