例えば
｢デフレの解消には円が世界通貨の三極になることが必要｣
歴史では世界のキンの75％を集めた米国が、ポンドにかわって世界の通貨となった。日本の財務官僚は明治の官僚と同様キンの役割を過少評価し，世界でも最小のキン保有国のままである。キン争奪競争に遅れた日本の円が世界通貨の三極になることはない。

キンを原価の百分の一の自国の紙切れで買い捲るとインフレ方向に走るからデフレが解消する。そうすると円が世界通貨の一極に進むことになる。しかし溜め込んだドル国債を解約してキンを買う度胸は今の米従属政府にはない。だとするとデフレが解消しないし日本が円が世界通貨の三極になれない。

｢ユーロが成功する可能性大｣
ユーロも、加盟各国の保有キンを合算し、ユーロ通貨の発行尺度とする。その結果、ユーロ上昇。ドルと円下落。世界の国が、激烈なキン争奪戦争をスタートさせることになる。世界の外貨準備がドルからユーロヘ移動（シフト）するとドル暴落する。ドル暴落を防止するため米国は、通貨の発行尺度を保有キンにする政策（第三次金本位制）を提案することになる。

そこで日銀のみのがキン買上げ実施すると。世界の保有キンは、ドルとユーロと円に、ほぼ三分割され、世界通貨は三極支配体制となることも出来る。そこでキンに代わる国際通貨システムを構築しないと、再びバブルを繰り返す。ただしドル国債を解約して米従属政府の日本はキンを買う度胸はないし二番煎じの考えでは日本の円が世界通貨の三極になれなくなる。日本は不況から脱出する時間がどんどん先送りされ，日本の製品の優位性までドブに捨てることになる。
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ユーロが成功するにはドルからユーロヘ移動（シフト）しなければならない，その最大の成果は、ドル支配から脱出して為替変動リクスをなくすことである。政治と経済は独立しているためユーロ圏の参加国が増えなくても、ユーロと自国通貨をリンクさせる国は拡大する。

｢米従属支配層の米国への気兼ねにより日本はサービス産業以外はすべて負ける｣
残念だが円は、米国に気兼ねし、世界のキン争奪戦に立ち遅れる。韓国をはじめ東南アジアの工業国と都市は，日欧米に追いつき追い越す。しかし日本商品の世界的優位性は継続するが、次々と後進工業国にイニシアチブを奪われる。しかし日本のサービス産業の優位は維持する。また貿易拡大・外資導入・緊縮財政・補助金・信用の拡張で乗り切ると不景気は沈静化しないし節目の折り返し地点がずれ込む，また世界的な一括関税引き下げも挫折するし，もし関税引き下げると外需で益々市場の縮小が加速してしまう。またキンに代わる国際通貨システムを構築しないとバブルは悲劇的に繰り返す

日本は難しい舵取りをしなければならない，反対，正論者はすべて反逆者，犯罪者扱いにする米従属者の現政権では無理，安全保障と米ドル国債を如何に解決できるか，これを内需の歯車に吸収して解決できる政治家は一人しかいない，残念なことにその革新的平和的なカリスマ氏の政治家は今闇に葬られようとしている。弟子たちが引き継ぐことになるのだろうか，日本の国民は本当に目覚めなければならない。

｢マスコミに天罰を｣
日本の不動産投信の危機も、株が十分の一になることも、ドルだけの基軸通貨体制からドル円ユーロの三極体制に移行することも、第三次キン本位制が採用されることも、マスコミとエコノミストの「誰が予期できただろう」と「前からそうなると思っていた」の合唱でかき消される。マスコミは国民を最大不幸に陥れた犯人だろう，こんな社会の木鐸を捨てた大手マスコミには天罰が下ることを祈るばかりである。