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私だけが知っている「田中角栄無罪」、さかえの日記(米国・宦官・マスゴミのエゴと無能議員の嫉妬は、小沢事件と同じ構図です)
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/708.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 12 月 22 日 19:11:48: 4sIKljvd9SgGs
 

http://plaza.rakuten.co.jp/sakae2/diary/201002030000/

2010年02月03日

私だけが知っている「田中角栄無罪」 [ 意 ]
■気になる本 − 私だけが知っている「田中角栄無罪」 −
-------------------------------------------------------

 今回は、3441文字もオーバーしましたので、大幅に
割愛しています。全文は、こちら。

 東京都新宿区。区長も知らなかったようですが、
「65歳以上の障害者については、新たな申請は一切受け
付けていない」という回答。申請者は、過去クイズ番組に
出演していた篠沢秀夫さん(76歳)。難病のALSの
診断をうけています。
(参考)新宿区、65歳以上の障害給付認めず

(省略)

 さて、ここのところマスゴミのプロパガンダ(煽動で、
とても報道とはいえませんね)のひどいこと、ひどいこと。

 ところが一部で良識な媒体もでてきております。週刊朝日。
私も購入して読んでみました。

 今回のような事件は、過去になかったのでしょうか?
いいえ、あのロッキード事件が非常に参考になります。

 まずはじめに伝えておきます。ロッキード事件の裁判は、
地裁、高裁で有罪の判決がでましたが、最高裁まで争う
過程で、原告の田中角栄氏が亡くなりましたので、裁判
の最終決着はでておりません。ですから、有罪でもないし
無罪でもありません。ここのところをしっかりとおさえて
くださいませ。(今後の日中、対北朝鮮問題に影響しますから)

 ロッキード事件の概略については、ネットで検索をして
みてください。ここではその事件の概略はしっているもの
として、著者たちが本をだしているからです。

 まず、その当時のアメリカ側の状況はどうだったので
しょう。次の本が簡単ですけど、非常によくまとまって
います。

「失速 ロッキード破局の風景」(著者 柳田邦男、
出版社 株式会社文藝春秋、発行年月 1976年8月25日)

 柳田邦男氏は、ロッキード社は軍需産業部門(第一位)で
窮地に陥っていたといいます。民主党の前ジョンソン大統領に
おける調達・管理(ヘリAH56、シャイアン)が、共和党の
ニクソン政権により開発中止の通告をうけたことです。
 ニクソン大統領は、ベトナム戦争に深入りをして、
国際収支が悪化し緊縮予算へと変更し、ベトナム和平という
方針転換を行ったからです。

 (省略)

 ロッキード社は、インドネシアでは米大使館やCIAを利用
してスハルト政権下の要人を探っているのです。この手法は、
他の国にも利用されたのでしょう。
日本のほかに、西ドイツ、オランダ、イタリア、スウェーデン、
スペイン、トルコ、ギリシア、コロンビア等に及んでいます。

 日本では丸紅が代理店、児玉誉士夫氏がコンサルティングと
いう位置づけでした。

では、中国をめぐるアメリカとの関係はどうだったのでしょうか。
「田中角栄と毛沢東 日中外交暗闘の30年」(著者 青木直人、
出版社 株式会社講談社、発行年月 2002年11月27日)
では、主に、アメリカ、日本、中国の外交関係を教えてくれます。

 青木直人氏は、中国はソ連東欧との貿易が縮小し、それを補完
するように対日貿易は増えていったといいます。
(1960年7月誕生の池田内閣の長期バーター貿易がトリガ)

 この頃、アメリカは、中国封じ込め政策を実施していたといい
ます。中国の最大の敵はソ連とアメリカ。日本が中国の最大の
貿易国になっていました。米軍と戦争中の北ベトナムへの配慮
もあり、アメリカのニクソン大統領を中国は招聘しました。

 1972年(昭和47年)9月25日、田中角栄首相一行は、
中国の北京空港に到着しました。その7ヶ月前の2月には、
米国のニクソン大統領が訪中をしていますが、中国側の対応は
日本のほうが、圧倒的に重要視している歓迎振りですし、米国
は、残念ながら国交正常化の合意は得られませんでした。
(アメリカは、台湾を重視していましたし、議会やマスコミの
問題もあります。結局、1979年1月1日に国交正常化。
毛沢東は後日、「ニクソンは田中の実行力と決断力に及ばなか
った」と評しています)

 ところが、田中首相が訪中し、毛沢東主席(78歳)との
会談ができたのは、周恩来首相と交渉が難航しているときの
訪中3日目の9月27日。(訪中期限は5日間のみ)
 田中首相、大平外相、二階堂官房長官の3人が向かったのは
毛沢東(78歳)の自宅で会談をしたというのです。詳細は、
いまでも不詳です。でも、このあとの周恩来首相との会談で
日中国交正常化は合意していったということです。

 しかし、帰国後の田中首相は、日米安保条約の「極東条項」
に触れる発言をしてしまった。つまり、アメリカと中国の
緊張緩和で、これまでと事態が変わり、安保条約にある極東条項
は死文化しているという趣旨の発言をいったのです。

 これには、アメリカは驚きました。(私が思うに属国である
日本がアメリカを出し抜いたということでしょうか)

 その前の1971年秋のニクソン訪中のお膳立てのために
2回目の中国訪問をしたキッシンジャーは、周恩来首相に、
「日本に経済力をつけさせたのは失敗だった。後悔している。」
と述べています。

 韓国系ジャーナリストの文明子氏は、1976年の米大統領
専用機内におけるキッシンジャー発言(ロッキード事件が発覚
した直後)を紹介しています。
 田中は長続きしますか? という問いに対して、
「田中程度なら、いつでも取り替えられる。」と。

 毛沢東がなくなる直前には、読書家である最後の読書は、
ロッキード事件に関する書籍だったと言われています。
そして、中国最高指導者の娘(あえて伏せます)はいいます。
「日本にもう一度、田中角栄のような政治家は現れますか?」

 日本の政界はどうだったのでしょうか?。
「ロッキード事件「葬られた真実」 」(著者 平野貞夫、
出版社 株式会社講談社、発行年月 2006年7月27日)
を読んでみました。

 どうも児玉誉士夫氏と中曽根元首相との関係が濃密だと
思えるのです。中曽根元首相の行動や言質もそのように
思えます。

 著者は、当時(ロッキード事件)の衆議院議長である
前尾繁三氏の秘書(行政官僚)をしておりました。

 この本は、政治という世界の蠢きを観察するには、格好
の本です。自分の生活範囲の現実と乖離しすぎているので
場合によっては、読まなくてもいいものです。

 私の感想だけで、了解してくださいませ。
 (省略)

 この本は、もう一つの側面もあらわにします。
つまり、日本には法的に存在しない「司法取引」です。

 国会決議を経て、アメリカに情報を公開請求をしたが、
氏名等の公開はならぬということで、東京地検の担当者
(TVによく解説ということで堀田力氏がでていますね)が
アメリカにいくが、残念ながら田中総理の名前がなかった。

 そこで、アメリカのコーチャン氏について、日本にきて
証言してもらうことになったが、コーチャン氏の要望通り
いかなる発言をしても罪にはとわないという脱法行為を、
時の検察、その許可をした裁判所が認めているのです。
オイオイ、こんなことをしたら、法治国家が泣くぞ〜。

 さて、前書きがながくなりましたが、ここからが本題です。
やっと、3冊を読み終えて、4冊も読了しました。

いま、
「私だけが知っている「田中角栄無罪」」(著者 小山健一、
出版社 株式会社講談社出版サービスセンター、
発行年月 2004年6月24日 第2刷)を読みました。

 著者のプロフィールは、この本ではありませんので
「BOOK」データベースより参照します。
------
(省略)
-----

 何故、著者の小山健一が、2004年になって、約30年近く
もなるのに、発言(というか著書)で、明らかにしたのか?。
それはわかりません。本人もいっていますが、これを明らかに
しないで墓場にいく気がしなかったのでしょう。

 彼は財界人です。財界人も財界人のネットワークがあります。
その彼が、当時の全日空社長の若狭社長と話をしていたと
いいます。

 それは、三井物産の水上会長からの電話だったといいます。
(ロッキード社の日本代理店は丸紅でした、業界関係は
ロッキード社 −−− 丸紅  (トライスター)
ダグラス社−−−−− 三井物産(DC10)
ボーイング−−−−− 日商岩井(ジャンボ)
という関係です。)

 著者が知り得た情報は、次の通りです。
 (省略)

 こうやってロッキード事件を書籍で振り返ってみても、
思うのは、次の点です。
■1 日本国内には、米のスパイというか、米国に牛耳られて
  いる人達が多すぎる。検察(特に東京地検)、司法、国税庁
  と一部の官僚。これらを粛清しなければなりません。
  いまだに民主主義が存在しないような国です。
■2 暗躍している輩がかいま見れました。とすると、逆に
  機密情報管理をしっかりとしないといけない。
  (携帯電話は、スクランブルがかかってないので、
  盗聴者には筒抜けです。対外的に機密情報の管理が必要
  であると思います。)
■3 自己で判断できるような情報をマスゴミは提供して
  いないし、逆に、ある特定勢力を応援するような番組に
  している。これを何とかしないといけない。
  (NHKを含め、民放、新聞社・・・)
  (中国がグーグルに対して規制をしているのは、その時点
  では、正しいと思う。逆にグーグルはその国で商売がをする
  のであれば、その国のルールに従うべき)

 この日本を属国扱いをする米国とは、ある一定の距離をおき、
これからは、アジア(特に中国)を重視する政策は賛成です。
(そろそろ、FRBがあぶなくなってきているし)
 こういうことを考えさせられる書籍でした。もう一度、
読書で振り返ってみることが、必要かもしれません。
特に、高校生以上の方でしたら、なんなく読めるでしょう。
そして、自分の未来を含めて、考えてほしいものです。

 最後に、日中国交正常化がなされているから、資源開発、
貿易、北朝鮮問題(拉致問題を含む)も、進展すると考えます。
(6日の土曜日ニアップしようと準備してきましたが、
風雲急になってきましたので、3日にアップします。)

 そうそう、次の参考ブログをどうぞ。
(参考)CIA対日工作の歴史から見る小沢氏資金問題
植草一秀の『知られざる真実』ブログ

(参考)特捜とマスコミの手の内(雑感ブログ)

(2/6)


私だけが知っている「田中角栄無罪」

 

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コメント
 
01. 2010年12月22日 19:41:31: 9oDyJXSLLo
だれか本当の知識人が、私も1年前までいだいていた小沢氏の「政治と金」幻想の根源となっている立花隆の「田中角栄の研究」を本格的に批判してほしい。この本が大手を振って読まれ、したり顔の知識人や「良識的」な大衆のよりどころとなっている限り、流れは変わらないのではないか。

02. 2010年12月22日 19:51:03: 3glPB7DYWY
立花隆っていう赤豚が、この謀略に大変重要な役回りとして一役買ってるんだね。
で、この赤豚は田中角栄さんを貶めた功績で東大の講師、客員教授にまでなった。
こんなのに教えられているから東大出はアホが多いのかどうか知らないが、まず、ろくなものでなかろう。

03. 2010年12月23日 02:34:05: 10Xsxoj8To

立花隆は、言論界における地位を守るのに必死だ。
 
その過程で、小沢叩きは格好の道具と思ったに違いない。
 
東大仏文出の氏にとって、田中角栄、小沢一郎は眼下の敵と勘違いしたに違いない。
 
しかし、人の品格は、表面的言行や容姿、ましてや学歴などでは測れない。
 
案の定、その後の田中角栄論は色褪せ、小沢一郎批判は間違いだらけが露呈している。
 
一連の小沢一郎に関わる事件への論評を読んでみるがいい。
 
ほとんどが時を待たずに矛盾が暴かれている。
 
未だに立花隆を重用している出版界、言論界は、立花隆の凋落に引き摺られるように堕ちている。
 

04. 2010年12月24日 00:49:05: Pt6sBYysx2
かつて「全共闘」を煽る役割をしていた立花隆、「全共闘」経験者の仙石、「全共闘」の幹部連中は裏でCIAと繋がり、結局暴れ者を演じて時の政権擁護の役割を果たした。今もずっと続いているということ。でももう通用しないだろう。

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