このまま逃げ切るだろうね。
県内移設反対派の人もけっこう仲井真を応援しているんだね。
これはちょっと驚きだ。

同時に、県内移設反対派のうち半分しか伊波を支持していないというのもおもしろい。
沖縄県民の複雑な思いがよくわかる。
県内移設絶対反対なら、迷わず伊波を支持するはずだからね。
だが、そうなってはいない。

やはり仲井真がこのまま勝ちそうだ。

沖縄に対する経済的な締め出しなども言い出すかもしれんが、惑わされないことを祈る。

アメリカの言いなりの連中の言うとおりにしたところで、生活が保証される証拠は何処にもないのだ。

沖縄から米軍基地がなくなれば、中国は尖閣諸島も含めた沖縄を侵略するのは確実です。
中国は、尖閣諸島も沖縄も中国領だと断言しているのだから。
そして中国は、同様の手口でチベットもウィグルも侵略して自分の領土にしてきたのです。

つまり、尖閣諸島を含めた沖縄を中国領にするのか、日本領のままとするのか、その選択を沖縄県民が県知事選でするということです。

そういうことを学習して理解したから、鳩山は県内移設派になったのです。

それだけではない。
沖縄から基地がなくなれば、北朝鮮が韓国に侵攻する可能性は極めて高くなる。
それも鳩山が県内移設派となった大きな理由です。

小沢のバカは、第七艦隊だけあればいいなどとホザいていますが、沖縄から基地がなくなれば、それさえ危うくなるでしょう。

沖縄に基地がない以上、地政学的に日米安保を続ける意味がないからです。

それと海兵隊の重要さを小沢のバカはまったく理解していない。
有事があった際にに、大統領権限で動かせる米軍は海兵隊だけ。
他は議会の承認が要るから出動に恐ろしく時間がかかる。

つまり、米軍の海兵隊は日本になくてはならないのです。

沖縄に海兵隊が必要と考える人は、二つの意味で大笑いです。
（１）アメリカの国債の６割以上は中国がもっている。アメリカの中間生産財のかなりの部分は中国製。アメリカの投資先のかなりの部分は中国。結局、中国は「アメリカは口では何かを言ったって、日本のために一戦交えるなんてありえない」と確信しています。

（２）海兵隊は、昔は「第一陣」でした。今は「ミサイル」「爆撃機」のあと。結局、海兵隊が入っていくのは１カ月以上あとになってから。どうせ１カ月後にいくのだから海兵隊は沖縄にある必要はない。海兵隊は治安維持部隊でしかない。アメリカのシンクタンクの大多数（マジョリティ）は、「佐世保海軍、嘉手納空軍、沖縄の陸軍、これは確かに重要だが、海兵隊は日本の安全保障には関係がない」と思っています。

しかし日本には、「対米ケツなめ主義者」が多い。３種類います。
「アメリカに指令されている人…これは少数」
「アメリカがお怒りになりますよ・忖度政治型…産経新聞的立場」
「アメリカのケツをなめていると権益が確保できる連中…外務省アメリカスクール」
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/miyadai20101112.mp3

ま、日本はそろそろ自立しましょ。