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◎大事争わぬ「些事国会」の閉幕 /永田町幹竹割り 杉浦正章 「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える」
http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/112.html
投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 12 月 02 日 09:28:35: igsppGRN/E9PQ
 

 2か月余にわたる臨時国会の論戦を見て、「政治家達は目の前だけが薄暗く見えるに過ぎない。洞穴の中に住んでいる」と述べたインドの詩人であり思想家のラビンドラナート・タゴール言葉を思いだした。1924年の来日時に満州事変以後の日本の政治・軍事を批判した言葉とされる。まさに今臨時国会は不毛の論議の場であった。法案成立率32%と、過去10年間の秋の臨時国会では最低の水準となった。それだけでなく、最後のさいごに、そのばかさ加減にとどめを刺す出来事が起きた。議会開設120周年記念式典での、与党議員の皇室へのヤジと野党議員の携帯電話が鳴ったことへの懲罰動議の応酬だ。まさに目糞が鼻糞を笑う醜態だ。政権が政権なら国会も国会であった。

 佐藤栄作がよく引用した言葉に「大事争うべし、些事(さじ)構うべからず」がある。小泉純一郎も活用したが、懲罰動議の理由などは些事中の些事だ。我が国の安全保障に直結する大事が連発したにもかかわらず、今国会ほど些事の争いに終始した国会は珍しい。直近の例では北朝鮮の砲撃に際して、自民党は予算委で“論客”なる者を立て、首相・菅直人が公邸にいて官邸にいなかったことを延々と、うんざりするほど追及した。公邸と官邸はつながっており、職員も休日でいない官邸に、首相がいて何が出来たというのだろうか。この場面はどうみても「大事争うべし」の場面にもかかわらず、論客なる議員は、理路整然と首相の行動をシャーロックホームズのように得意げに解明することに終始したのだ。

 北の砲撃の意図の分析を聞くことはおろか、我が国の安全保障に直結する事態に対処すべき政府の方針を質す場面もろくになかった。朝鮮半島や、北東アジアの安全をいかに構築するかの責任を、首相に問う場面でもあったにもかかわらず「木を数えて林を忘れる」質問に終始した。テレビの向こう側にいる国民を意識しているのがありありと分かり、心ある視聴者は感心するより不愉快に思ったに違いない。

 尖閣事件に関してもビデオ流出にとらわれすぎるあまり、尖閣問題の本質を見据えた論議がなされなかった。ロシア大統領メドベージェフの北方領土視察と併せて、我が国の外交戦略の基本を浮かび上がらせるべきところを、もっぱら政府・与党の敵失を引きずり出すことに専念した。官房長官・仙谷由人と国交相・馬淵澄夫への問責決議可決は、当然それに相当するが、これで意気揚々と国会を終わらせて後に残ったものは何なのだろうか。むなしさだけが残るのだ。

 「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代のことを考える」と述べたのは米国の上院議員・ジェイムズ・ポール・クラークだとされるが、国会における野党の質問はその「政治屋」に徹していた。民主党がマニフェストという虚飾の政策で国民をだまして政権を取ったのだから、自民党も大衆にこびを売る“揚げ足取り質問”を繰り返し、選挙を有利に運ぶ。その思惑がありありと見えるのだ。そこには党利があっても国民が不在だ。もっとも次の選挙だけを考える政治屋は政権の側にも鎮座しておられる。「君たちの次の仕事は、次の選挙で当選することだ」と憶面もなく新人議員を教育する小沢一郎だ。田中真紀子が「これだけの経験をもった政治家をこのまま無役で置いていることが不思議でならない」と1日夜の小沢との会合で述べたと言うが、政治屋礼賛とは情けない。父親が草葉の陰で泣いているのではないか。今国会ほど政治屋がはびこり、浅薄な論議で大局を忘れた国会はない。法案が3割しか成立しいていないのに、菅政権は国会を延長せずに3日で閉幕する。菅はひたすら会期切れに“逃げ込みたい”のだ。

【朝刊トップ3分勝負】
★朝日
民主、参院選11ブロック案
 7月の参院選で最大5倍の「一票の格差」を違憲とした先月の東京高裁判決を受け、民主党が格差を1.2倍以内に抑える参院の抜本改革案の検討を始めたことがわかった。比例代表を廃止し、選挙区も都道府県ごとに代表を選出する制度を改め、衆院比例と同じ全国11ブロックに分ける内容だ。民主党は2013年参院選での新制度導入を目指し、来春にも各党と協議に入りたい考えだ。
★毎日
中国、米圧力に苦慮
北朝鮮による延坪島砲撃事件の対抗策として朝鮮半島西方の黄海
で行われていた米韓合同軍事演習は1日、四日間の日程を終えた。
★読売
特別枠「A・B」判定2.2兆円
2011年度予算案の「元気な日本復活特別枠」に盛り込む事業を選ぶ政府の評価会議(議長=玄葉国家戦略相)は1日、各省庁が要望した189事業の評価結果を発表した。予算計上される可能性が高いAとBに判定された事業は全体の6割超の計119に上り、要望額の合計は2・2兆円超に達した。
★産経
予算・日本復活6割超がAB判定
 平成23年度予算案の「元気な日本復活特別枠」の配分を決める「政策コンテスト」(議長・玄葉光一国家戦略相)で政府の評価会議は1日、各府省が要望した事業の評価を決定した。
★日経
日産、九州を主力工場に
小型車も生産、国内100万台維持
 日産自動車は九州工場(福岡県苅田町)を主力拠点にすることを柱とした国内生産の再編に着手する。中大型車の輸出拠点の九州で3年以内に小型車の組み立てを始め、国内生産の過半を集中。アジア製部品の調達拡大などで製造原価も3割下げ、年100万台の国内生産を維持する。ホンダも埼玉県の新工場を環境車の拠点にする方針。自動車大手は海外生産を拡大しつつ、国内の生産体制を見直して円高下でも競争力を保つ。
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2010-12-02  

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コメント
 
01. 2010年12月02日 09:46:21: 4vUXgi2tSc
赤かぶ記事元の杉浦なる人物は以下の経歴の様である。

杉浦 正章【すぎうら・まさあき】
--------------------------------------------------------------------------【会社】日本メディアーク
【経歴】
64年(昭39)慶大文卒、同年時事通信社入社。98年取締役労務・法務・出版担当、00年常務編集局長。愛知県出身、61歳。櫻井郁生社長は監査役に。就任日6月26日

毎日無言投稿が盛んな赤かぶも時事・サンケイラインの似たようなものか?


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