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[菅首相会見12/6]松原耕二氏「この政権は結局何をしたい政権なのか?」→「次々とやっている。それを伝える暇がなかった」
http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/543.html
投稿者 shimbi 日時 2010 年 12 月 08 日 08:28:56: ibnpLFktmKXy6
 

2010年12月6日に行われた菅直人首相記者会見における、松原耕二氏(NEWS23クロスキャスター)・江川紹子氏(ジャーナリスト)・神保哲生氏(ビデオジャーナリスト)の質疑を、首相官邸サイト( http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201012/06kaiken.html )の会見録から以下に抜粋しました。YouTube・首相官邸チャンネルにアップされた動画のURLも付記しています。


▼松原耕二氏( http://www.tbs.co.jp/news23x/caster/ )の質疑
 動画→ http://www.youtube.com/watch?v=wWSwz7WsLE0#t=39m52s

(引用ここから)

(内閣広報官)
 予定の時間が過ぎておりますので、最後の質問ということにさせていただきます。
 それでは、松原さん、お願いします。

(記者)
 TBSの松原です。今の政権は、飛んで来るボールを、目の前に来るボールを打ち返すのに精一杯のように見えるんですが、国民に政権が何をしたいか伝わらない、わかってないと思うんですが、改めてお聞きしたいんですが、この政権は結局何をしたい政権なんですか。

(菅総理)
 まず、来るボールを打ち返すのが精一杯だと言われたのは、この国会の中で私自身が予算委員会を含めて、ほとんど自分自身がいろいろ考えて、いろんな人に会って、いろいろな発信をするという余裕がないくらいにタイトなスケジュールであったということは、あまりこういうことを言っても理解を一般の方にいただけるかどうかわかりませんが、そこはひとつどうしても、例えばAPECの前にはG20がありました。G20の前の3日間は、7時間、7時間、6時間の一般質疑、集中審議で、朝5時起きからずっとやっていました。そういう状況の中で、もしかしたら皆さん方に、そういうふうに見えたかもしれません。
 しかし、先ほど申し上げたように、APECそのものに対してもきちんと、それに向かって貿易の自由化と農業再生の基本方針を決めましたし、また、ASEMやいろいろなところで、先ほどのベトナムのレアアースと原発の話も決まりましたし、あるいはインドとペルーとのEPAも決まりましたし、そういう意味で何か言われたこと、あるいは指摘されたことにだけきゅうきゅうと追われたとは、私は思っていません。ちゃんと冷静に見ていただければ、やれたことはまだまだたくさんあります。
 例えばオープンスカイの問題とか、あるいはこれは少し前の政権、鳩山さんの時代からでありますが、例えば海外の観光客を増やすためのビザの解禁とか、なかなかこれまでの政権ができなかったことを次々とやっているんです。ですから、それを伝える暇がなかったというのが私の実感です。
 今やらなければならないと考えている、あるいはこの政権として考えているのは、まさにこの臨時国会の冒頭に申し上げたことです。つまり日本は20年間低迷しているんです。今、ある意味では、これから復活できるか。このままどんどん衰退していくかの、私はまさに分水嶺といいましょうか。分かれ道になると思います。ですから、私は5つの重要政策課題、つまりは短期でできたことではありません。経済の成長が止まっている、何とかしよう。財政が非常に難しくなっている、何とかしよう。社会保障もこのままいけば少子・高齢化でうまくいかない、何とかしよう。地域主権もなかなか進んでいない、何とかしよう。外交の在り方はいろんな理念はありますが、これも国民がしっかりと自分のものとして考えていくような外交に何とかしていこう。まさにこういうことを超えていかなければ日本は、このままどんどん衰退すると思ったから、その5つの政策課題は決してだれの責任だという余裕はないんだと。与野党を超えて、その課題を後世に先送りしないように議論しようではないか。私はその思いを込めて、あの所信表明を自ら筆を執りましたから、訴えたつもりであります。
 しかし、残念ながら、野党の皆さんの代表質問には、そういった中身を真正面から受け止めた質問は少なかったし、場合によれば、メディアの報道も、必ずしも私が一番重点を置いたところについて、必ずしも多くの論評をしていただけなかったのは、若干残念であります。
 そういう意味で私は、まさに元気な日本を復活させるという、参議院選において掲げたスローガンを実現するのが、私の役目だと考えています。

(引用ここまで) 


▼江川紹子氏( http://twitter.com/amneris84 )の質疑
 動画→ http://www.youtube.com/watch?v=wWSwz7WsLE0#t=24m40s

(引用ここから)

(内閣広報官)
 それでは、次の方どうぞ。
 それでは江川さん、どうぞ。

(記者)
 先日の検察の在り方検討会議で、小川法務副大臣が検察の問題点を明らかにして信頼回復するのは、政府を挙げての使命だとおっしゃいました。しかし、法務省というのは検察出身者が要職を占めていて、強力な政治主導がなければ、幾ら提言をしても、なかなか改革が難しいというところもあると思われます。
 先ほど、内閣改造のことについて聞かれていましたけれども、特にその中でも法務大臣に関しては、専任の大臣が必要ではないかと思いますが、専任の大臣を早く指名するというお考えはないのでしょうか。その辺をお聞かせください。

(菅総理)
 今の検察の在り方について、いろいろな問題が起きた中で、それを議論するという場が、前の柳田法務大臣のときに誕生して、動いていると承知いたしております。それについては、現在、仙谷さんに兼任をいただいているわけですが、その作業そのものは、十分その中で進められるものと理解しております。
 もちろん、法務行政は大変重要でありますから、その重要性はよく理解しているわけですけれども、全体の内閣の在り方、あるいは全体の来年の通常国会に向かうためのいろんなことを考えながら、そのことも併せて検討していきたい。あまり早くというよりは、全体の問題と併せて検討していきたいと、こう思っております。

(引用ここまで)


▼神保哲生氏( http://twitter.com/tjimbo )の質疑
 動画→ http://www.youtube.com/watch?v=wWSwz7WsLE0#t=30m27s

(引用ここから)

(内閣広報官)
 それでは、次の方
 それでは奥の方から神保さん、お願いします。

(記者)
 ビデオニュースの神保です。総理、先ほど総理は、これまでの発言に慎重でしたが、これから直接国民一人ひとりに訴えていきたいとおっしゃいました。実際に菅政権になってから、民主党は本来の一丁目一番地である情報公開というものが、特に菅政権となってから、必ずしも進んでおりません。記者会見の解放というのも実際に止まっておりますし、予算編成の過程についても透明化というものが進んでおりません。
 実際、直接訴えるというようにおっしゃったのですから、今後具体的にどのような形でそのような形をとっていくのか。会見の回数を増やすのか、あるいは透明性を増すような何らかの措置を採られるのか。もう少し具体的なお話を伺えればと思います。

(菅総理)
 記者会見については、この今日の会見も含めて、私の会見は基本的にはオープンになっていると承知をしております。もしそうでないのであれば、それは改善しなければなりませんが、そのように私自信は理解いたしております。
 各閣僚においては、いろいろな形がとられていると思いますが、基本的には、できるだけオープンにするようにということを私からも、閣議なり、閣僚懇の席で申し上げたいと思っております。
 それ以上にどういう形があるのか。私もメディアの皆さんとのお付合いが、なかなか野党時代のように自由に、以前でしたら、我が家に何人か来られて、少しお酒でも飲みながら懇談していたんですが、なかなか難しいですね。それは決して、私が制限しているということだけではなくて、総理という立場だと一部の人にだけそういう機会をということが、多少逆の意味で、皆さん方の中で問題になるといったこともあるようでして、逆にどういう形であれば、もっとフランクに私の考えていることが皆さんを通して、国民の皆さんに伝えることができるか。これは本当に努力したいと思っておりますので、神保さんもいい案があったら、是非教えてください。

(引用ここまで)


[関連]
Togetter - 「岩上安身氏( @iwakamiyasumi ).の菅総理会見に関する所見」
http://togetter.com/li/76200
Twitter / 上杉隆 / Takashi Uesugi: 最後はTBSの松原キャスター。松原「この政権は何をしたい政権なんですか?」(笑)。
http://twitter.com/uesugitakashi/status/11701864999424000
TBS RADIO 2010年12月07日(火) ジャーナリスト 上杉隆さん - 小島慶子 キラ☆キラ
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2010/12/20101207-2.html
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20101207_uesugi_pate.mp3
Twitter / 畠山理仁: 菅直人首相記者会見、司会進行は千代幹也内閣広報官。千代氏は前職の内閣総務官時代は7人の官房長官に仕えた。機密費をずっほりと知る人物。
http://twitter.com/hatakezo/status/11788017672912896
Twitter / 神保哲生: NHKの放送中はクラブ外は当てないってことかな。
https://twitter.com/tjimbo/status/11697660616515584
Twitter / 寺澤有: ごく一部のフリーしか出席させないにもかかわらず、そのフリーに質問もさせないとは、首相の「いんちきオープン記者会見」は極まってきましたね。
http://twitter.com/Yu_TERASAWA/status/11803507929645056
Twitter / Shoko Egawa: あほくさ。そんな下らん会をやるより、首相がもっと十分に質問に答える記者会見をやるとか、官房長官会見をオープン化したらどおかにゃ
http://twitter.com/amneris84/status/11802179295776769  

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コメント
 
01. 2010年12月08日 09:33:49: jfFAZGb6iI
松原耕二氏「この政権は何をしたい政権なんですか?」
ホント。聞きたいです。
「待機児童ゼロ」も、泣けてくるほどショボイらしいです。
http://synodos.livedoor.biz/archives/1609954.html

江川紹子氏「あほくさ。そんな下らん会をやるより、首相がもっと十分に質問に答える記者会見をやるとか、官房長官会見をオープン化したらどおかにゃ」…賛成だにゃ。


02. 2010年12月08日 11:06:52: KLT08CD8lU
>[菅首相会見12/6]松原耕二氏
>「この政権は結局何をしたい政権なのか?」→「次々とやっている。それを伝える暇がなかった」
 「伝える暇が無かった」だと?ふざけるな。何のために多数の大臣や秘書官がいるのか!質問への答弁の全てを自分で考えてる訳ではないだろう!
「伝える気がなかった」が正しい。

03. 2010年12月08日 18:28:15: PIvCcYcOwA
もともと何かをしたい政権でないのだから答えられるはずがない。誰か(宗主様)の指示で動くのみ。唯一の方針が小沢外し。

聞くだけ無駄というものだ。


04. 2010年12月08日 22:25:00: wuiFKNWm5k
明日のことを考える時間も余裕もない無能首相(ゲンダイのみかた)
http://octhan.blog62.fc2.com/

前代未聞のでしゃばり首相夫人、菅伸子さんが週刊文春のインタビューに登場したのは先月末のこと。無能、スッカラ菅の亭主に対する批判を何とかして和らげようと出てきたのだが、政界関係者は腰を抜かしていた。「首相失格」を決定づけるエピソードを夫人がペラペラしゃべっていたからだ。

「国会がある日はレクがあるので、朝は遅くても5時半起き、誰かと相談したいと思っても、その時間が取れないというのはやはり大変でしょう。自分で考える時間を作るなら、夜更かしするしかない。(中略)誰がやってもこのスケジュールはきついですね」伸子夫人はこう言ったのだが、ウソではなかった。臨時国会が終わった先週、菅はグループの中堅議員に「予算が成立して、初めて時間がとれるようになった。

ようやく今後のことを考える時間ができたよ」と漏らしたというのである。いやはや、「まさか」と思っていたが、危惧した通りだ。つまり、この首相は今日の国会対応のことで頭がいっぱいで、明日のことすら考える余裕がないのである。「私は5時半に起きるという話を聞いてビックリしました。首相は大体、9時、10時出勤、公邸から官邸に移動するだけだから、直前まで寝ていてもいい。いくらレクがあるといっても、1時間半から2時間くらいの余裕を見ておけば十分です。それなのに菅さんは出勤前に3、4時間も勉強するのでしょうか」(元大臣秘書)

一夜漬けの受験生みたいだが、それで合格点が取れればまだしも、菅は“赤点”続きだからしょうがない。行革担当相補佐官だった原英資氏(現政策研究大学院大学客員准教授)は「そんなに勉強していてあの答弁なのか」と驚き、「考える時間がないなんて、よく言う。夜は同僚議員と飲んでいるじゃないですか」と呆れていた。時間がないのではなくて、考える余裕がないのである。

ついでに言うと、菅はひとりで昼食を取る。レクや国会答弁で疲れ切るので、人に会うのも億劫(おっくう)、面倒になるのだろう。そういえば、夜の会合は気心が知れた仲間うちの議員ばかりだ。経済人とも会おうとしない。だから、情報が入らない。思考の幅が広がらない。これじゃダメだ。総理大臣は24時間が仕事で忙しいのは当たり前なのに、菅は日々の対応に追われ、忙しさとストレスでヘタっている。それを夫人に愚痴る。

そこに不祥事、国際的緊張、舌禍事件が畳み掛ける。ますます、首相はオロオロ、ドタバタ――。どうしようもない首相ではないか。要するに、この男は総理大臣の器じゃないし、キャパがないということだ。ふつう、こんな展開になれば、気づくことがある。自分には首相は無理だ、ということだ。国政の混乱、経済の停滞、外交の迷走を考えれば、潔く身を引く。それが当たり前なのに、菅は「石にかじりついても」とか言って、権力にしがみついている。不思議だし、恐ろしいことだ。身の程知らずの亡国首相に、日本はぶっ壊されてしまうのではないか。(以下略)(日刊ゲンダイ 2010/12/06 掲載)

その隣の記事ではこう書いています…それでもやめられない高級外食三昧

何が「熟慮の国会にしたかった」だ―。もはやレームダック状態の菅政権。永田町では1月解散説も流れ始めているが、当の本人はどこ吹く風。相変わらず高級料理に舌鼓をうつ毎日だ。国会は仙谷官房長官や馬淵国交相の問責決議が参院では可決され、野党が審議拒否のまま終了するという異例の事態。にもかかわらず、菅は5日(日)夜も、東京・武蔵野市の日本料理「きんとき」で伸子夫人とノンビリと夕食を楽しんでいるから緊迫感ゼロだ。(以下略)

<麻生元首相のバー通いについて「庶民感覚からかけ離れている」と批判していた菅首相。自分が今同じことをやっている。9月の代表選で叫んでいた「1に雇用、2に雇用」はどうなったのか。やることなすことすべてデタラメだ。>と締めています。
(日刊ゲンダイ 2010/12/06 掲載)


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